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PCR検査を受けてみて思ったこと。

 少し前に発熱、下痢、倦怠感があり、内科を受信しようと思いました。
ここ数年(2021年現在)の社会情勢的にはCOVID-19の可能性も否定できなかったので、家の近くの内科に電話しました。

 受付の方の対応は言葉遣いも悪くけんもほろろといった感じ。
 しかも、市内の大きな病院を指定され、電話で症状説明をして、一般内科で受信が許可されれば来ても良いとの案内だったのですが、実際に指定された病院に電話してみたところ、電話での判断等はしておらず、対応できないとのこと。
 自治体の窓口に問い合わせようと調べるも、「まずは最寄りの内科医を受信してください」との文言が…

 どうしようかと迷ったものの、普段、片頭痛の治療でお世話になっている病院が、内科もやっていることを思い出し、ダメ元で電話してみました。
すると今度はとても丁寧に案内があり、すぐに対応して頂けました。
 医師、看護師、事務の方、皆さん優しく対応してくださり、ホッとしました。
 隔離のための部屋で、診察、検体採取の後、処方箋を発行して頂き、近くの薬局の薬剤師さんが薬を持参してくださる事になりました。
 何度も行ったことがあり、馴染みの薬局、薬剤師さんだったのですが、今回お会いした時は、目も合わせず、逃げるように立ち去られたのを見て、ちょっと物憂げなきもちになりました。

 幸いPCR検査の結果は陰性でしたが、一連の出来事を体験して、医療者の中でも対応、反応にこれだけの開きがあるという事は、一般社会で正確な判断や、差別をなくす事の難しさを感じました。

 COVID-19の収束、社会のSARS-CoV-2への正しい理解と感染者への差別が無くなることを願わずには居られません。

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