2022年振り返り


僕にとってこの2022年とは、まあまあ有意義であったと思う。

1月 人生で初めて就職した。厳密に言えば2021年の12月だが、年末の一週間だけしか働かなかったので、まあ1月からということでいいだろう。マドンナの「マテリアル・ガール」をやたらと聴いた月だった。

2月 仕事面では、ちゃんとした記事を書き始めたのが2月から。自分の書いた文章が雑誌に載る感覚を初めて味わった。デイビット・ボウイの「ライフ・オン・マーズ」をやたらと聴いた月だった。

3月 上司と同行だが、初めて取材に行った。実際に文字に起こしてみると、あれだけ喋ってもらったのに全然書くことないじゃないか!と思った。3ページの記事を書くのにやたらと時間がかかった。ビル・ウィザーズの「ジャスト・ア・トゥー・オブ・アス」をやたらと聴いた月だった。

4月 「スプリング・コート」のスニーカーを買った。月末に男子6人で富山と岐阜に旅行に言った。白川郷を見に行ったが、あいにくの雨。ブルース・スプリングティーンの「ハングリー・ハート」をやたらと聴いた月だった。

5月 特筆することがない月だった。ゴールデンウイークの一日を、庭で本を読むことに使ったのをなぜか鮮明に覚えている。多分就職して初めての連休で、「俺は休みの日に何をすればいいんだ…」と強く思ったのだろう。会社員という65歳までの地続きの身になってみて、改めて「なんか行動せんとなあ」と思った。

6月 人生初めての合コンに行った。約1年ぶりに同い年の女性と話し、思っていることをうまく話せないようになっていることに気付いた。緊張とかではなく、どこからが「喋りすぎ」で、どこまでが「黙りすぎ」なのかを考える時間が長くなっていた。合コンが終わってから、のちに彼女になる女性とLINEを始めた。リッキー・ネルソンの「ハロー・メリー・ルー」をやたらと聴いた月だった。合コンの待ち合わせ場所に向かう間もそれを聴いていた。

7月 彼女ができた。告白するまでに長い時間がかかった。スピッツの「プール」をやたらと聴いた月だった。

8月 男子8人で箱根に旅行に行った。25歳にもなると旅行につきもののハプニングも少なく、その代りに、旅が終わるにつれて襲う虚しさが大きくなってきた。彼女と初めて旅行に行った。とても楽しかった。

9月 仕事で東京に出張へ行った。東京は9か月ぶりだが2年ぶりくらいに感じた。山手線で高田馬場を通った時、何とも言えない懐かしさがこみ上げてきた。1年しかいなかったわりに、東京生活は僕の中で大事な思い出となっているみたいだ。

10月 彼女に電話で怒られた。原因は僕の雑さだった。無意識にやっていることなのですぐに治るものじゃないが、とにかく行動で示すしかないから、矯正するためにまずは実家で率先して家事などをするようになった。
 
11月 彼女に電話で怒られた。原因は僕がデートの予定を一人で決め、それを報告しなかったからだ。そんなことを言われたのは初めてで、これも無意識だったから、僕は焦った。行動で示すにも時間がかかるし、こんな調子で大丈夫かなあと不安に思った。

12月 彼女が忙しく会う頻度や連絡が減ったが、クリスマスのデートではそれを取り返すくらい楽しんだ。昨日は男子8人でレンタルスペースというマンションの一室を時間で借りるサービスを使い、黒ひげ危機一髪やポーカー、ババ抜きなどをした。夜は梅田の居酒屋で食べた。


2023年はもっと本を読み、文章を書いていこうと思う。

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