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保育園児に「勉強」は必要?RISUきっずを使ってみて

我が家には、4歳の保育園児の男の子がいます。
今年の6月から通い始めて早4ヶ月。
慌ただしいばかりの生活も落ち着いてきた今、考えるのは将来のこと。

とは言っても、小学校受験の予定は無いので、外部の「塾」のような本格的な場所に通わせる予定は無く、家庭での幼児教育で何か無いか探していたころ、 RISU Japan株式会社様から、使用してみませんか?とお声がけを頂きました。

この記事を読んでもしご興味があれば、「一週間お試しキャンペーン」クーポンをご活用頂ければ幸いです。(通常のHPからは申し込みできないそうです)

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なぜ、家庭で幼児教育をしようと思ったか?

保育園は、幼稚園と違って「お勉強」の機会が無いので、学力の差が出てしまう、という話を聞いたことは無いでしょうか。

正直に言います。差、出ます。

将来的には出ないかもしれませんが、小学校入学時にはかなりの差が出ます。
どうしてそれが分かるって、私自身がそうだったからです。

遡れば保育園時代。
保育園裏の墓地に侵入しては、保育士さんに怒られ、偏食ばかりで給食を残しまくり、家に帰れば犬と一緒に軒下に侵入して、のんびり寝ようと思っていた飼い犬に迷惑そうな顔をされた毎日。
ほどほどというより、ほぼ親に放置されて生きてきた私は、字や数字など、知る必要もなく生活していました。

勉強?したことないね。

当然ながら、小学校に上がったとき、字が読めず、書けないのは私1人。

(あ。これ、まずいんじゃない?)

そう自覚して、1年生の私は、初めて「勉強」の必要性をいやというほど身に染みました。

そして、この過去を思い出すたびツッコまずにはいられない。

「いやお前、絵本ぐらい自分で読んどけよ」と。



そんな理由で、将来的には差が出るとは言えないが、スタート時の差は明確にあると考え、保育園児にも勉強をさせたい私にとって、このお声がけは大変うれしいものでした。



RISU算数って?

簡単に言うと、RISU Japan株式会社様から提供されたタブレットを使用し、家庭で「算数」を勉強するタブレット教材です。

小学生以上が対象のRISU算数と、年中後半~年長向けのRISUきっず があり、息子にチャレンジしてもらったのはRISUきっずの方です。

全12ステージで「数の読み方」「足し算・引き算」「時計」等、小学1年前半までの内容を先取り『算数基礎力』を養います。
「思考力を問う良問」も多数出題されるので、『生涯使える様々な能力』も身についていきます。(RISUきっずHPより引用)

お声がけいただいた広報さんに、「うちの子はまだ年少だ」と伝えたところ、
「対象年齢は4歳なので、いかがでしょうか」とご回答があったので、今回、RISUきっずを使用して家庭で幼児教育をしてみよう、と思いきる事が出来ました。


<料金>
今回、PRなので無料で体験しましたが、通常ですと、年額一括29760円(税別)なので、2480円/月。

同じ年中さん向けタブレットの代表教材「すまいるゼミ」が2980円~/月なので、そちらより500円ほど安い費用になっています。




実際どうだったか?

さて、実際使ってみてどうだったかといいますと………


難しかった!!!


レンタル期間中、結局、ステージ2(かずを数えよう②)までしか進めなかったです。

問題の読み上げ機能はあるのですが、問題を理解するとは、また別問題。
高い壁がありました。

ただ、自分だけのタブレットがある!というのは本人のモチベーションに繋がったようで、ワクワクしながら取り組んでいました。

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意外にもするするっと解いてる様子に、『もしやうちの子天才か』と邪な考えが込み上げてくる親心。しかし、2問目にして行き詰まりが。


「ねえ、これ、答え選べないよ?」



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確かに。正解の数字をタップしてるのに反応がない。


「ちょっと貸してね」と声を掛け、ペンを借りて色々試した結果…




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こっちか…!!!

ずっと、図をタップしてたが、小さい⚪︎をタップしなければ回答にならなかった。

問題の読解以前に、タブレットへの親和性が問われた。(親子共々)


ただ、流石ITネイティブ世代だな、と思ったのが、5問過ぎる頃にはタブレットの使い方もマスターし始め、自分で次のステージに進んだりと、操作自体には慣れていきました。



<しかし順調には行かず…>
タブレットの操作性も慣れたし、順調に問題を解いていけたかというと、そうは行きませんでした。
それは、2つの壁が存在していました。

①問題が難しくなってくると、子どもが飽きてくる
②親の時間が確保できない


まず、①問題が難しくなってくると、子どもが飽きてくるについて。

対象年齢が4歳からとはいえ、「年中後半」から、と書かれているだけあって、うちの子には難しいと思える問題が多かったです。

また、本当に紙の問題をタブレットに移行した真面目な作りになっているので、「子どもが楽しんで学習に取り組む」には難しいな、というのが正直な感想です。

勉強要素だけでなく、子どもに「タブレットが楽しい」と思わせる要素が無ければ、子どもが問題に飽きてしまうと、それで終わってしまいます。

また、正解画面も非常に淡白な印象を受けました。

採点と点数表示が同時に出るので、子どもが「正解したぞ!」と達成感をイマイチ持てないようでした。
大きく丸が出る、全問正解すると花丸が出るなど、採点画面での仕掛けがあるだけでも、子供のやる気に直結するので、ここは工夫していただきたいなと思います。

続いて、②親の時間が確保できないについて。
子どもをフルタイムで預けていると、休日はともかく平日に時間を確保するのはなかなか難しかったです。
あくまで我が家の場合ですが、朝は家事をしたいし、夜は寝かしつけまで怒涛の時間です。

1人でできるなら良いのですが、上記の通り、問題自体の理解力は低いので親がつきっきりで居る必要があります。

土日に詰め込むのは、本人の身にならない気がするので、平日も含めて毎日やらせてあげた方が良いとは思うのですが‥‥

時間、取れませんでした。



<解決策>

難易度が上がってきたことにより、子どもがRISUきっずで遊ぶのを避けるようになってしまったので、
問題を解くのを目的にするのでは無く、問題の解き方に慣れるを目的に使わせました。

今までは、「これの答えはいくつ?」と子どもに考えさせてたのを、
「ママが問題解いてみるね。答えだけ押してみて」と言って操作するように。

「1.2.3………26個あったね。
26って書いとくから、答えは息子さんが選んでみてね」


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(実際の様子)


またタブレットなので、息子自身が「やりたい!」と言った時に何度も白紙に戻せるので、どのくらい理解できたのか客観的に見れてよかったです。

本来の使い方と違うのですが、保育園児に勉強させる機会に、「難しいからやらない」では勿体無い、と考えた末の解決策でした。


<結果>
私が「RISUやろっかなー」とタブレットを持ち出すと、興味津々に覗き込むこともありました。(示さないこともあった)

また、問題の解き方も身に付いて、今まで「こんなに多いのは数えられない!」と言っていたのが、
「数えられるかも?」と子ども自身の意識に変化もあり、この方法を試して良かったです。




メリットとデメリット

<メリット>
⚪︎客観的に子どもができないところが分かる
⚪︎先生動画で、正しい問題の解き方が分かる

<デメリット>
⚪︎文字、数字が読めて理解できなければ、問題を解くには難しい
⚪︎遊びが少ないので、子供のモチベーションを維持しにくい

<特に良かった点>

どの教材も良い点、悪い点はあるとは思いますが、RISUきっずで優れているな、と思ったのは先生の動画が問題を解いていくと配信される点です。



子どもに自由に問題を解いてもらった場合

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これだと、①線を引っ張る ②かずを数える を同時進行で行うので、頭の中で混乱して、実際は線を引っ張ってないのに数字だけは進んでいく、という事態が何度も起こりました。

子供の脳内:①② 同時進行 ⇒混乱して正確に数えられない

かずを正確に数えるのって、簡単なようでこの年齢だと難しいんですね。

で、どのように教えて行ったら良いかは先生からの動画で指導してくれます。

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先生が教えてくれた数え方がこちら。

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これだと、①線を引っ張る で、一度ストップできるので、②かずを数える を同時では無く順番に考えられるようになり、混乱を防げるようになりました。

子供の脳内:①→② 順番になる ⇒混乱する前に考える時間がある


難易度が低いうちは、親も教えられますが、高くなるにつれ、算数が苦手な親はうまく教えることが出来なくなります。
(少なくとも、私は算数が大の苦手なので、上手く教える自信はありません)

その場合、先生動画がサポートしてくれるのは、非常にありがたいな、と思いました。





最後に…

保育園児に勉強は必要か?

それは、子供自身の特性や考え方に依るので一概には言えません。
勉強より大切なことはある、という考えにも賛同しますし、保育園児のこの時期だからこそ、遊びの中で身につくものも沢山あるでしょう。

我が家は、私の経験から小学校入学時までには、文字の読み書きや数字を知った方が良いと考え、保育園児の勉強の選択肢としてRISUきっずを試してみました。

結果、今現在は難易度が高すぎてうちの子が使うには早かったです。
ですが、数に興味を持ってくれただけでも「やってよかった」と思えました。


我が家では使いこなせなかったRIISUきっずですが、このような子はすぐに使えるでしょう。

・文章・数字の理解能力を年中以上のレベルで持っている子
・数学検定・受験に備えて本格的に勉強したい子


IT化の波が幼児教育にも浸透したら、将来はタブレットで試験、なんて未来もあるかもしれませんね。
幼児の内からタブレットに触れて、学習できるのは、良い経験でした。

1週間だけでも、無料体験するのは損では無いと思います。


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