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人からの誘いって断るの難しいよね…

今回のマガジンのテーマは、ウチソト文化についてということでしたので、外向型人間と内向型人間について書いていこうと思います。


外向型と内向型とは


まず、外向型人間と内向型人間ってどういう違いがあるかについて


いきなりですが質問です ○か×かで答えてください

①グループよりも一対一の会話を好む

②勢いで行動するより、じっくりと考えてから動き出す

③物静かだ、落ち着いてるといわれる

④外出してから活動した後は、たとえそれが楽しい経験であっても、消耗したと感じる

⑤周りの人に比べ、他人の財産や名声や地位にそれほど興味がないようだ


○が多いほど、内向型の傾向が強いと一般にいわれています。

内向型に関する本を読むと、こんな感じの質問集がついてきて最初に回答する形式になっていて、自分が外向型よりか、内向型よりなのかを確認することができます。興味を持った人は、本を読んで回答してみてください。



さて、外向型と内向型って何って人もいると思うのでざっくり説明すると、

外向型とは、簡単にいうと社交的な人のことで、初対面の人とも難なく話せて、友だちが多く、何事にも積極的な人ってイメージ

一方で内向型とは、外向型の逆で、内気で、コミュニケーションをとるのが苦手で、友だちが少なく、一人で過ごすことが多い人ってイメージ


テーマである、ウチとソトに戻りますと、外国人は「ソト」を重視する、つまり外向型が多く、日本人は逆に「ウチ」を重視し、内向型が多いといえるのではないでしょうか。

外国のことは映画や漫画の世界しか知らないのでよくわかりませんが、学校生活や大規模なパーティのシーンを想像すると、社交的でフランクな人が多い印象があります。

最近は日本でも、「陽キャ」「陰キャ」という言葉が最近よく使われるようになったと思います。外向型と内向型の分け方と概ね同じなのではないでしょうか。


こんなところで、外向型と内向型のイメージを掴んでもらえたでしょうか。

書き忘れてましたが、私は内向型の人間と自負しており、必死に内向型、つまり自分の良さを探したり考えたりした結果が、今回のnoteです。あくまでも内向型人間の自己肯定的な側面が強いことをあらかじめご承知おきください。


外向型が理想とされる世の中

現代は外向型の人が理想、かっこいいとされ時代であることは間違いないです。人脈が広く、しゃべり上手な人はビジネスにおいても、プライベートにおいても成功する機会は多いと思います。

じゃあなぜ、外向型は理想とされているのか。

学生生活までは、家族や同世代の友人等、何らかの共通点やつながりがある人たちとの関わりが中心です。しかし、社会にでると、人間関係は広がり、年代や背景が異なる人たちとも関わりを持つことになります。そのような中で、周りから認められる、魅力的な人と思われるためのスキルとして、社交性というものが存在していると思います。つまり、社交性が高い外向型は魅了的ということです。そして、社交性や魅力度を高めるためのものとして、外見を整えることや話し方を鍛えること、人の動かし方や人から好かれるための方法論等も人気なわけです。


私自身、社交性の低さに悩み、就活のため(やモテるため)に社交性を鍛えようとしていた時期はあります。雑談の仕方とかコミュニケーションの取り方的な本を読んだり動画をみたりしました。

でも、それって本当に直さなきゃいけないことなの?と考えるきっかけを与えてくれたのが、上記で紹介した本たちです。


内向型はほどほどの刺激で満足できる

たしかに、社交性は社会において求められている素質であるので、持っていて損はないものです。しかし、それは頑張って獲得するものなのか、無理をして行動して果たして幸せといえるのかと考えたときに、別の道を探そうと思うようになりました。


本をよんでわかったことは、外向型とは、自分の外側に魅力を感じるものだそうです。だから、他の人々と積極的に関わろうとするし、未知のものや初対面の相手のいる環境にも飛び込んでいきます。だから休日は家でじっとせず外に出たいといった感じなんでしょうね。

一方で内向型は、自分の内側に心惹かれる人たちです。自己の思考や感情に興味を持ち、新しいものに飛び込む前にその活動の意味や目的を考えがち。また、内向型の特徴として、刺激が強すぎない環境を好むほどほどの刺激で満足できるというものがあります。そのため、漫画や映画などに感動しやすいですが、初対面がたくさん集まるようなイベントは刺激が強すぎるといったような感じです。だからこそ、一人の活動でも充分満足できるし、逆に人が多すぎるような環境は疲れてしまいます。


大切なのは、自分がどう感じているか

現代は内向型にとっては生きずらい世の中のように感じます。

例えば、小学校の昼休みに、友だちたちと外で遊んでいる子と、教室で一人で読書をしている子がいるとします。

外で遊んでいる子を心配する先生はいないでしょうが、読書をする子を心配する先生はいると思います。

これは極端な例かもしれませんが、これに近い考え方が主流であり当たり前なのが今の世の中だと思います。


勘違いしないでほしいのは、私は内向型だからといって、誰にも頼らず一人で生きていくと宣言しているのでは決してありません(何か親とかに読まれたら心配されそうなので)

内向型にも友だちや恋人との関係は必要なはずです。内向型だからといって、すべての活動において内向型といわけではありません。私は自分が好きなサッカーにおいては、見知らぬ人が集まるイベントや試合に行くなど、外向型ともとれるような行動をたくさんしてきています。

内向型と外向型とわけて説明をしてきましたが、分けること自体に意味はありません。強度の差はあるにしろ、みな誰もが内向型の要素と外向型の要素を持ち合わせています。だからこそきっと大事なのは、自分がどう感じるかだと思います。私は自分がやりたいと思うことは積極的にやりますし、逆にやりたくないことはあまりやりません。

当たり前のように聞かれるかもしれませんが、このやるか、やらないかの判断軸を周りにあわせてしまい、苦労している人はたくさんいると思います。外向型は基本人を巻き込みたい性格なので巻き込もうとしますが、内向型は自分一人でやりたいことがあるときや、体力を消耗しているときがあるはずです。外向型が主流だからこそうまれている、誘われたら全部行くみたいなマインドは自分には合わないです。かといって、誘われても全部断るってのもちょっと違う気がするので、このへんは難しいところですね(苦笑)

外向型と内向型という性格があることがもっと認知されれば、もっとお互いが生きやすい世の中になるはずなのになとは思います。


内向型流、人と仲良くなる方法

おまけとして、内向型の仲良くなる方法(私の経験談)を紹介します。方法はシンプルです。

・一対一で話す

・共通の話題を見つける

これにつきますね。逆にこれさえ整えば無限に話すことができるのが、内向型の良さなのではないでしょうか。あとは、小手先のテクニックですけど、会話の主導権を握るのが大事だなと最近感じます。自分が苦手な話題にならないように会話をふるといった感じです。私は会社で苦手な社員さんと廊下であったときは、雪凄いですねって話をして乗り切っているつもりです。乗り切れているかは知りませんが。


まとめ

外向型が主流の時代ではありますが、私は性格を無理に変えてまで何かを手に入れようとは思ってないので、今は自分が満足できる程度に活動していきたいと思っています。内向型はほどほどで満足できるのでコスパがいいと思いますし、一人の時間のおかげで世の中にある素晴らしいエンタメ・スポーツ・本などに出会うこともできております。

今回はこのへんで終わりにしようと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

では、何卒。


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