受け容れる勇気

私は、仕事柄いろいろな方から相談をお受けします。

若い看護師の方からは
「経験不足の私は患者様に
　満足して頂ける看護が出来ているでしょうか？」

ビジネスパーソンの方からは
「職場の上司と上手くコミュニケーションが
　取れず、仕事の成績も上がりません」

主婦の方からは
「子育てに自信がありません。
　どうしたら良いですか？」

私に個別の事情は分かりませんが、
こんな悩みを持つ方々に共通するものを感じます。

それは、実際には存在しない「あるべき」と
ご自分の現在のギャップに悩んでおられること、
ご自分の過去に何かしらの後悔をされていることです。

私は、そんな皆さんにお伝えするのは
「勇気を持ちましょう」です。

その「勇気」はアドラーが言う
「不完全であることを受け入れる勇気」です。

１００点を目指すのをやめませんか？

過去を後悔している人に未来が見えませんが、
未来を見ている人は過去に拘りません。

ワクワクする未来を見てみませんか？

不完全である自分を受け入れて初めて、
周りの人との関わりにも余裕が生まれて来ます。

ワクワクする未来が見えた時に、今が輝いてきます。

先輩のベテラン看護師だって、
未だに満足のいく看護はきっと出来ていません。

職場の上司だって、
毎日ハラハラドキドキの悩みだらけの毎日です。

カリスマママや姑、小姑だって
万全な子育てなんて出来ていません。

エジソンにこんな言葉があります。

「完全に満足しきった人がいたら、それは落伍者である」

Do you love you?