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【毎日更新4】映画鑑賞は危険と隣り合わせ

人よりも良く映画を見る方だと思う。

しかも、出来るだけ映画館で。
たまに「何で映画館で観るのぉー?ちょっと待てばサブスクで観れるじゃーん」と言う人がいるが、それを言われた瞬間「確かにそうだよね」と相槌を打ちながら、スッと心の扉を閉める。中から2個鍵も閉める。

でも、映画館で映画を鑑賞するうえで、一つだけ問題がある。「お尻」だ。

私は、生まれつき身体が貧相で、特にお尻にお肉が全くない。
その為、決まって映画が2時間を過ぎるとお尻が悲鳴を上げちゃおっかなと少しずつ主張を始める。

終盤の大事な大事なシーンが流れる中、「終わって立ちあがろうとした時、すでにとうの昔に感覚を失った私のお尻はどうなってしまっているのだろう」と不安になる。

先日も、クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」を観た。180分だった。

ラストの主人公が「絶望」と「後悔」に苛まれる、圧巻のシーンでも意識はちょっとだけお尻。

「こんなに素晴らしい作品を作ってくれてありがとうございます」という気持ち8、お尻2。

ノーラン監督ごめんなさい。

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