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もっと、リスペクトしてみたら

2ヶ月とちょっと、たっぷりしっかりお休みをしました。

心身ともに絶好調で駆け抜けた6月、最終週出張から戻った夜に体調を崩してしまい。
2週間ほどでなんとなく身体の調子は戻ったものの心が全然追いつかず、思い切って7月はとことん休むって決めました。

正直最後の方はすっかり元気になっていたけど、宣言通り丸々1ヶ月、最後まできっちり自分をどこまでも甘やかす時間を過ごしました。

そのまま8月、年度はじめの計画通り、1週間半のリフレッシュ休暇で欧州へ。
歴史を感じさせる洗練された街並み、ファッショナブルな道ゆく人々、思わずため息も出てしまう美食…一瞬たりとも無駄にしまいと五感をフル活用しながら味わい尽くし、日常に戻ってきました。

そんな前置きもあってか、日本時間の真夜中?にこちらに届く仕事のメールが以前よりも気になってしまうこの頃です。

海外で働き始まってもうすぐ丸3年。リスペクトという概念がしっかりと根付いた今の職場・生活環境がとても心地良いという話です。

日本で自己愛というとナルシストのニュアンスになってしまうイメージがありますが、私の周りでは、自分自身を愛し、家族や身近な人を愛するということが、人間の根源であり本質であると思わせてくれるほどに当たり前。

私はその感覚をリスペクト、尊重や敬意、と置き換えてみたことでとてもしっくりきました。

上司部下国籍関係なく本人とその家族一人一人に敬意を持ち、それぞれの考え方や生活を尊重し、各々が自分自身の気持ちや生き方を尊重しています。(求められる相応の成果を出すという共通認識のもと。)

自分のこと好きな人って日本だとちょっと悪い意味で取られがちだけど、ありのままの自分を〝リスペクトする〟って良いなと。なんだか少し以前よりも毎日が心地よく、自信が持てるようにもなりました。

個人的に「良好な人間関係のためには、まずは相手のことを好きになろう」、「自信を持つには自分を愛そう」みたいなものに抵抗感があったのですが、「リスペクトしよう」に置き換えてみると急に納得感があり、今では日々大事にしている事の一つになっています。

考え方の違う人のことも、一つの大事なアイデアとして尊重できるようになりました。

日本で働いていた時はみんなが忙しくて、自分自身や家族との時間を犠牲にしてまで〝何か〟のためにがむしゃらに働いていた人で溢れていたように思います。

当時私も自分自身へのリスペクトの念なんて全くなく自己肯定感は下がるばかりだし、忙殺されて幸せそうに見えない上司に対しても当然リスペクトなんてなく。お互い周りの人へのリスペクトも無いからお休み取ってる人見ると表には出さないけどなんとなくネガティブな気持ちになったりして。
犠牲に犠牲を重ねる働き方のイメージ。

働き方や生き方が急速に多様化した数年だったとも思うので、日本の働く環境もきっともっと柔軟になっているのかなと期待もしつつ。

組織で働くってやっぱり思い通りにいかないこともたくさんあるから。いつか自分が心から大切にしていることを追求できるような、自分の会社をもてたらいいなという夢もちょっとずつ大きくなってきました。

自分自身をリスペクトするってすごく良いこと。いろんなことがいい方向に向かっていく根源になりそうな考え方!
そんな大切なことに気付けた内省期間でした🌱

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