【おふとんな日々Vol.44】過去の『やりたかった』を満たす〜後編〜
こんばんは!
毎週水曜日、fumiさんと旬香の交換日記『おふとんな日々』第44回です。
いよいよ冬の寒さが到来しましたね。
もこもこのパジャマやエアコン、加湿器の出番です。
在宅勤務の電気代と乾燥が怖いので、湿度で体感温度を上げていきたい。
最近の個人的ニュースは、元ハロー!プロジェクトの「アンジュルム」だった笠原桃奈ちゃんが出ていることをきっかけに、初めてのサバイバル番組の投票をしたこと。
少しでも背中を押したい気持ちと、人生を左右する1票の重み。貴重な経験でした。
さてさて、前回からのテーマは「過去の『やりたかった』を満たす」です。
fumiさんからは、漫画、おしゃれ、回転寿司、鍋を囲むなど色々な憧れが出てきていました。事柄は違いますが、指摘されたりイライラされたりしないことの価値は同じだなぁと共感でいっぱいでした。
ということで、わたしの「やりたかった」も紹介していきます。
『やりたかった』を成仏したい!
私の場合は、実家の決まりや家族構成からできなかったことが多かったように思います。
fumiさんと比べると、特定の事柄というよりはもう少し漠然としたことが多いことに気がつきました。
・ゲーム・漫画・アニメ
前回のぞき見ライフスタイルでも書きましたが、大人になってから・ゲーム・漫画・アニメを存分に楽しんでいます。
実家には「ゲーム・漫画・アニメは禁止」というルールがありました。
ゲーム機は買ってもらえず、漫画は父の部屋にある「ドカベン」「ゴルゴ13」と成人向け漫画雑誌だけ。テレビはNHKだけでした。
fumiさんと同じように小学生の欲はどうにもできず…。
「たまごっち」「あつまれどうぶつの森」は憧れの象徴でした。
友だちのゲーム機を必死にのぞき込んだり、書店で「ちゃお」「リボン」を買ってその場で読み切ったり。
持って帰ると買ったことがバレてしまうので、漫画は友達にあげて帰っていました。漫画を読むのがものすごく早いのは当時の名残です。
テレビがNHKばかりだったので、9.11アメリカ同時多発テロや大震災など四六時中ニュースが流れる事件があると1日中暗い気持ちになりました。
大学で一人暮らしを始めてその反動が大放出。
ゲーム機に疎かったのでスマホゲームをやり込みまくりました。
就職してからは子どもと話すことが多いので、子どもたちにたくさん教えてもらって成長しました。
最近は「原神」を始めてのめり込んでいます。
夫と結婚してからは家にテレビがあるのでAmazonプライムでアニメをたくさん見るようになりました。
子どもの頃は、友達と共通の話題を持てないことがひたすらに寂しかった記憶があります。
子どもにとっての共通の話題ってものすごく大事。
大人だって仕事や趣味、考え方など何か共通のものがあるから仲良くなったり仲が深まることが多いですよね。
それに加えて、コンテンツには元気を出してくれる効果もあります。
どうしても落ち込みそうなときや元気を出したい朝に、大好きなアニメやゲームのおかげで明るい気持ちでいられるのもうれしいところです。
・ひとりになる時間
特定の事柄ではないんですが、子どもの頃は「ひとりになる時間」がまったくと言っていいほどありませんでした。
母は専業主婦だったので、まず母と常に一緒。
その上、6歳と8歳離れた妹と弟がいるので常に誰かと一緒にいる状態でした。
母は、私がひとりになったり部屋に籠ることをものすごく嫌いでした。
数分でも母の目に入らないところにいると激怒。見えるところに行くまで金切り声で呼び続ける日々でした。
そんなわけで「ひとりの時間」はわたしが欲しかったものナンバーワンでした。
色々な診断をするとほぼ必ず「ひとりの時間が必要なタイプ」と出るのに、18年間ずっとひとり時間がなかったんです。
一人暮らしは本当に快適な時間でした。
でもちょっと寂しくもあって。
夫と暮らし始めて「寂しくないけどひとり時間を満喫する」というベストな状態を手に入れた気がします。
そこから4年近く、子どもの頃欲しかったひとり時間を満喫中です。
・没頭する時間
ひとり時間に加えて「没頭」も叶わなかったことでした。
そもそもひとりになれなかった上、母は「自分と同じことをしてほしい」人だったので何かに夢中になるのも難しかったんです。
「母は家事をしていて、わたしが絵を描いている」なんて絶対にダメでした。
母が寝た後に勉強をしていたので、没頭できて楽しかったほど。
母が早寝な人だったのが救いでした笑
そんな感じだったので、好きなことを好きなだけできる時間が何より幸せな時間です。
仕事はもちろん、ゲームや最近始めたデジタルイラストも。
それ自体はもちろん好きですが「誰にも邪魔されない」のが大事です。
・自分で予定を決めること
ここまででもうお分かりでしょう笑
「自分で予定を決める」のも、子どもの頃にやりたかったことでした。
母はもちろんですが、父も「出かけるぞ」と全部勝手に決めてわたしを連れ出す人でした。旅行でも少しでも予定が崩れると不機嫌。
子どもの私がが「ここに行きたい」「これがしたい」なんていう余地はありませんでした。
自分で予定を決められるって大人の醍醐味ですよね。
ひとりの休日に「今日は散歩」「今日は家から出ない」「今日はスタバのクリームブリュレラテを飲みに行こう」と気ままに暮らすのが幸せです。
・ファッションは?
fumiさんと同じく我が家も、ファッションに半笑いで「なにそれ?」「変やで」と指摘が入る家でした。
ところが、fumiさんと違いわたしはファッションには疎いまま。個人の好みもあるんですかね。
でも美容はしっかり反動が出て、髪を染めたりネイルをしたり楽しんでいます。
母には会うたび「臭い」と言われていましたが、最近は諦めたのか言われなくなりました。
においが気になるようなので、家に上がらなくなったのもあるのかも?
だからこそ、ありがたみが分かる
満たされなかった過去があるからこそ、満たされるありがたみがしっかり分かります。
fumiさんの書かれていた「20代は子ども時代の自分を救い出す時間でした」まさにわたしもそんな20代でした。
今も休日にゲーム、お絵描き、読書に没頭して、自分の行きたい場所に行く。日々満たされている実感があります。
夫と結婚した当初に子どもを作ることについて聞かれた時、1番に浮かんだのが「自分だけの自由時間がなくなるのが怖い」でした。
目一杯満たし始めて4年近く経ち、少しずつ薄れきてきたその感覚。
4歳児くらいには手がかからなくなってきた感じがします。
子どもを育てるみたいに優しく育んでいきたい。
満たされなかったことは変えられない事実。事実は変えられなくても自分の手で満たしていけるのも、うれしいことです。
fumiさんはfumiさんの。私は私の。
それぞれの方法で満たした先に、新しい望みや生きやすさが見えてくるのだと思います。
さて、次回はfumiさんののぞき見ライフスタイル。
このnoteを始めたのが1月だったので、本格的な冬の暮らしをのぞくのは初めて。
どんな話題が出てくるのか、楽しみです。
では、次回も楽しみにしています!
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