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SHElikesで掴みたい糸口。

大好きな仕事との距離

新卒から今まで、一つの仕事を続けてきた。
大好きでどうしてもやりたい仕事だった。
今も嫌いになった訳じゃない。でも距離が変わってきた。

慣れに負けやすくて、経験に甘えてしまう自分に気がついてしまった。
今の仕事は、自分は変わらず同じことを続けているつもりでも、一年同じ場所にいると立ち位置が変わって成果が出たように見える。
「前からいる人」という称号は大きい。一番新しい人よりも、認められる度合いが上がる。
若い頃はそれを自分の力だと信じていた。でも、そうじゃないことに気がついてしまった。
悲しいけれど、私は時間が過ぎればどうにかなると分かっていることに、がむしゃらに取り組める性格をしてない。
自分が動いたことで小さくても変化が見えるのが好き。

信頼を得るのって怖い

相談を受ける仕事をしている。
他人の求めていることを汲むのは得意だ。そうすると信じてもらえる。信じてもらえるから届く言葉もある。提案をしながら、その人自身のことを一緒にひも解くことができる。
嬉しいけれど、同時にとても危険なことだと感じるようになった。
立場や関係性を利用して、相手の依存を引き出している気がしてしまうからだ。ほとんどの場合、相手は自分よりも年下だったり、困っていたり、自信がなかったりする。
本来なら、その人はその人のタイミングで、出会うべき考えに出会うのかもしれない。私の仕事はその繋がりを作る仕事だ。誰かの信頼する人に、立場を使ってはじめから意識してなるって怖いことだ。

気持ちは残ってる

だけど、誰かの役に立ったりそっと必要なものを差し伸べたりできる人でいたい気持ちはなくなってない。だから、書くことで、その人のタイミングで目に留まるものを作れたらと思うようになった。

転職市場が優しくなくても

でも、今まで福祉一筋だった田舎在住の既婚アラサーに転職市場は優しくないらしい。

そう理解して、大学から福祉一筋でそれ以外やってこなかった自分に引け目を感じた。SHEで目にするライター関係の人は皆なにかしらの業界経験があるんじゃないかと思えて(実際は分からない)、今更業界経験を積むか、未経験のままでダメダメかの二択に思えた。
しかも立場は一応公務員。公務員だけど安泰な立場じゃない。経験を積むために、副業をしたくても制限がある。八方ふさがりな気がした。

SHEのなかを漂う

SHEに入会してから、気になる講座や、SHEのイベントアーカイブ、コーチング、SHEメイトさんのnoteで気になったものをチェックする習慣ができた。
コミュ力がなくて、日によっての調子もあって、勇気がない。
1月に入会したのに、GWにやっと初回コーチングを終えたバリバリじゃないSHEメイトな私。
なにか糸口になるものを求めて、ふわふわ漂ってる。

軸を変えたらできるかも

ゴールデンウィークの夜中。ふっと思った。
私が憧れている人たちは自分のキャリアを軸に新しいことに挑戦してる。
それなら、私が今まで築いてきた福祉の知見を軸にしてみたらどうにかなるのかも。ライティングを軸にできなかったことを悔やむんじゃなくて、今あるものを軸に新しいものとして挑戦したら何かが違うのかもしれない。

具体的な道筋は全然見えてないけど、軸に置くものを変えただけで気持ちが変わる気がした。

SHEを通じて触れ続けたものの何がこう思わせてくれたか、きっかけをひとつにしぼることはできない気がする。本もたくさん読んだし、SNSもある。
積極的にコミュニティに参加する勇気も体力もなくて、ただその周りを漂ってるだけ。それでも確実に刺激を受けて、影響されてる。こうやって影響を受けて、少しずつ気づきがあって、糸口が見つかっていくのかもしれないと期待している私がいる。

私だけのパラレルキャリア

今の仕事との距離が変わったのも、きっと何かの成長。飽き性で気分屋で頭の中が忙しい私は、ずっと一か所に留まることがたぶんできない。だったら、その器用貧乏さをなにかに変えたい。私だけのパラレルキャリアを目指したい。コミュニティやイベントに少しずつ参加してみたい。スキルを磨いて、「こんなことしてみました」を増やして、別の転職エージェントとも連絡とってみよう。ちっちゃな芽でも出るかもしれないし。

SHEで、毎日の生活で、私なりの道を探す旅は長くなりそう。

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