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Vtuber最協決定戦S3のカスタムを見て思う、渋谷ハルの手腕と各チームの成長

なぜか見ちゃうVtuber最協決定戦

Vtuber最協決定戦S3のカスタムが始まりました。CRCupも見てはいるんですけど、カスタムまでしっかりみたくなるのはV最協。そして記事にしたくなるのもV最協。いままでのV最協やApexに関する記事は以下の通り。

S1のかなちーくずとの出会い

S2のe-スポーツの課題と渋谷ハルのすごさ

Apexの性質についての記事と渋ハルの対応

渋谷ハルの手腕

何よりも彼は大会を開催する上での意味を非常に大切にしていると感じる。毎回振り返り配信を行ったり、改善策をリスナーと練ったり、本当にマメである。何よりも本人が「にじvsホロとか、箱同士の戦いが見たい」という理由から始まったV最協。そして舞台はApexとなり、様々なルールを決めてきた。そして今回彼がこの大会をきちんとエンジョイ大会として楽しめるようにした今までの2大会にはないルールの追加として大きいのが

・最低ポイントの設定
・ランドマークくじ引き

この2点である。

渋ハルの思い

渋ハルはずっと「横並びで」と言い続けている。均衡したチームが粘り強く戦うことを望んでいる。その意味は何かというと、彼がVtuberでありながらVtuberリスナーであるというのも踏まえたうえで、Vtuberたちとリスナーたちの両方が楽しめる場を提供したいということ。
Vtuberたちからしたら、強い人と接敵してボコボコにされては面白くないし、だからと言ってプロゲーマと違ってほかの配信もする中で練習を長時間重ねるのも難しい。さらにその状況はそのファンにも影響する。自分の推しが初動で全滅し、あとは他チームの観戦画面を見たり、全滅しなかったとしてもハイドでコツコツ仲間が順位を上げる様子を見ても、面白くないだろうし、にじpexのときにも上がっていた、練習配信を長時間見る方も辛い。
カスタム練習では渋ハルは「2日目にすでに助っ人が入ってるとしても、全チーム参加できてるってすごいな。せっかく休みやすいようにしてるのに。」と言っていた。カスタムに「ランドマーク争奪戦」という意味合いがない今、カスタムの必要性は下がっているので、休みやすくはなっている。
きちんと毎回振り返っては改善して、大会をよりよくしようという彼の努力は、本当にすごいものだと思う。

いろんな大会があったから、成長できたこと――勇気ちひろ(幼女戦姫)

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私がApexの大会を見るようになったのは、勇気ちひろの配信を見ていて、くろのわちーを結成したときからという話はすでに別記事でしてある。くろのわちーからかなちーくずへ、あの部活動にも似た何かが、私をe-スポーツというものがスポーツであると確信させたものだが、またもや似た何かを感じてしまった。
今回は大会初参加の天使うとがリーダー兼オーダーレイスという形で、勇気ちひろがブラハ、森中花咲がコースティックという構成をとっている。勇気ちひろはレイスがかわいくて好きという理由でレイスを一貫して使い続け、V最協S1からオーダーレイスという形で参加してきた。

オーダーという重役

オーダーとは、どう戦い抜くかという司令塔であり、チームの戦況を左右する役割である。当然悩むし、プレッシャーがかかる。さらに配信者の場合、コメントからの圧もあり、精神的に相当負担がかかる。勇気ちひろはV最協S1からずっとその精神的な面で辛い思いをしてきた。そんな時に支えになっていたのは、師匠やコーチ、そして仲間からの声だった。
そして今回、幼女戦姫では天使うとがオーダーを出す。しかし、仲間はにじさんじのかざちーであることや、今までオーダーレイスをやってきた勇気ちひろがいること、そして初めての大会参加であることから、悩んだりオーダーを口にできなかったりする場面が多く、その結果、判断が遅れてしまって負けてしまっていた。当時の勇気ちひろまんまである。仲間はクロノワであることや、今までFPSが上手くオーダーを出してきた叶がいること、そしてRAGEが初めての大会参加であること。重なる部分はたくさんあり、勇気ちひろは今まで周りからかけてくれた言葉を、天使うとにかけることができるだろう。

「なにをしたいか、言って」はかなちーくず時代の二人から言われてきたことだろうし、「大丈夫」はなんもしてねぇ時代の二人から言われてきたことだろうし、勇気ちひろの成長が見られ、さらに天使うとの成長もこれからみられる面白いチームだと思う。

一応、かざちゃんにも触れておく

最後に一応負けヒロインと言われてても、割と自分的には好きなので触れておくが、森中花咲も実はめちゃくちゃ努力家で、彼女の一つの夢に「勇気ちひろと一緒にApexをやる」というのがあり、さらに「足手まといになって言われるのは嫌だからソロダイヤとらねば」という思いで、ダイヤ耐久配信を行い、ダイヤに上がった瞬間に、勇気ちひろに連絡を取るほどだった。

今回メインで追ってるチームはあの伝説

で、実は今回メインで追っているのはいつもの勇気ちひろではなく、

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あの伝説。まず個人的に黛灰。私が唯一男性ライバーでチャンネル登録をしているライバーである。実はそもそもにじさんじにどっぷりはまるきっかけはぶるーずだった。ぶるーずてぇてぇ
そしてASMR好きの私としては、ラトナ・プティも外せない。なんもしてねぇで勇気ちひろとチームを組んでいたことや、同郷である(栃木県出身)こと、そしてOW勢ということでさらにこのチームに興味が出てきた。
さらに一ノ瀬うるは。初めて知ったのはRAGEのくろのわちーを溶岩溝の小屋でボコボコにし、ある意味成長の起点を作ってくれたチームVtuber、渋谷ハル・白雪レイド・一ノ瀬うるは、このときだった。切り抜きを見ていくうちに、自分に正直で人に正直で、声も見た目も性格も、とっても魅力的だったために引き込まれた。見た目もあとから「塩対応の佐藤さんは俺にだけ甘い」のイラスト絵師と同じだったこともわかり、なるほどなとなった。
のせぷて+まゆゆという異色の3人で、さらに一ノ瀬うるはと黛灰の絡みもどうなるかと興味があり、このチームを追っている。

俺がクリプト本人だ

黛灰はホワイトハッカーであり、そういう意味も込めてなのか、ピックキャラは昔からクリプトだ。おや?なんだこの動画は……

ちなみに、ここでもピックはクリプトである。にじさんじでクリプトと言えば、黛灰か、3万円の斧を捨てられたイブラヒムのイメージで、イブラヒムは渋谷ハルに散々叩き込まれ、あとの大会では渋谷ハルに「クリプト教えなきゃよかった」と言わせるまでに練度が上がっている。

V最協S2のなんもしてねぇの時も、ラトナ・プティのウルトと合わせて、イブラヒムのEMPがぶっささり、勇気ちひろの攻撃の起点となり、チャンピオンを取るシーンもあった。

そんな中で、普段Apexを配信上でもたまにしかせず、大会出場もほぼない黛灰が、ホワイトハッカーだからクリプトという乱暴に言えばキャラ付けでピックしたキャラを使いこなせるのかという話である。
しかし、そんなのは杞憂だった。そう、黛灰がクリプト本人だったのだ。

黛灰は「動画見たりして勉強した」と言っており、クリプトを大会で使う上で、しっかりと知識を蓄えていた。さらに後に「クリプトはApexらしいキャラ。相手をみて相手の状況がわかるとか、ビーコン(安地)を見るとか。」とも言っていて、ただクリプトを使っているわけではないこともわかり、さらに熱くなった。

まだカスタムなのに……

いつもは本番が終わってからnote書くのに、今回はカスタムで既に書きたいことが多くて、早めに書いてしまった。さらに動画の切り抜きの貼り付けも多くて、申し訳ない。ただ、それだけ自分も興奮しているし、楽しみである。いろんなチームが成長して本番を迎えることを祈っている。

P.S.もう疲れてしまい、私自身はランクをやるのをやめました。そんな弱い自分がいながら、こういうのを見ると、自分の不甲斐なさを感じる。

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