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雪城眞尋 ――一緒に登校する幼馴染感

ぱっとしない大学生?

デビュー当時のまひまひ

最初に僕が抱いた雪城眞尋のイメージがこれである。鈴原るると同時にデビューし、鈴原るるが圧倒的な魔界村力を発揮する中で、あまりぱっとしなかった。当時そこまでにじさんじを追っていたわけではないのでそう感じたのかもしれないが、実際今年になるまで自分がこうなるとは思わなかった。

推しと絡むまひまひ

そんな中で、黛灰と夕陽リリ、山神カルタとコラボすることもあり、だんだんと認識を広げていく中で、Apexボクシング部通称ABCVTuber最協決定戦S2に出たことで、よりまひまひのことを知ることが増えた。その後も山神とのゆきやまオフコラボがそれに嫉妬した星川とのゆきぼしオフコラボなどなど……。さらにVTuber最協決定戦に引き続き参戦したことも、自分の印象に残る要因の一つになった。

5周年の新衣装

さらに5周年新衣装で(それ以前にも軍服風があったが)サイドテールにドレスとイメージがガラッと変わった。

やはりASMR

そんな中でチャンネル登録をした理由は、ASMR。

VtuberがやるASMRは正直、ピンからキリまであり、睡眠に適しているかどうかという点でも、わたしは物凄く厳しく見ている。しかし、雪城眞尋のASMRは良い。とても良い。知らなかったが、デビューしてすぐにもやっていたみたいだが、当時は自分もにじさんじにASMRにもここまでお熱だったわけじゃないので知らなかった。そこから、彼女の配信を見るようになっていく。2022年2月時点のVtuber一言記事で「最近」と言っていることから、本当にチャンネル登録は今年に入ってすぐになる。

興味の一致

そんなASMRやラブライバーである点、オタクである点なども自分の興味と一致しており、歌ってみた動画なども含めて割と見たいものがあった。さらに料理も得意で画像をよく上げており、料理が好きな自分としてはこういう点もより雪城眞尋に興味を持つ一つの要因となったと思う。他にも「音ゲー」「ソシャゲ」のガチ勢でもあるのが親近感が湧くのかもしれない。

朝活のはじまり

そして2022年5月3日。いよいよ私の心をぐっとつかむ配信が始まる。

朝6:30~平日にほぼ毎日のように配信されるある意味雑談枠と言っても過言ではない朝活配信である。
私が見始めたのは#10の5/13が最初に見た配信だが、そこから毎日欠かさず朝活を聞いている。今年度より職場が変わり、ちょうど出勤時間と配信時間が重なっているため、この配信を聞きながら出勤するのが習慣となったのだ。

幼馴染感

アニメじゃあるまいし、幼馴染の異性と一緒に登校なんてしたことない。しかし、今この朝活にそれを見出している。いや待ってくれ。気持ち悪いとかいい歳して何を言っているんだとかはちょっと待ってくれ。ここで重要なのは、「彼女」ではないとうことである。
雪城眞尋のファンの呼称は「まひとも」だが、非公式Wikiにもその後に取り消し線で消されている通り、雪城眞尋は俺たちのことを「おまえら」と呼ぶ。これが幼馴染感を強くしている一つだと思う。

さらに言えば、さっきも言った通り「興味の一致」もあり、いわゆる気が合う友達と話しているみたいな、そういう雰囲気を感じるのである。オタサーの姫や女オタオタとはまた違う、より友達感。これが朝にはちょうどいい

朝活の特殊性

本人も言っていたが、雪城眞尋の朝活はほかのVtuberがやっている朝活とは少し違う。すがすがしい朝を優しく起こしてくれて、今日も頑張って、いってらっしゃい。そういう感じじゃない。ただの雑談配信に近い。でもなにか朝食を食べていたり、「おはよ~」と「いってらっしゃい」と言ってくれたり、明らかに朝。これがどこか彼女感ではなく幼馴染感を醸し出している。でも、雪城眞尋の声のおかげか、そのビジュアルのおかげかはわからないがこれが朝に効くのだ。正直に言って、通勤が楽しくなったし、通勤中に眠気を感じることも無くなった。たまに朝活が休みになると、途端に通勤中に何を聞けばいいか困ってしまう。それほどに雪城眞尋の朝活は今ではないと物足りない習慣にまでなってしまっている。

朝活で生まれるエピソード

そして、そんな長い間朝活をやっていればたくさんのエピソードが生まれる。たとえば、#ゆっくり寝ろまひまひ がトレンド入りした、#40大寝坊事件である。

#起きろまひまひ じゃないあたりが、朝活をここまで続けてきてくれたまひとものまひまひへの労わりなのだろう。しかし時が過ぎれば牙をむく。この噛み合いがおもしろいのだ。

その禊としてバイオハザードRE:3の実況をした。ホラーが苦手とのことだか、圧倒的FPSセンスで乗り越えるあたりまひまひである。

そして架空彼氏とその架空彼氏をNTRうとする架空女にキレた後にひどく落ち込むまひまひ。自然な舌打ちである。

「泣いちゃった」も口癖。「はにゃ?」「ってコト!?」も良く使うが、何と言えてもASMRでしか聞けない「お前のママではない」も必聴である。

心境の変化

そんな風に幼馴染感を感じながら、一緒に登校する感を感じながら過ごしていたところ、まさに今日突然、なんのきっかけもなく心境の変化が現れた。

「あれ?まひまひかわいくない?あれ?え? ……好きかも。」

こうして幼馴染に対する片想いが始まるのである


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