生成系AI(ジェネレーティブAI)は仕事にどう活用できるのか? #中間報告書
🎈実験の目的と背景
本業でSEとデザイナーをしていますが、自分が作った文章や画像に納得がいかないことが多々あり、生成系AIを使って「いつもの自分」の殻を破り、新しいものを作りたいと思ったのがきっかけです。
自分一人でいろいろと試すのはかなりの時間がかかりますが、一緒に活動する仲間と情報をシェアしたり、より良いプロンプトの作り方を学んでいきたいと考えてこの実験に参加しました。
🎈検証してみたいと思っていたこと
実験計画書では
テキスト・画像制作・プレゼン・動画・・・全部に興味があるため、まずはいろいろと使って試してみたいです。
使い勝手や生成できたものを確認して、仕事に生かしていけるかを研究します。
目標としては、大きく2つ。
①これから副業でやる予定のクラファンで文章や画像生成に使えるか試してみる。
②副業でやっているECサイトの商品説明や商品画像に使えるか試してみる。
上記でスライドや動画もできれば試してみたいと思っていました。
🎈研究活動の概要
まず画像生成ではStable Diffusion(Sea Art)とMidjouneyにチャレンジし、プロンプトを作成して様々な画像生成を試しました。
次に、スライド(プレゼン)作成についてチャレンジしました。
🎈中間報告時点での気づき
実際に手を動かしてみて、下準備や環境構築が大変だったりと使い勝手がわかってきた気がします。
また、ChatGPTを使ってプロンプトを作成してMidjouneyで画像を生成したりとツールの組み合わせて活用することで、より精度の高いモノを生成できる楽しさを知りました。
他の研究員さんからいい刺激を受け、試してみよう、チャレンジしてみようと思える環境が良かったと思います。
🎈中間振り返り
当初チャレンジしてみようと考えていた『クラウドファンディング』は商品のリコールにより話が流れてしまったのですが、ECサイトの方バナーや商品画像の1枚目以外(1枚目は白抜きや文字を入れられる割合がモールによってきめられているため)の使用イメージなどに利用できそうだと考えています。
例えば、夏の海をイメージして海や砂浜を背景にレディースのバッグを生成すると夏の海に持って行きたいものや特集のバナーに使えそうです。
また、スニーカーの躍動感を伝えたいときにはこんな感じも使えそうです。実際の商品を汚すわけにはいかないので生成した画像にうまく実際の商品を合成できるか…というのもありますが、これを元に画像を作る参考にはできるのではないかと思います。
ブログやWebサイトなどで使うとおっしゃっていたアイソメ画像も作成してみました。
🎈まとめ
使ってみた感想としては、Stable DiffusionはAIの教師有り学習を思い出すモデルやLoRAでこだわりを出せる楽しさがありますが、環境構築が大変かつモデルやLoRAが重いのでなかなか大変でした。
Midjouneyは逆にモデルやLoRAをまったくいじれませんが、プロンプトだけで画像を生成することができ、DisCordが使えれば環境構築の必要がないのでとても楽に利用できますが、好みの画像が作れるかどうかは運的な要素が強い気がします。
スライドについては、大枠を作ってもらうのには向いていますがまだお任せできるレベルではないという感じがしました。
後半は動画などにも取り組んでいきたいと考えています。
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