また緊急入院した話
どうも、三年前の春に喘息だと思ってたら卵巣がん(&子宮がん)で緊急入院したオタクです。
今回2024年11月19日にまた緊急入院してました。
このnoteを書いている現在は退院し、仕事にも復帰しています。
今回の内容も有料記事としておりますが、無料で最後まで読めるようになっておりますので、余裕のある方はご購入していただけると治療費の足しになります。
さて、今回入院した経緯からお話しますね。
2024年11月18日
某刀のウキウキウォッチングで推し刀のうちの一振の義弟が発表された。
集団幻覚でこの発表順はテレフォンショッキング式となっているので、明日は推しでは!?と興奮した。
おめかしした推し早く見たい三振順番に来てくれると信じてた本当に信じてたしかも順番も予想通りありがとうけんらんぶ!
そう思いながら眠ったのですが……
2024年11月19日 朝4時
「え……何これさっむ……」
私が住む青森県では雪が降り、確かに寒かったけれど背中が特に寒い。
布団はちゃんと着ている。
寒すぎて眠れず、ストーブをつけた。
部屋を温めても寒い。
背中はずっとゾクゾクしたまま。
おかしいぞ、この感覚は数年前のインフルエンザ以来では?と5時に体温をはかると37.7度……発熱!発熱です!
しかも気持ち悪い!吐き気がある!
でも時間がもう少しどうにかならないと病院も開いてないしなぁと再びベッドへ。
しかし気持ち悪くて眠れるわけもなく、早く朝になれ早く朝になれ眠れなくても横になって目をつぶっていれば体力は回復する!と目をつぶってじっとしていました。
そして朝7時、もう一度体温をはかると今度は38.4度。
のどの痛みや咳はない。
コロナかインフルエンザだと思って今日とりあえず休まないとなぁと思っていた40分後にトイレに駆け込み嘔吐。
昨日食べたゴボウだぁ……
ここで一回嘔吐したら、吐き気はそれ以降治まりました。
すっきりすっきり。
しかし、吐き気は納まったものの、ご飯を食べる気にはなれませんでした。
発熱もあるし、嘔吐もしたので、家にあったエクエリアスをちびちびと飲んでいました。
三年前の治療後、下痢体質になってしまったため、脱水症状用に何本か常にストックしてあって助かりました。
そろそろ会社の人達も連絡着くだろうと上司に連絡し、今日は仕事を休んで病院に行くと伝え、次は病院。
前にがんを見つけてくれたU先生の病院に連絡し、車の中でコロナとインフルの検査を受けることに。
10:30に検査をし、結果はどちらも陰性。
U先生に「君は疾患が多すぎて個人の開業医にはもう無理だよ……大学病院に連絡するから行ってください。多分これ入院じゃないかな」と言われ、入院に必要な最低限のものを持ち大学病院へ。
U先生……今までありがとう……がん見つけてくれてありがとう……子供の頃から診てくれてありがとう……拒否られたので次回からはU先生を頼れません……はい、大人しく大学病院にお世話になります……
三年前の入院を思い出し、何日の入院になるかわからないし、本当に最低限(着替え+洗面具+タオル+充電器など)だけ持って大学病院へ。
こちらでも再びコロナとインフルの検査を受け、陰性。
やっと病院に入れます。
もともと内科の持病で通っていたため、内科へ。
主治医がいなかったので、別の医者に診察してもらいとりあえず抗生剤の点滴を受ける事に。
熱は最高で38.8度まで上がったので、ぐったりしたせいで、移動は全て車椅子での移動となりました。
ワ、ワァ……三年前の春ぶりだぁ……自力歩行禁止されたってことは病院的に重症患者ですかこれ……
そして医者から「外来でも点滴受けれますけど、何日か続いて通ってもらうことになると思うんですが……」と言われ「だったら入院の方がいいですよね……?」「そうですね、そっちの方が楽かと……」「じゃあ入院で」という流れで入院が決定しました。
点滴を受けつつ採血し、採尿にも行き、レントゲンを受け、MRI検査を受け、車椅子で病棟へ運ばれたと思ったらやっぱり重症人用個室――……ッ!
熱で大分ぐったりしつつも、それまでの簡易ベッドより落ち着けたのでほっとしました。
この時点で夕方。まだ一食も食べてなかったので、さすがにお腹が空いた事を訴えると主治医登場!いたんかい!
夕飯の給食には間に合わないし、今日はコンビニで買ったもの食べていいよと言われたので、母におにぎりをお願いして買ってきてもらいました。
おにぎりをゆっくりもぐもぐしつつ、主治医から検査の結果を受けたんですが
・何かしらの菌に感染して炎症を起こしているのは確実
・しかし何の菌に感染したのかはわからない(周りに風邪もコロナもインフルもいない)
・現時点で一番可能性が高いのは尿路感染
・でもおしっこもそれほど濁ったりしてないし、うーん…何だろうね????
・とりあえず抗生物質の点滴を続けます
ということで点滴受けつつ寝れるだけ寝ました。
ご飯もそれまで食べれてないので、脱水症状とか起こしても困るので、脱水起こした時に打たれるいつものやつと抗生物質の両方を受けました。
翌朝には抗生物質のおかげで熱は下がり、吐き気もなかったのですが食欲がない。
朝ごはんがおかゆだったこともあり(おかゆ苦手民)あまり食べれず、今日も点滴2種類。
そしてまたおしっこの検査しようねということで、採尿とか、する度に紙コップで量はかって一日どれくらい出てるかのチェックとか採血とか色々……ご飯は完食できず、相変わらず点滴しっぱなし!
最初は自力歩行禁止令が出ていたので、トイレ行く時も車椅子ねーって言われてたんですが、その後尿道カテーテルを1日くらい入れて、抜いてからは自力歩行の許可が出たので、自分の足でトイレに行けました。
看護師さん「尿道カテーテル抜いた後は尿意感じにくいと思うんですけど……」
私「あっ!慣れてます!2時間に一回行くか、お腹がチリッとしたらトイレ行きます!」
看護師さん「助かる~!」
看護師さん「点滴取り替えますね~」
私「はい!(リストバンドのバーコードを読みやすくなるよう指で引っ張って平らにして差し出し)」
看護師さん「助かる~~!」
看護師さん「血管ダメになっちゃったから新しいとこ探さなきゃ…」
私「ここの血管は硬くなってるって言われます、あとここ前刺したことあります、あと腕より手のひら温めると血管探しやすいって採血部の人言ってました湯たんぽください!」
看護師さん「助かる~~~!」
とかやってたので、看護師さんにとうとう
「しゅなさんって……すごく協力的だし慣れてるし、もしかして医療従事者……?」
って聞かれて
「違いますwwwww入院に慣れてるだけですwwwww」
って返したけど入院に慣れ過ぎてる患者ってそれはそれでやだな…
でも看護師さん的にはリストバンドのバーコード読みやすくしてもらえるのすごく助かるそうなので、皆も入院する時は余裕あったら看護師さん助けてあげてね!
さて、緊急入院だったので、再び病棟内の案内されないまま個室に突っ込まれたので、病棟内のどこに何があるかまた何も知らされてません。
またしても何も知らないしゅな爆誕!とか言って、こういうのも慣れたもんで「ここの病棟ってお風呂の順番どうなってます?」とか「すいませーん血管温めるんで湯たんぽくださーい」ってガンガン聞いて、自力歩行可能になってからは病棟ぐるぐる歩いてどこに何があるか覚えたのですぐ慣れた!
そして週末までには熱も完全に下がったし、すごく元気だったんですけど、血液培養検査の結果出るまで時間かかるし、原因の菌特定できないし、土日に熱ぶり返したら医者とか看護師いつもより少なくて困るからって土日も抗生剤の点滴を打って治療自体は終わることになりました。
普通ならそこで退院すると思うんですが、主治医が「入院したなら、ついでに普段診てる内科の診療方針これで合ってるかとか詳しく検査していい?月末まで受けれる検査受けて帰った方が医療費お得だよ(限度額の関係)」というので、今の治療薬が本当に合ってるかどうかの検査をたくさん受けました。
結果、まぁまぁ今のままでもいけるかなぁでもこれ以上数値悪くなったらお薬変えようねって結果になりました!
そのためにも、暴飲暴食はしない!運動も適度にやって目指せ健康的な生活!となりました。
それにしてもこの主治医……平日だけじゃなくて土日もいるんですけど……
元々水曜日が診察の日なので、水曜はわかるけど……火曜日(入院した日)もいて、それからずっと平日いて、土日もいて……いつ休んでんの!?!?!?!?!?!?あとめっちゃ頻繁に病室に来るので、月曜日も会った気がするぞ?えっまぼろし?主治医????ってなりました……
婦人科に入院してた時は毎朝の回診(この時主治医来ない)以外ではたまーにフラッと「やっほー」って主治医が顔見せに来るくらいだったんですけど、今回の内科の主治医ほんとこまめにめっちゃ毎日何回も来る……
大部屋に移ってからの同室のおばさんにも「しゅなさんの主治医めっちゃ来ない!?!?」って言われるくらいには頻繁に部屋に来る……せんせいやすんで…………
一回立ち眩み起こして部屋に強制帰還命じられた時もすぐに主治医来て脈とか診ていった……せんせいやすんで…………
あと入院途中で主治医に「実は悪玉コレステロールとか善玉コレステロールとかの研究しててね、研究に使う血を少し分けてほしくて」とお願いされました。
即答で「いっすよ!!」って答えたら、即答すぎたのか
「いやあの、メリットもデメリットも特になくて、採血する時に一本分多く採るっていうだけなんだけど」
「いっすよ!」
「個人情報はもれないようにするし」
「いっすよ!」
「一応あのこれ説明書いてある紙置いてくね。あと途中で信用できないーとかやっぱやだーってなったらこの書類書いて送ってね」
「おけっすよ!」
こんな感じでめちゃ念押しされた。
説明聞いてないとかデメリット考えてないとかじゃなくて、本来なら三年前に死んでてもおかしくない人間なので、今後の医学のためになるなら何でも提供してやるよって方向なだけです。
あと二年再発なしになって献血解禁されたら人生初の献血も行く予定です。
治験は流石に怖いけど、血提供するくらいならいくらでもやりますという気持ちで生きてます。
他に、入院中健康的な食事しかしていないのに、相変わらずお腹はピーピーでした。
油ものを摂取してるわけでもなく、生ものも食べていない。
それでも数日ピーピーが続き、主治医も「原因……何だろうね……?」となってました。
最終的には「まぁ、詰まるよりはいいし、一日二桁下してるわけじゃないならこのままで」と言われて絶望した。
下すと体力がっつり持ってかれるし何より脱水になるんだよぉ……
このお腹よわよわの原因は結局わからず、しばらくお付き合いしなければいけなくなりました。
最近は冷たい飲み物控えてお腹にホッカイロ貼ったり湯たんぽ抱えて仕事しています。
それでも下すんですけど。
そんなこんなで11月19日から30日まで入院生活を送っていました。
後半、元気になって体力作りのために1日1万歩してた時に、入院患者向け院内コンサートも行われました。
28日だったので、割と入院ギリで聴けた!ラッキー!
花*花の二人が病院受付ロビーで1時間ほど歌ってくれました。
なっつかし……!
ラジオ番組の公開録音とやらだったそうで。最前列ゲットして聴いちゃったー!
そんな感じで後半は割と楽しくのんびり過ごしてました!
退院直前でもやっぱり熱の原因になった菌が何だったかは特定できませんでした。
秋に秋花粉のせいでがっつり体力落ちてたし、雪降り始めの時期だったしで、免疫力落ちてたのが原因かなぁと思います。
早寝早起き頑張ろうね……暴飲暴食は控えて……
んで退院後の大きなお仕事、保険金の請求です。
三年前にがんを発症した私は、「今後の支払いナシ、でも80歳まで保証は続くよ」って内容だったので、今回の入院費も請求できます。
尿路感染は女性特約の対象で、医師による診断書なしで請求出来ました。
いつからいつまで入院しましたという証明書を、保険のオバチャンが写真に撮ってアップロードして終わり!
翌日には給付金が入金されていました。
前より進化してる―――――……!
めっちゃ簡単で最高―――――……!
思ってたより入院費高かった(限度額対象外の食事部分が高かった)(アレルギー対応食になったからその分金がかかる)(+内科指導料もとられた)んですが、給付金で払える額だったので助かりました。
皆も健康的な生活を送ってね!
早寝早起き、睡眠時間の確保、暴飲暴食はしない、人混みではマスク、手洗いうがい、トイレの後はウォシュレット(今回尿路感染だったのでこれめっちゃ言われた)、生命保険はまともな会社に加入しておくこと!!!!!!
三回目の緊急入院がないよう私も今後気をつけます!!!!!!
今回悪いことあったから、じゃあ次良いことあるんじゃん!?って思ってスタバの福袋とマックの福袋を申し込みましたが、どちらも外れました。
悲しい……
年末ジャンボでも買ってみるか……
メッセージはこちら!
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今年祖母や叔父は亡くなるし自分は入院するしで悲しい出来事が多かったので、クリスマスプレゼントや年始のプレゼント頂けるとメンタルが大変助かります。
お返しは今後の元気な姿しかありませんが、よろしくお願いします。
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