ゲームの記憶 「大玉」

はじめまして!ごうのうと申します。この記事では、自分が昔プレイしたゲームについて、記憶を頼りに語ろうかと思います。

※対象のゲームを貶める意図は全くございません。むしろ興味を持ってくれたら嬉しいです。



今回のゲームはニンテンドーゲームキューブソフト「大玉」。

なぜこのゲームを選んだかといいますと、クリアしてないけどなんか覚えてるから

なんで買ったのかと言われたら箱入り完品中古で安かったから。お得に感じて。ブックオフで。

どんなゲームか一言で言うなら、「戦国ピンボール」って感じです。伝説の兵器・封印されし巨大鉄球「大玉」を使って自陣営を勝利に導くのがプレイヤーの目的。プレイヤーは軍師の立ち位置です。大玉がぶつかるとパワーアップができる釣鐘を、相手陣地まで送り届けることでクリアとなります。

ちなみにナレーションは大滝秀治さん

水門の開閉やらなんやらのステージギミックを狙う必要こそあれど、大玉そのものの操作は無いに等しいです。ピンボールなので弾き飛ばすくらい。(正式名称がわからないあの弾く部分を、モノノフ達がえっさほいさと動かしてくれる。)

あとステージである戦場をcスティックで傾けることができます。(謎の天変地異。神の御業。)

重要なのは鐘を運んでいる仲間の操作なんですが…。これがマイク操作になります。

マイク操作ゲームと言われると私が真っ先に思い出すのはニンテンドー64ソフト「ピ○チュウげんきでちゅう」ですね。

ピカ○ュウに何度「リンゴをとって」と頼んでも、10まんボルトをされるしか無かった。

そんな私の言うことなど、誇り高き大和男子が聞いてくれるはずもありません。自分の人望のなさに打ちひしがれることになります。

巨大鉄球「大玉」に慈悲は無く、敵味方問わず轢殺してしまいます。無双シリーズに参戦できそうな勢いで。

味方兵士達は、劣勢を覆す救世主だと思っていた「大玉」にぶっころがされ、「俺たちは味方なのに…」と絶望の言葉を残しこの世を去ります。

…この瞬間私の脳裏には、いつか見たある光景が思い浮かびます。

意気揚々と連れ歩いた100匹のピ○ミン。寝返りを打ったクイーン○ャッピー。せめて食べられてしまえば食物連鎖と受け入れることが出来たのに…。


指揮官としての不甲斐なさ

安全圏で見守ることしかできない歯痒さ

戦士として誇り高い死を与えてやれなかった虚しさ

もう二度と犠牲者は出さない。


そう心に固く誓い、ニンテンドーゲームキューブソフト「大玉」を棚の奥へとしまい込みました。

殺戮兵器「大玉」が封印されていたように…。



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