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煙のように消える休日の理由

休日になると体が重く、動けなくなり、家でダラダラ過ごしていたら夜になっている。1日中、YouTubeとTwitter( X )を行ったり来たりして、やろうと思っていた掃除や読書などを1つもやらないまま時間が消えていく。

本当ならドトールでミラノサンドを食べ、のんびりカフェラテを啜りながら読書をするはずだったのだ。実際のわたしはどうなんだろう。家の冷蔵庫にあった菓子パンを胃に詰め込み、飲みかけのまま置いてあった2リットルのペットボトルに入った水を、コップに移すわけでもなくそのまま飲む。そしてYouTubeとTwitter( X )を巡回。

職場に持っていくお昼ごはんの買い物もせず、リビングのホットカーペットの上に寝転ぶ。すると、祖母が昼寝をするわたしが冷えないようにと、座布団をかけてくれる。ホットカーペットに温められたホカホカの座布団は私の動く気力を吸いとり、深い眠りへと誘う。

ふと目を覚ますと、2時間も経っていた。外も暗くなり、母が夕飯の準備を始めている。さすがに寝すぎだ。だけど、昼寝から起きるとなんだか体が軽くなり買い物に行けそうなくらいだ。

去年の夏頃は、休日でも1人で大きいショッピングモールに出かけたり、友達とお出かけしたりするのが楽しくて、休みの度に出かけていた。なのにここ数ヶ月の間、いわゆる休日無気力症候群のように朝起きてから体が重く、やりたい事が何もできないまま休日を終えてしまう日が多い。

仕事のストレスのせいなのかと考えたこともあったが、おそらくその可能性は低いように感じる。なぜならば、仕事自体は楽しいし、人間関係に恵まれていて充実していると思っているから。

就職する前までのことを振り返ってみると、なんだか原因がわかって来た気がする。中学校を卒業してから20歳までは、朝9時までのんびり寝て過ごしていた。だけど今は、仕事の関係で平日は朝5時半起床なので、朝からあれこれ活動できると勘違いしているだけで実は夜型で朝や日中が苦手なだけなのかもしれない。

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