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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/5/30~6/5)

 先週末の雨の影響を受け、都内の人流もターミナル駅(15時)、繁華街(21時)共に減少。特に夜の時間帯は大きく減らしており、6月は痛いスタートとなっています。
リクルートの発表した4月の外食市場調査では外食市場規模はコロナ禍前比(2019年4月比)78.7%でした。平均でこれくらいなので、悪いお店は60%台といったところもあるでしょう。現状までにそれなりに回復できていないお店は、恐らく今後も急激に売上が上がることはないと思われます。集客の構造も変わりつつありますので、そちらの見直しも早期に行うと共に収益構造の見直しはしておかないといけないでしょう。

・東京都内における繁華街の混雑状況および滞在人口(人出)の増減状況
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/cross-efforts/corona/people-flow-analysis.html

先週末の大雨の影響で大幅にダウンしており、ちょっとイレギュラーといった感じの為、トレンドがあまり分からない推移となりました。

【ターミナル駅(15時)】
先週は、全体的に週末の大雨の影響を受けて減少といった感じです。

【繁華街(21時)】

繁華街(21時)もすべてのエリアで週末の雨の影響を受け大幅に減少。

・松屋が「30~80円引き」のランチを夕方まで提供できる理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/32320e156f28fd341c85b7a992942331de258d2e

原材料費高騰が続く中での価格維持への企業努力を取り上げていくといった内容で今回は、「30~80円引き」「午後5時まで」提供する松屋のランチについての取材記事です。


・食品値上げ、緩やかにペース減速へ 「値上げ疲れ」鮮明、年後半は値上げ控えも 6月は3600品目対象、「カップめん」500品目の一斉値上げ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000663.000043465.html

帝国データバンクは、食品メーカー主要195社における価格改定動向について調査を行った。

<調査結果(要旨)>
■ 「値上げ疲れ」鮮明に 8月に年3万品目へ到達予想も、値上げペース鈍化
■6月は「カップめん」500品目超の一斉値上げ 7月は「パン」で1500品目の値上げラッシュに

・外食市場調査(2023年4月度) 株式会社リクルート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002043.000011414.html

『ホットペッパーグルメ外食総研』が、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2023年4月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果を発表しています。※4月のデータです。

概況
2023年4月の外食市場規模は2696億円(前年同月比 +236億円・東名阪3圏域計)
外食市場規模はコロナ禍前比(2019年4月比)78.7%。3カ月ぶりに回復傾向
単価は18カ月連続前年超え、延べ外食回数も19年比75.4%まで回復

【今月のポイント】
■外食市場規模は17カ月連続で前年比プラス。2019年同月比は78.7%で前月(同74.0%)を上回る
■単価は18カ月連続で前年超え。延べ外食回数の2019年同月比(75.4%)は3カ月ぶりに回復

・スキマバイトの利用動向で読み解く飲食業界の景気回復と人手不足の実態.
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000036375.html

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミーが、飲食事業者の「タイミー」利用動向から読み解く、アフターコロナを迎えた飲食業界の景気回復とそれに伴う人手不足の実態レポートを発表しています。

【トピックス】
■【飲食業界の求人動向】2023年4月に最繁忙期12月を超える過去最高の募集人数を記録
■【業種別変化】 2年前(2021年)と比較するとレストラン業種は約56倍、居酒屋業種は約37倍に
■【業種別変化】カフェ業種はリモートワークから出社スタイルへの変化で需要増
■【店内飲食とデリバリーの構成比変化】
  各種制限緩和により、店内飲食とデリバリーの募集人数対比が9対1と、店内飲食の割合が大幅増加

■【飲食業界へのタイミーの取り組み】アルバイト全員がスポットワーカーの居酒屋をオープン

・【飲食店の52.4%が「サービスロボット導入に興味」】飲食店における求人広告の効果に関する実態調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000028572.html

飲食店DXを推進するロボティクスソリューションカンパニーである株式会社DFA Roboticsは、飲食店における求人広告の効果に関する実態について、コロナ禍以降に求人広告を出稿した経験のある、飲食店の経営者・役員・店舗統括長・採用責任者105名を対象に、アンケート調査を行いましたので、その結果をお知らせします。
■調査サマリー

TOPIC1:
求人広告の出稿経験がある飲食店の43.3%が「求人広告が人手不足解消」に十分に機能していない悩み

TOPIC2:
52.4%と半数以上が「人材不足解消の選択肢として、ロボットの導入」に興味

TOPIC3:
理由として「より確実に人手を補えると思うから」「採用・教育コストの削減につながると思うから」など


・【789人に調査】〜宅食弁当・食材宅配サービスの利用についての意識に関するアンケート〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000023552.html

株式会社アクロスソリューションズと一般社団法人 日本唐揚協会が共同運営している食の窓口は、20歳〜60歳以上の男女789人を対象に「宅食弁当の利用についての意識に関するアンケート調査」を実施しました。

■調査結果サマリー
Q1 「生協」を利用したことがあると答えた人が34.7%で最も多かった。60代では「ワタミの宅食」、20代では「デリバリーサービス(UberEats,出前館,飲食店の出前利用など)」が支持を集めた。
Q2 最も多かった「料理の手間を減らしたかった」の46.5%をはじめとして、時短や自炊を避けるためのツールとして宅食サービスが利用されている傾向が強かった。
Q3 「価格」を重視すると答えた人が最も多く、全体の60.2%だった。
Q4 最も多かった回答は年代や性別を問わず一定で30.5%が回答した「500円以下」だった。

・【2416人に調査】”ぼっちめし”はもはや当たり前!?〜お昼ご飯についての意識に関するアンケート〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000023552.html

株式会社アクロスソリューションズと一般社団法人 日本唐揚協会が共同運営している食の窓口は、20歳〜60歳以上の男女2416人を対象に「お昼ご飯についての意識に関するアンケート調査」を実施しました。
■調査結果サマリー
Q1 お弁当など作った(作ってもらった)ものを昼食として選んでいる人が35.4%と最も多いことが分かった。
Q2 価格(お財布事情)を理由にお昼ご飯を選んでいる人が最も多く47.8%。手間を減らすため、時間を節約するためと回答した人がそれに続いた。
Q3 1人で食べると回答した人が63.9%で最も多いことが分かった。

・【朝食に関する調査】朝食を食べる人のうち、朝食を「ひとりで食べる」は約55%、「テレビをみながら食べる」は3割。「家族がみんな揃って食べる」は2割強で2018年以降減少傾向
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001326.000007815.html

マイボイスコム株式会社は、10回目となる『朝食』に関するインターネット調査を2023年5月1日~5日に実施しました。調査結果を発表しています。
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■朝食を毎日食べる人は7割強。朝食にかける時間は「6~10分以内」「11~15分以内」がボリュームゾーン
■朝食を食べる人のうち、朝食を「ひとりで食べる」は約55%、「テレビをみながら食べる」は3割。「家族がみんな揃って食べる」は2割強で2018年以降減少傾向

・酒類業界の景況感、コロナ前の水準に急回復外食、宴会需要の回復が好材料 酒場DI、最悪期から40ポイント以上回復
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000665.000043465.html

帝国データバンクは、新型コロナ流行前から現在に至るまでの酒類業界(製造・卸売・小売・飲食)に絞った景気DI の動きについて調査・分析を行っています。この酒場DIの値が全業態平均よりも上回ったという内容なのだが、そもそもこのDI自体の基準が50との事なので、45.7という数字は景気が悪いことを示しており、かつての悪い時よりかは改善してるが未だに景気が悪いといった状態は、変わらないという事だろう。

<調査結果(要旨)>
■酒類業界の景況感、コロナ前の水準に急回復外食、宴会需要の回復が好材料
■行動制限がない夏を迎えることで、厳しいながらも業界全体がさらに活発化へ

[1] 景気DIは、TDBが算出する全国企業の景気判断を総合した指標。50を境にそれより上であれば「良い」、下であれば「悪い」を意味し、50が判断の分かれ目となる

[2] 「酒類景気DI(酒場DI)」は、「果実酒製造」「ビール製造」「清酒製造」「蒸留酒・混成酒製造」「酒類卸売」「酒小売」「バー,キャバレー,ナイトクラブ」「酒場,ビヤホール」の景気DIから算出

・Z世代の従業員を雇用した飲食店の8割が世代間ギャップを実感。「缶切りの使い方を知らなかった」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000554.000001049.html

株式会社シンクロ・フードが、飲食店ドットコム会員を対象に、「Z世代」と呼ばれる若い世代(1996年~2012年生まれ)の従業員との関わり方についてアンケート調査を実施しています。詳細は下記リンク先から
「飲食店リサーチ」(https://www.inshokuten.com/research/company/

缶切り、栓抜きを使ったことがない、コーラなどの瓶の開け方を知らないといった子たちも増えてきているのですね。ちょっと前にも家にガスコンロがなくコンロの火のつけ方が分からないといった事も見かけました。chat文化の浸透で電話対応が得意でない人も増えているようですねw

【調査結果について】
■「学業・プライベート優先」の働き方を望むZ世代が多数

・従業員との連絡や情報共有にチャットツールを導入
従業員の希望に沿ったシフト組みを実施
・成果に対する評価や昇給の判断基準を明確化

■Z世代の従業員に対し「世代間ギャップを感じた」は、81.1%
仕事よりプライベートを優先する
・缶切りや栓抜きなどの使い方を知らない
・電話での受け答えが苦手
・仕事に対する責任感が弱い

Z世代にこそ「任せたいタスクがある」飲食店は50.2%。SNS運用に期待の声も

・フォーリンデブはっしー監修デリバリー専門の新業態「から揚げの革命」6月5日(月)NEW OPEN!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000921.000009215.html

新感覚のからあげ専門店「から揚げの革命」をデリバリー専門のお店としてオープンします。そして何と!監修には、SNSやテレビで大人気のグルメエンターテイナー・フォーリンデブはっしーをお迎えして、今までになかったデッカくて、ザックザクで、楽しい!から揚げが完成しました!とのこと。
ワタミの展開している「からあげの天才」の業態転向様用でしょうか?価格帯が5個で1580円とかなり強気な価格展開ですが、個人的には厳しいのでは?と思ってしまいますが、今後どうなっていくでしょうかね?

・ぐるなびの店舗開発事業、東北エリアへ初進出 「GURUNAVI FOODHALL WYE 八戸ラピア」2023年6月16日(金)オープン
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001264.000001511.html

株式会社ぐるなびが、飲食店、商業施設、ユーザーをつなぎ、「食」による継続的な賑わいの場を創出する店舗開発事業として、「GURUNAVI FOODHALL WYE 八戸ラピア」を2023年6月16日(金)に八戸ショッピングセンター「ラピア」にオープンし、東北エリアへ初進出するようです。

これまでにもいくつかの場所で展開してきているようですが、1年経過後にどれくらいうまくいっているのか?である程度は判断できそうですね。

・マクドナルド・サイゼリヤ…主要外食4社「採用大学」ランキング2022最新版!日本人の食を支える大学は?
https://news.livedoor.com/article/detail/24366873/

コロナ禍で経済動向が大きく変わる中、主要企業はどの大学から学生を採用したのか。今回は、主要外食企業の採用大学ランキングをお届けする。との内容。興味のある方は、記事を参照ください。

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