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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/9/3~2024/9/9)

 検索ワードのトレンドがここ数カ月同じ動きで、焼肉、居酒屋は昨対で減少、一方で寿司が微増している。消費者のアンケートでも外食は『贅沢品』の第一位になっており、出費が抑えられてきている。恐らくその影響でファミリーの「焼肉」食べ放題が減少し、その分が回転寿司にスライドしているではないか?と考えられます。原価の高騰やこういったマーケットの変動もあり、影響を受けないためにも他店と差別化された人気店になっていくことが必要でしょう。

・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推推移(2024年8月末まで)
9月第一週までなので、まだ、先読みの精度は低いですが、前月と同じような推移になっています。

【東京】
9月第一週までの先読みなので、まだ当てになりませんが、居酒屋が10%くらい、焼肉が5%くらい昨対割れといった状況です。


【大阪】
居酒屋は5%くらい、焼肉が12%くらいが落ちこんでいる。一方で寿司、中華は昨年を上回っており、業態間でのバラつきがあります。


【福岡】
先月同様に焼肉はが一番悪く、15%くらいの落ち込み。その他は今のところ、昨年を上回っている。

【英語ワード(全国)】
 コロナ前対比で、英語検索ワードは順調に推移。先月対比では増加傾向に転じてきています。


・365日外食、一食たりとも失敗したくない。そんなフーディーのネタ元は一体何?
https://news.yahoo.co.jp/articles/023fe71887ac77fd7c34e9964cc8685fea8d3b23

イェール大学を卒業後、外資系投資銀行勤務を経て、世界一周の旅へ。南極から北朝鮮まで、127カ国・地域を食べ歩き、国内外のメディアで発信を続けている浜田岳文さん。50歳、独身。すべてを犠牲にして、フーディーというライフスタイルを選び、世界中を食べ歩く。フーディーとは、旅をしながら、現地の美味しい店で食べる美食家のことだ。 そんな浜田さんは、「どうやって店を選んでいるのか」についての記事です。

■レストランガイドは、現地のものも活用
■「自分の足で探す」の盲点
■玉石混淆だが、速報性に優れた「Googleマップ」

・【ぐるなびリサーチ部】外食の待ち時間に関する調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001395.000001511.html

「ぐるなびリサーチ部」が外食の待ち時間について調査しました。詳細は以下の通りです。

【調査結果ポイント】

(1)飲食店での入店待ちは「たまにある」が5割で、「あまりない」が3割。男性よりも女性の方が頻度は高めで、特に高いのは20代女性

(2)入店待ちの許容時間は、平常時は「~30分」が最多だが、真冬は4割弱、真夏は半数が「並ぶ店には行かない」と回答。

(3)入店待ちの多い業態は、「回転寿司」が「ラーメン」を僅差で上回り1位。男性では「ラーメン」が1位、女性では「カフェ、スイーツ」が2位

(4)入店待ちの多いシーンは「昼食」が66%、「夕食」が58%

(5)これまで最長の入店待ち時間は、「~1時間」が34%、「~30分」が29%で、1時間超も約4人に1人。20代女性は4割弱が1時間超の待ち時間を経験。

(6)注文した料理の許容待ち時間は、ランチ/ディナーともに「~10分」が最多。15分を超えても待てるという人は、ランチでは1割程度、ディナーでは4人に1人。


・なんでも値上がり、最近「ぜいたく品」になってきた… 3位「旅行」、2位「魚・海産物」、1位は? 
https://news.yahoo.co.jp/articles/627cfc11542957e4881b2d6d9af158e46ae48a4a

みなさんが、「最近ぜいたく品になってきた」と感じるモノやサービスにはどのようなものがありますか。マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングが実施した「価格に関する調査(2024年)」によると、最も多かった回答は「外食」でした。

・すかいらーく、「資さんうどん」買収
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff8e07dfe16f44b34e0223bf1b4c12696534ca10

外食大手のすかいらーくホールディングス(HD)は6日、北九州市発祥のうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」の運営会社を買収すると発表した。

資さんうどんは「北九州のソウルフード」とも呼ばれ、九州を中心に約70店舗を展開する。昨年から関西圏に進出し、今冬には東京・両国に関東1号店を出店する予定。すかいらーくHDの食材調達力や人材を生かし、店舗網の拡大を目指す。

・牛角が期間限定で「女性半額」食べ放題
https://news.nifty.com/article/item/neta/12375-3347378/

  • 牛角公式アプリ会員を対象に、月・火・水・木曜日の事前予約限定で、食べ放題の牛角コース・堪能コースが女性半額になる期間限定キャンペーンを実施しています。

  • 物価高の影響で節約志向が高まる一方で、たまの贅沢は外食で楽しみたいというトレンドが見られる中、カップルや家族での利用に適したキャンペーンです。

  • 牛角コースは3,938円(女性半額1,969円)、堪能コースは5,258円(女性半額2,629円)で、男女で利用した場合、女性が半額で利用できるため、トータルでの飲食代金負担が軽減されます。

このキャンペーンがきっかけでいろいろとSNS上で炎上騒動にもなりました。
■牛角が「女性半額セール」で大炎上…「男性差別じゃない」「非モテの僻み」と言い張る人たちの「お粗末すぎる擁護論」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7c8b3e1c8863afaf567b4e7ccc754403d7a96eb

■また、この論争とは別に店舗に行ったが、食べ放題商品の売り切れが多かった等の別の面でも批判が噴出していました。

・【「店比較」から「食事比較」で店を選ぶ時代へ】食事比較の店検索アプリ『日本メニュー表』が掲載店「無料」募集開始!ベジタリアンやヴィーガン店、ご当地料理など料理細部まで比較して欲しい店は急いでご登録を!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000148831.html

 料理自体で比較し飲食店を検索できる「日本メニュー表」アプリが、B版としてついにリリース。従来の飲食店検索アプリとは一線を画し、料理そのものの比較に焦点を当てた新しいスタイルの飲食店選びが可能となります」といったアプリのようです。検索の主体がグルメアプリからgoogleやSNSに移行している現在、こういったアプリが普及していくのか?は未知数ですが、ベジタリアンやヴィーガン、グルテンフリーの料理を提供している店舗は登録はしてみてもいいかと思いますが、いまいち登録の仕方が分からないですね。

アプリの主な特徴

1. 料理の比較が可能

同じ料理をお店ごとに異なる特徴で比較できます。「店」でざっくり比較するのではなく「ラーメン」や「豚骨ラーメン」「もつ鍋 塩」など細かい料理の単位で比較し、お店ページに移動できます。写真や雰囲気に踊らされるのはもう卒業です

2. タグでのフィルタリング

画面に表示される味などの特徴タグは殆どボタンになっており、そこから更に条件を絞り込めます。この機能一つをとっても、既存のSNSでは代用できない事と存じます。つまり「お、いいな!」からもう一回絞り込み、最終確認ができるのです。

3. 詳細メニューの登録が可能

コース料理や食べ放題など、個別のメニュー詳細を登録できるため、例えばコース料理の中身まで表示しながら、比較できます。ざっくり一枚の写真での比較という、まるで写真コンテストをして検索するような決め方とはおさらばできます。

4. ベジタリアンやヴィーガンなど食事制限への対応

料理での比較なので、お店自体が対応してなくても、個別料理でベジタリアンやヴィーガン、ハラール、アレルギーがある方、グルテンフリーの方などが料理を見つけられるかもしれません。飲食店は食事単位でアレルギーとなる主要成分や、各種食事制限対応済みかなどを設定できます。

5. 味付け検索が可能

「あっさりしたものが食べたい」など、曖昧な食欲に応じた検索も可能です。

6. 店舗の場所と連携した検索

店舗のメリット:
1. 料理の拘りを強調。
他店との差別化を図った拘りある料理の特色をアピールできます。

2. Webサイトにも自動表示。
アプリに掲載した情報は日本メニュー表のWebサイトにも表示されます

3. 新規顧客の獲得
アプリの成長とともに、新しいお客様を獲得するチャンスが広がります。

4. 多言語化が簡単& インバウンド需要に対応
多言語対応のアプリとして、海外のお客様にもアピール可能です。


・ニールセン、スマートフォン視聴率情報「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView) 」によるフードデリバリーサービス、飲食店関連サービスの利用状況を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000047896.html

視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタル株式会社(東京都港区、代表取締役Dean Matthew Richardson)は、スマートフォン視聴率データ「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView) 」をもとに、フードデリバリーサービスと飲食店関連サービスの利用状況を発表しました。

  • 「飲食店関連サービス」と「フードデリバリーサービス」の利用者数は、それぞれ2,824万人と658万人

  • 「飲食店関連サービス」は11時、「フードデリバリーサービス」は16時の利用が最も多い

  • 50歳以上の「飲食店関連サービス」利用者数が2022年より大幅に増加し1,263万人


・不満買取センターのInsight Techが、「2024年“お盆期間中”の離反」に関する不満をまとめたトレンドレポートを公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000083450.html

株式会社 Insight Tech(東京都新宿区、代表:伊藤友博、以下 Insight Tech)は、同社が運営する『不満買取センター』に寄せられた2024年のお盆期間中に離反へ繋がった不満を『不満ファインダー』を用いて解析・考察したレポートを公開しました。

▼レポートのダウンロードはこちら(無料でダウンロードいただけます)
https://insight-tech.co.jp/downloads/24_obon_rihan


・【ぐるなびリサーチ部】外食の待ち時間に関する調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001395.000001511.html

「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しています。今回は、外食の待ち時間について調査しました。詳細は以下の通りです。

【調査結果ポイント】

(1)飲食店での入店待ちは「たまにある」が5割で、「あまりない」が3割。男性よりも女性の方が頻度は高めで、特に高いのは20代女性

(2)入店待ちの許容時間は、平常時は「~30分」が最多だが、真冬は4割弱、真夏は半数が「並ぶ店には行かない」と回答。

(3)入店待ちの多い業態は、「回転寿司」が「ラーメン」を僅差で上回り1位。男性では「ラーメン」が1位、女性では「カフェ、スイーツ」が2位

(4)入店待ちの多いシーンは「昼食」が66%、「夕食」が58%

(5)これまで最長の入店待ち時間は、「~1時間」が34%、「~30分」が29%で、1時間超も約4人に1人。20代女性は4割弱が1時間超の待ち時間を経験。

(6)注文した料理の許容待ち時間は、ランチ/ディナーともに「~10分」が最多。15分を超えても待てるという人は、ランチでは1割程度、ディナーでは4人に1人。


・【調査レポート】米不足の影響、オークション市場にも平均取引価格は12.5%高騰
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000414.000008833.html

株式会社オークファンでは、ネットショッピング・オークション市場における米の取引数と価格の推移を調査しました。

2024年の月別比較においても、8月は取引件数・取引額ともに最高記録を打ち出しました。取引件数は前月比+19.7%で、米の需要を見越して業者や一般消費者が相次いで出品したと考えられます。

通常、出品数が増えると供給が需要に追いつくため平均取引額は落ち着くものの、過剰な米不足により、高値での取引が目立ちました。

今後もベースの価格は以前と比べると高値になることは想定され、原価の高騰の悩みの種がまた、一つ増えそうです。

各年8月の米取引は今年が最多数&最高値

2020年から2024年の米取引推移

今年1月から8月の米取引推移

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