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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/7/9~2024/7/15)

 30℃を越える日や雨の強い日があり、気候変動で売上の予想が以前よりもしずらくなってきている感じがします。一方で人気店はそんなことには左右されずに営業できているといった事もあり、そちらの方を目指していかないとと安定した売上は見えてこなさそうです。
 重要が減少していくと人気の低い店から影響を受けていくのは間違いがないので、キチンとお客様に選ばれるお店になっていく必要があるでしょう。
以前にもまして口コミの影響力が大きくなって来ており、googleの得点・件数やお客様によるお店についての情報発信がお店選択の際の重要な指標の一つに入ってきています。小手先ではなく、真の意味でのお客様に支持されるお店つくりを行っていかなければならないでしょう。


・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移

寿司を除き、全国的に昨対を割り込んでいる状態(5〜10%ダウン)は続いています。暑さと雨が人出に与える影響が大きくなってきているため、しばらくは不安定な状態は続きそうです。
居酒屋は6月よりも微増している傾向はみられますので、このあたりで底はついたのではないか?とも見れますが、もう少し様子を見ないとまだ言い切れない感じではあります。

【東京】
先月までと比べると特に業態間でのばらつきも小さく、全般的に昨対を8%前後割り込んでいます。居酒屋、寿司は先月よりかは増加傾向です。

【大阪】
焼肉が相変わらず他業態よりも落ち込みが大きく、15%くらい昨対で減少。
その他のワードも5〜10%ダウンで推移。(イタリアンはボリュームが小さいため誤差で数値が大きく出てしまうため、恐らく横ばい位で推移)
居酒屋は先月よりも若干回復傾向です。 

【福岡】
福岡は、先月に続き寿司が好調(昨対17%アップ)に推移。焼肉が一番悪い(約15%ダウン)のは大阪同様続いています。その他は数%ダウンで推移。
先月と比較すると居酒屋、寿司、焼肉は増加傾向です。


【英語ワード(全国)】
英語系の検索ボリュームは季節指数的な部分で夏場は落ち込みますので、それに準じた推移にはなっています。少しイレギュラーな動きとしては寿司が若干先月よりも伸びてきている所です。
一方で5月と比較すると大幅に落ち込んできていますが、2019年と比較するとどのワードも110%以上になってきており、全般的なインバウンド需要が伸びてきていることは分かります。

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・【6月の街角景気】現状判断DI、4ヵ月ぶりの「改善」も依然として50割れ【解説:エコノミスト宅森昭吉氏】
https://news.infoseek.co.jp/article/goldonline_61872/#goog_rewarded

6月『景気ウォッチャー調査』では、現状判断DI(季節調整値)が47.0となり、前月より1.3ポイント上昇しました。4ヵ月ぶりの改善ですが、2ヵ月前の4月47.4より低く、4ヵ月連続で景気判断の分岐点の50.0を下回っています。内閣府の基調判断は「緩やかな回復基調が続いているものの、このところ弱さがみられる」で判断継続となりました。

「インバウンドor外国人」関連現状判断DIは57.0で、引き続き景況感の牽引役にはなっていますが、かつての60台以上が継続していた時と比べると鈍化していて、インバウンドの経済効果で高い水準をつけることが多い業種である「旅行交通関連」の現状判断DIは3月60.9から6月49.5へ3ヵ月連続低下しました。

インバウンドに関しては、8月にかけて季節指数的に落ち込むタイミングではあるので、その影響での低下もかなり大きいでしょう。





・鳥貴族・スシロー、外食の大胆な社名変更 海外強化へ屋号を外す損得
https://news.yahoo.co.jp/articles/835181b9b949721840b73daf25435061e4cf61be

「世界の外食市場に挑戦するため、海外で通用する社名にしたい」
2024年5月1日、鳥貴族ホールディングス(HD)は社名を「エターナルホスピタリティグループ(エターナルG)」に変更した。海外への展開をしていくにあたっての布石だということ。
がんこフードサービスも4月、社名をアルファベット表記の「GANKO」に変更、元気寿司も、8月1日から商号を「Genki Global Dining Concepts(ゲンキグローバルダイニングコンセプツ)」に変更している。

大手は、海外への進出を視野に進めているが、一方でこれまでのブランドとの共通点が分かりづらい名称変更は、投資家の目に留まりづらく株価が伸びずらいといった面もあるようです。トータルなブランディング戦略と共に行わないとデメリットも出てしまうといった面もありそうです。店名においても同様でしょうね。


・(定期調査) 2024年6月の夜外食についての意識調査
https://biz.fancrew.jp/research-wp-202407-2

「ファンくる」がは定期的に前月、夜外食の実施、滞在時間、利用人数、利用金額、飲酒の有無、はしごの有無などを調査して発表しています。
(詳細はリンク先をご確認ください。)
先月の結果ですが、5月に比べ6月は外食をした人が減少しており、滞在時間あも2/3の人が2時間未満、半数くらいの人は3000円以下だったようです。また、お酒を飲んでいない人も48%となっており、居酒屋系にとっては厳しい状況は変わっていないようです。

【調査結果サマリー】
■6月に夜外食をした78%(前月比-4%)
■夜外食では2時間未満の滞在が67% (前月比±0%)
■4名以下の利用が87% (前月比-3%)
■利用金額は一人平均3,000円以下が53% (前月+2%)
■お酒を飲んでいない48% (前月比+1%)
■はしご(2軒目)利用した13% (前月比+1%)


・松屋「深夜料金」導入へ 午後10時~午前5時は7%加算 7月16日から開始
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e057e655d40dffe7674500c91b2a915bf791319

松屋フーズホールディングスは、牛丼チェーン「松屋」と、とんかつ専門店の「松のや」で7月16日から「深夜料金」を導入すると発表。 午後10時から午前5時は合計金額に7%を加算する。

また「松屋」は16日から主力商品など、約40品目で10円~100円の値上げを行い、「牛めし」は400円から430円にあがる。

・「しゃぶ葉」がしゃぶしゃぶ食べ放題で“絶対的な存在感”を誇るワケ。グループ内でも筆頭成長株
https://news.yahoo.co.jp/articles/736a84f72dd9fba949424c18bc65b473b5b93a9c?page=1

すかいらーくグループの傘下のブランドである「しゃぶ葉」は、今年1月において279店舗だったが、5月には9店舗出店し、現在は288店と、グループ内でも業績も著しい伸長度を見せているといった記事です。詳細は記事を参照ください。

■人気急上昇で店舗拡大の「しゃぶ葉」
■すかいらーく、営業利益は2倍以上に!
■機械と人との分業システムを確立
■昔、しゃぶしゃぶは高級料理
■ここまで安く提供できる功績は大きい
■フードロス削減を目指したプロジェクトも開始


・サイゼリヤがヒットを生み出せる理由 「白いアマトリチャーナ」爆売れの裏側
https://news.yahoo.co.jp/articles/3daac5ec4f7be4688c497e5307360e37614e984f

2009年から2022年までサイゼリヤの社長を務めた堀埜一成さんは、社長時代に毎年恒例の視察旅行をおこなっていました。厨房スタッフを連れてイタリア各地を回っていたのです。ここでは、そこで生まれたメニューの話です。
(本稿は『サイゼリヤ元社長が教える 年間客数2億人の経営術』から抜粋)
詳細は記事を参照ください。

■「白いアマトリチャーナ」ができるまで
■アマトリーチェがイタリア中部地震の被災地に
■みんなの知らないイタリア料理を探せ

・【一人飲み】気を遣わないのが最高!一人飲みに行く半数以上が"月に1回以上"と定期的!外で一人飲みをする時の”卑近時間”や”平均費用”を聞きました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000181.000135215.html

株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、「外での一人飲み」に関するアンケート調査を実施しました。その結果を公表しています。

【調査結果まとめ】
■男女200人に「外で一人飲み」に関するアンケート調査を行った所、
外で一人飲みをする頻度では「月に1回」と答える方が1番多かったです。1/4の回答数になりました。

■外で一人飲みする時はどれくらいの時間飲むかに関しては、「1〜2時間」が1位でした。長居する人は少ないようです。

■外で一人飲みをする時の1回の平均的な費用では「2千〜3千円」が最多でした。。


・【ぐるなびリサーチ部】2024年スポーツ観戦グルメに関する調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001377.000001511.html

株式会社ぐるなびが「ぐるなびリサーチ部」として、スポーツ観戦グルメについて調査し、発表しています。
これから、オリンピックも始まりますので、それらが外食にいい影響を与えてくれるといいのですが。。

【調査結果ポイント】
■大規模スポーツイベントを「見ようと思っている人」は64%、前回大会を「見た人」は72%。
■観戦時に食べたいものTOP3は「ピザ」「唐揚げ、フライドチキン」「フライドポテト」。飲みたいものTOP3は「ビール」「チューハイ、サワー」「コーラ」。
■観戦時に一緒に見たい相手は「家族」が67%で、「1人で」が39%。
■観戦場所は「自宅」が96%。
■観戦したい競技は「陸上」「サッカー」「バレーボール」がTOP3。
■日本選手や応援している選手が上位に入ったら「外食で乾杯したい」と思う人は39%で、特に20~30代男性は5割以上と高い。
■開催地にちなんだ「食に興味がわく」人は56%で、若い年代ほど高くなる傾向。


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