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飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2021/3/2~2021/3/8)

 本来であれば、緊急事態宣言が明けるタイミングだったのですが、また延長となってしまい。準備を進めていたお店さんにとっては非常に困った状況となってしまいました。
基準を動かされてしまうと2週間後の解除も本当に行われるのか?が懐疑的にならざるを得ない状況です。
 今後もこういった事が起こりえることを考えるとリスク分散としても売上ルートの拡大はしておくことは必須となるでしょう。

 検索マーケットの分析の方でも記載しておきましたが、4月より総額表示が義務化されます。再度、内容を確認し、月末までに準備をしておきましょう。

・総額表示の義務化
 こちらのデータとは関係はありませんが、2021年4月1日より総額表示(税込み表示)への義務化が始まります。対象となる媒体が非常に多いので、今のうちからの準備しておきましょう!!
【対象となる表示媒体】(多岐にわたりますので注意!!)
 ● 値札、商品陳列棚、店内表示、商品カタログ等への価格表示
 ● 商品のパッケージなどへ印字、あるいは貼付した価格表示
 ● 新聞折込広告、ダイレクトメールなどにより配布するチラシ 
 ● 新聞、雑誌、テレビ、インターネットホームページ、電子メール等の媒体を利用した広告
 ● メニュー、ポスター、看板など

ということにで、下記からいつものニュースになります。


・【エビソル飲食店予約推移・2021年2月度(2021/2/1〜2021/2/28)】
10都府県が緊急事態宣言下で対前月比94%と大差ないものの、対前年比55%と客足回復遠く、経営に及ばす影響は依然深刻
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000011690.html

式会社エビソルが新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に伴い大幅に自粛営業を余儀なくされている飲食店の厳しい状況を知っていただくことを目的に、飲食店の前年対比の予約状況を公開しています。

飲食店の予約推移に関する調査サマリ
<全国(1店舗あたり)>   <大阪>  <東京>
2月総予約数:104.0件    127.5件    78.4件
1日平均予約数:3.7件        4.6件   2.8件
(対前年比:55%)       (58%)    (43%)
(対前月比:94%)          (88%) (111%)

・RTDに関する消費者飲用実態調査 サントリーRTDレポート20212020年RTD市場は対前年112%と過去最大規模に。レモンRTDが牽引 お酒の飲み方が全世代で変化、家飲みでのRTD飲用増加 RTDに対する価値観が多様化、低アルコールRTDやノンアルRTDが伸長
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000382.000042435.html

RTDとはReady To Drinkの略で、そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテル、ハイボール缶などのアルコール飲料の事だそうです。
安く酔えるストロング酎ハイ系が売れている一方で、低アルコール、ノンアルコールも伸びているといったのが面白いですね。世界的なトレンドもずっとローアルコール化していますので、この流れは止まらないのでしょう。
コロナの影響もあり、今後ノンアルコールバーみたいなのが、もしかしたら増えてくるのかもしれませんね。

【調査サマリー】
(1)RTD市場は対前年112%と過去最大規模に。レモンRTDが牽引
(2)生活環境の変化により、全世代でお酒の飲み方が変化
(3)外飲みユーザーかつレモンRTDユーザーが、レモンRTDに感じる魅力
(4)酒税改正以降、自宅でのRTD飲用機会増加。味わいや、品質・機能に魅力
(5)RTDに対する価値観多様化。低アルコールRTDやノンアルRTDが伸長

・「パンとエスプレッソと」のお店の味が作れるレシピ公開企画をYouTubeでスタート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000035358.html
表参道のベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」をはじめ、国内に21店舗展開する株式会社日と々とが、お店の味が作れるレシピ公開企画をYouTubeでスタートしました。こういったYoutubeやショートと動画をつかった情報発信は今後さらに増えていくでしょう。早い段階から手を付けておいた方が有利になるかもしれません。


・~ コロナ禍で失業中のメンバーがレストラン開業 栃木県那須高原 ~
ガーデンバーベキュー等、五感で楽しむレストランが今春OPEN
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000075347.html 

 株式会社コールラビは、栃木県那須町の県道17号線沿いで、レストラン「那須高原バル」をOPENします。コロナ対策を実施した上で、ガーデンバーベキュー、自分で焼くステーキ等、味だけでなく体験するレストラン運営を目指します。運営スタッフは、コロナ禍の影響を受けて、長年勤めた会社を退職したメンバー4名が中心とのこと。
 コロナの影響を少しでも軽減するために屋外を主体としたこういった業態も今後増えてくるかもしれませんね。

・コロナ禍で激変する飲食業界に新しい波!共同運営型シェアキッチン「コミュニティキッチン」が板橋区役所前にオープン
飲食店開業支援・飲食店経営のプロが「ハイブリッド型飲食店経営」のスタートアップを支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000003393.html

飲食店開業の総合支援を行なう株式会社M&Aオークションと株式会社FOOD GARAGEが、2021年2月1日、都営三田線「板橋区所前駅」近くに、新しいコンセプトの共同運営型シェアキッチン「コミュニティキッチン板橋」をオープンしました。特徴は下記のようです。通常のゴーストキッチンとはまた違った形での運営のようです。
 ■初期費用なし、即日営業可能!
 ■共同運営型・相互協力型のシェアキッチン
 ■個性的でバラエティに富んだテイクアウトメニューが顧客にも好評
 ■ハイブリッド型飲食経営のスタートアップ支援

・一般社団法人日本フードデリバリーサービス協会(JaFDA)設立のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000029254.html

 日本最大級の出前サービス『出前館』と、Uber Eats Japan合同会社、menu株式会社、株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス、楽天株式会社を中心とした、フードデリバリーサービスを提供する13社は、新たに一般社団法人日本フードデリバリーサービス協会(「JaFDA」)を設立しました。より一層サービスや信頼性の向上をして業界を盛り上げて欲しいですね。

・foodpanda、3/4(木)仙台市でサービス開始!
foodpandaが東北に初上陸!foodpandaでおうちグルメが楽しめる
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000068913.html

フードデリバリーサービス「foodpanda」を展開するfoodpanda Japanは、3月4日(木)に仙台市でサービスを開始します。東北でのサービス提供は仙台市が初となります。

・外食市場調査2021年1月度
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001052.000011414.html

株式会社リクルートライフスタイルが定例の2021年1月度の「外食市場調査」を実施しています。下記に調査サマリ-記載します。

概況
2021年1月の外食市場規模は1472億円(前年同月比 -1794億円・東名阪3圏域計)
外食市場規模は3カ月連続後退、前年比45.1%
【今月のポイント】
1. 外食市場規模は前年同月比45.1%。前月からさらに10.6ポイントの後退
2. 前回緊急事態宣言時の初月(前年同月比22.5%:2020年4月)に比べると減少幅は小さい

・【ヒトサラユーザーアンケート調査】緊急事態宣言解除後は9割以上が「外食をする」、半数が「早々に行きたい」一緒に行きたいのは「4人以下の友人」「家族」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000587.000003515.html

ヒトサラユーザーを対象に「緊急事態宣言下と解除後の外食に関する意識調査」を実施し、本日3月4日、結果を公開しています。
【調査結果サマリ】
✔ 緊急事態宣言下では約4割がディナーの外食を完全自粛、解除後は9割以上が外食意向あり
✔ 解除後は、繁華街での飲食意向が宣言下に比べ大幅に増加
✔ 宣言下での外食は「家族と」が最多、 解除後「4人以下の友人と行きたい」が大幅に増加
✔ 解除後の外食タイミングは「早々に行きたい」と「1~2週間の様子見」が半々

・【ぐるなびリサーチ部】"緊急事態宣言解除後の外食意向" 調査
78.8%が「外食したい」と回答。外食の相手は「家族」、お店のジャンルは「寿司」がトップ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001049.000001511.html

 こちらは、ぐるなびが行った緊急事態宣言解除後の外食意向です。
先ほどのヒトサラと比較しても面白いかもしれません。

【調査結果ポイント】
・直近1ヶ月の外食頻度は、週に1回以上が30.2%。
・緊急事態宣言の解除後に78.8% が「外食したい」と回答。
・緊急事態宣言の解除後に一緒に外食したい相手は「家族(64.1%)」と「友人、知人(46.2%)」が高い。「友人、知人」は20代の女性は65.6%と全体に比べて高く、「1人で」は全体が27.7%なのに対して20~40代の男性では40%以上と高い傾向。
・緊急事態宣言の解除後に行きたいお店のジャンルは「寿司(52.0%)」「焼肉(48.9%)」「イタリアン、フレンチ(42.4%)」が上位となった。 「イタリアン、フレンチ」「カフェ、喫茶店」は女性の意向が高く、「居酒屋」は男性の意向が高い傾向。
・緊急事態宣言解除後の外食の際に気を付けることは、半数以上が「少人数での利用」「密を避けられるお店を選ぶ」と回答。
・「Go To Eatキャンペーン」のポイントは、保持者の91.6%が緊急事態宣言解除後の外食で「使う」と回答

・スシロー、成長戦略のカギは「キャンペーン」と「特大エビフライ」!? コロナ後を見据えた布石とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b141d2947042b2179c5c00f555129509e2ceaa1?page=1

 スシローの成長戦略を「業態と商圏」「既存と新規」に分けて解説しています。参考までに。

・ARナビアプリ「PinnAR」に動画投稿機能が追加!
~ユーザー投稿の動画で期待と安心感がアップ!そのままタップするだけで迷わずお店へ~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000006419.html

  式会社テレコムスクエアが、2021年3月8日よりARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」の新たな機能として「動画投稿機能」をリリースいたしました。当初は様々な飲食店・レストランなどをご紹介する機能として展開致しますが、ユーザーは簡単にお店の雰囲気や料理などを動画で投稿できるようになり、投稿を見たユーザーは期待値と安心感が得られ、さらにARナビゲーションにより迷わずお店に行くことが可能となります。
 動画共有ソフトと地図ソフトが一体になった感じですね。今度はやはり動画での情報共有になっていきますので、その機能をリリースといったところでしょう。すでにmap系ではGoogleやyahoo!が先行していますし、appleが急速に機能向上していますので、そちらが動画共有や予約、決済機能と連携してくるとなかなか厳しい競争となりそうです。

・<飲食業界専門の雇用支援>「飲食業界の雇用を守る!!」在籍型出向や海外企業でのスキルアップをサポートし飲食業界からの人材の流出を防ぐ策を発表~FROM飲食 TO飲食 飲食業界専門雇用支援~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000007856.html

 新型コロナウイルス感染症の影響により雇用が維持できない状態となった企業を対象に、在籍型出向や海外企業でのスキルアップなどをサポートし「飲食業界」からの人材の流出を防ぐ支援を行うといった内容です。雇用維持のための一つのオプションとして考えてもいいかもしれません。

・こころ和ませるひととき、安心安全な環境のもと、店内でのお花見を3月8日~4月3日限定開催!
~ お客様へご入店時にアルコール消毒のご協力とスタッフの衛生管理を徹底しています ~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000017961.html

 3年くらい前からちょろちょろと出ていたインドア花見ですが、コロナ禍で今年は外での花見も中止になりそうなので、すこしでもその気分を味わったもらうといった企画なのかと思います。安全配慮をしたサービスなようです。こういうのも工夫して打ち出してみるのもよさそうですね。

・3月8日(月)より開始!寿司せんべろセット1,000円(税込)『大阪居酒屋 満マル』
~若い女性注目のレトロな雰囲気が漂う大衆居酒屋!“安い・早い・美味しい”の3拍子揃ったお料理が100種類も~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000070435.html

 昼のみや新たな顧客層を掘り起こすための企画のようです。寿司せんべろとった切り口で非常に面白いと思います。セットの内容も非常にリーズナブルでいいですね。



 




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