見出し画像

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/8/13~2024/8/19)

先週はお盆休みという事もあり、ニュースは殆どありませんでした。
外食の需要としては、検索ボリュームだけを見ると東京、大阪は昨年を下回っています。九州に関してはほぼ昨年と同レベルといった形で推移しています。焼肉ワードに関しては、先々月からの流れ変わらずで、昨対ではずっと一番落ち込んでいる状態が続いています。ニュース記事の中にもありましたが、ファミリーが外食費を抑えている影響が一番大きく出ているのかもしれません。

・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移
 エリアによっての差が出ています。ざっくりイメージでは東京10%ダウン、大阪6%ダウン、福岡昨年同レベルといった感じです。一方で焼肉に関しては、どのエリアでも一番落ち込んでいます。東京で15%、大阪で12%、福岡で13%と10%強どのエリアでも落ちています。

【東京】

都内は全般的に検索ボリューム悪い状態が続いています。
寿司が2%、焼肉が15%、その他は10%昨年対比で落ちている感じです。

【大阪】

大阪は、東京よりかは落ち込みは若干少ないですが、6%前後の落ち込みといったところでしょう。焼肉は、さらに悪く13%減と他エリア同様に一番落ち込んでいます。

【福岡】
昨年を大きく越えるといったところまでは来ていませんが、ほぼ昨年通り。
ただ、こちらも焼肉だけが10%強落ち込んでいます。

【英語ワード(全国)】
インバウンド系の英語ワードは7月と同様レベル位で推移。(sushiだけ微増)コロナ前対比では伸びていますが、昨年同時期と比べると横ばい位に見えます。夏の暑さが外国人にも知れ渡り、この時期は避けられていそうです。


・台風7号 外食各社で臨時休業・時短営業が相次ぐ 「丸亀製麺」では東京・千葉など約200店舗で臨時休業
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1363528

台風7号の影響で、外食チェーンでも休店するお店が多かったです。

すかいらーくホールディングスは16日、台風7号の影響により、千葉県のレストラン「ガスト」を21店舗、「バーミヤン」6店舗、「しゃぶ葉」3店舗、「夢庵」10店舗、「ジョナサン」1店舗の営業を終日休止しています。これ以外にも、千葉などのエリアで営業時間を短縮している店舗もあります。物流の状況によっては、一部メニューに欠品が出る可能性もあるということです。
「丸亀製麺」では、東京や千葉などおよそ200店舗で臨時休業しています。
「スターバックス」では、千葉県を中心に18店舗が終日営業を休止、静岡でも休業した店舗がありました。
「モスバーガー」でも千葉や東京などの臨時休業は16店舗に留まったものの、時短営業を決めた店舗は午後6時時点でおよそ100店舗にのぼっています。

・外食業界で「AI・ロボットに代替される店員」と「しぶとく生き残る店員」の決定的な違い
https://diamond.jp/articles/-/348346

マニュアルで対応が決められている仕事はAIに代替されやすく、すでにその動きは進んでいます。半面、マニュアルに依存しない「人対人」の魅力を顧客が認めるような仕事は、今後も残っていくでしょう。といった記事。

ロボットやAIシステムの導入によって、代替される業務はいろいろとありますが、それを追求していくと他店との差別化をなくしていくことになります。日常ユースで低価格での勝負をしていく際には必須となりますが、客単価をとって行こうといった場合には、まったく逆だと思います。
このあたりの部分はよく考えていかないとお店の強みを削るだけになってしまうので、お店の将来像をイメージせずに導入すると、目先のコストダウンは達成されるかもしれませんが、単純な価格競争へ入り後戻りが出来なくなる可能性もあることを認識した方がいいでしょう。


・カスハラってどう思う?問題認識が高まった理由は?【アンケート結果を発表!】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000118875.html

株式会社ドリームプランニングが、コンビニ・小売業に関心を持つ方を対象にアンケート調査を実施してします。
↓↓↓詳細は下記から
https://uruhome.net/kasuhara2/

・夫から「もったいない」と言われますが、週末くらい「外食」してリフレッシュしたいです。月にいくらまでなら「外食OK」でしょうか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/66ad9d8a8a8feeaae880f617489292d9b15f7cf1

 焼肉の検索ボリュームが減っているのはこのあたりの食費節約による外食の利用控えが影響しているのかもしれません。
株式会社しんげんが運営する「SHUFUFU」が、2024年5月に20~50代の男女200人を対象とした「『食費節約』に関するアンケート調査」によると、「1ヶ月の家庭の平均食費」は「3~5万円(39%)」と回答する方が最も多い結果となりました。

また、同調査で「1ヶ月の家族での外食の回数」を聞いたところ以下のような結果になりました。

1位:ほとんど外食しない(35.5%)
2位:月に2~3回(26.5%)
3位:月に1回(24%)


・焼肉・うなぎは間違いだった?夏バテに本当に効くメニューは意外にも…
https://news.yahoo.co.jp/articles/887dfa7d4d44fe67870cc50c89a1352505fc6284

夏バテ解消に、焼肉やうなぎ、辛いものをイメージしますが…その食事、本当に効果はあるんでしょうか。本当に効く夏バテ回復メニューを専門家に聞きました。

富山短期大学・伊藤陽子准教授:
「うなぎも焼肉も、特に豚肉にはビタミンB1が多く含まれているので、疲労回復効果は高いと言われています。ただ、焼肉とかうなぎって油が多いですよね。疲れた身体には油が多いと消化に時間がかかって胃腸に負担がかかるので、あまりお勧めしない」

「疲労回復効果が期待できる栄養素はビタミンB1、ビタミンC、クエン酸などがあります」

「ビタミンB1の吸収を助ける働きがあるのがアリシンという栄養素で、アリシンはネギ類に多く含まれている。なのでネギ類、ニンニクとかネギとあわせてお肉、豚肉を食べるとさらに疲労回復効果が高まると思う」

「宮崎県の冷や汁って郷土料理があるんですけど、ちゃんと作ると大変なんですけど、“簡単冷や汁”がおすすめです」

冷や汁のほか、伊藤さんのおすすめメニューは、刺身にニンニクや長ネギ、そしてレモン汁やポン酢をかけたカルパッチョ風サラダです。これは、魚のビタミンB1がネギの「アリシン」で吸収が高まり、さらにビタミンCやクエン酸も入って最高の組み合わせだということです。

・中国の外食産業に新たな流れ、自然と美食を同時に堪能
https://www.afpbb.com/articles/-/3533850

中国では、キャンプ場での食事サポート事業が伸びているようです。キャンプ場でキャンプ用品を提供するだけでなく、新鮮な食材も提供するといったモデルのようです。飲食店が経理するキャンプ場もあるようです。

市街地でのキャンプ式飲食も盛んだ。2023年から多くのショッピングモールのテラスや建物屋上などで「キャンプ場風レストラン」が開業した。仕事帰りの人が数人で連れ立ってバーベキューを楽しむ。上海の人々は平日でもピクニック気分を堪能できるようになった。

 鍋料理チェーン大手の海底撈(Haidilao)が経営するキャンプ鍋上海浦東航頭店は週末や祝日になると、約6万平方メートルのキャンプ場はほぼ満席で、少なくとも1週間前に予約せねば利用できない。

生活関連サービスを手がける美団(Meituan)によると、上海住民が今年上半期に「都市部のキャンプレストラン」を検索した件数は前年同期比で110%以上増加し、美団のプラットフォームで「キャンプ」をテーマにした団体利用を販売する業者数は前年同期比で50%以上増加し、関連する注文件数の増加率は同216%以上だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?