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飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(9/29~10/05)

「なかなかニュースをチェックする時間がない」といった忙しい飲食店の方に向けて、私の方で気になったものをピックアップ、コメントを付けてまとめています。
 ・外食のマーケット変化を示すようなニュース
 ・集客(販促)に関連するニュース
 ・最近のトレンド商品に関するニュース
といった視点で選んでいます。

GoToEatも始まり、イートインの方のマーケットも徐々に戻りつつありますが、エリアによっては以前のレベルまで戻らないことも予想されます。販売経路の拡大の準備をしておかなくてはいけないということもあり、テイクアウトやデリバリー関連の情報はウォッチしておく必要があるかと思います。


・おもてなしフードデリバリーサービス「Wolt」10月8日(木)広島県呉市にサービスを拡大
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000051508.html
ユーザー、レストラン、配達パートナーに対して1分間以内に返答を行うチャットサポートを提供することにより、デリバリーにおけるあらゆる問題解決を迅速に行うだけでなく、利用者からのフィードバックをサービスに反映することで日々サービスの改善を重ねているWolt。安心安全のサービスが世界中で評価され、現在App StoreとGoogle Playで「フードデリバリーアプリ世界最高評価」を受けているということで、今後日本国内で、UberEatsにどこまで迫れるか?が注目です。

・外食DX企業イデア・レコードが提供するGATEがバージョンアップ!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000017143.html
複数のゴーストレストランの注文情報を一括管理できるツールです。今後ゴーストレストランを本格的に運営するとなると必要となる機能ですね。
テイクアウトにも対応しているのはいいですね。今後こう言ったツールが各社から出てくるでしょう。


・~ゴンチャ初のフードメニューはやさしい味わいのお粥~『彩々粥』2020年10月14日(水)より販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000048503.html
元マクドナルドのCEO原田さんがCEOになった㈱ゴンチャ ジャパンが初のフードメニューの販売を開始するようです。お粥は朝、昼、晩に出るメニューですし、テイクアウトやデリバリーとも相性がいいです。ベースのお粥をつくっておいてトッピングで味を変えるだけでバリエーションが増やせるといったメリットがあるので、今後類似の業態が出てきそうですね。


・唐揚げ専門ゴーストFC「あげたて」、半年で100号店。デリバリー&から揚げ人気はいつまで続く?https://www.foodrink.co.jp/news/2020/10/0282707.php
 約半年間で100店舗と好調に店舗を伸ばしています。今後もこう言ったバーチャルレストランが広がっていくでしょう。

・飲食業界初!AIスタッフ「さゆり」、本日より都内飲食店で勤務開始!!予約電話の応対から空席確認・登録までAIで自動化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002585.000001594.html
 AIによる電話予約受付が実用化されたようです。海外ではかなり前から実用化されており、かけている人もAIだと気づかないレベルの物になってきています。日本の物もとうとう実用化のレベルまで来たようです。
 海外では予約を取るAIもあるので、そのうちAI同士のやり取りで予約が取られるようになるんでしょうね。
 AIならではの365日24時間対応できるというのは魅力ですね。

・博報堂DYメディアパートナーズ、ポスト・コロナ時代の新たな食と暮らしの生活様式を実現する”ローカル・コマース”実証実験を開始
 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000038657.html
 地域の新聞販売店が起点となり、同地域内の直売所・農園が企画した野菜セットを、同地域内の生活者の自宅まで定期配送する小商圏のローカル・コマースである農産物直売サポートサービス「チョクバイ!BOX」を共同で提供するそうです。Uberが人やフード以外も運ぶことを始めていますので、世界的にこういった小商圏物流の流れがあるのだと思います。
 また、新聞も紙での購読者がへり、配達もどんどん減ってきていることから違ったモデルを画策しているのかもしれません。

・外食市場調査2020年8月度(ホットペッパーグルメ外食総研)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001018.000011414.html
 8月の物ですのでちょっと遅いですが、定例のデータです。興味のある方は、リンク先をご確認ください。

概況
 2020年8月の外食市場規模は2101億円
 (前年同月比 -1375億円・東名阪3圏域計)
 外食市場規模は前年比60.5%、前月からは3.9ポイントの改善
 飲酒主体業態では「居酒屋」が前年比約5割まで回復

・【日本初!?】レストラン”ガチャ”が本日スタート。まずはWEBでの受付を開始。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000060710.html
 突然のキャンセルの出てしまったレストランとお客様をマッチングさせるサービスです。どれくらいの精度でマッチするのか?は分りませんが面白いサービスだと思います。利用者のメリットとしては定価よりも30%以上安くなるようです。
 

・【日本初】外出自粛で脚光を浴びる料理系YouTuberに特化した「TubeRecipe」を正式ローンチ!既に紹介動画数は2700件を突破!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000059024.html
 外食とは直接関係ないのですが、料理Youtube動画のポータルのようなものです。きちんとレシピ起しもおこなっており、動画を見なくてもレシピをチェックできたりもします。
 そのうち飲食店の動画ポータルみたいなのも出てきそうですね。今後の情報発信に動画は必須となってくるでしょう。

・半数以上が廃業? この半年「生き残った」飲食店が行った新たな試みとは【NYで屋内飲食再開】
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20201001-00200400/
 ニューヨークでもやっと屋内飲食が再開されました。廃業になったお店も多く、今後生き残りをかけて環境適応を図っているようです。また、これまでにはないアイデアを出してくる人が出てくると思いますので、今後注目ですね。

・「外食は味より値段」10代の半数も 使える金額が限られているためか
https://sirabee.com/2020/10/04/20162420682/
 しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,844名を対象に調査したところ、全体の38.6%が「外食するときは味より値段を重視しがちだ」と回答したとの事。逆に言うと6割は値段だけでない要素で店を選んでいるということでもあります。

・「先送り」したいきなり!ステーキと「先手」を打った鳥貴族 コロナ禍で明暗分かれた「見通し」の差とは? (1/5)

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2010/01/news024.html
 小売り、流通アナリストから見た2社の比較です。両者ともに厳しい状況だとは思いますが、小型店業態の立ち上げがどらくらいうまくいくか?は注目で、企業規模が大きいと本部費負担が重くなるため、本部のスリム化を並行して行えなければ、それほど売上高が見込めないローカル立地での出店は厳しいと思います。恐らく社員の独立としての位置づけにしかならないのでは?

・5割以上の飲食店が新型コロナウイルスの影響でテイクアウトを開始/931名に聞いた飲食店の年末の営業と採用活動に関する調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000014754.html
「ハピテク」を運営する株式会社プレシャスパートナーズが飲食店の年末の営業と採用活動に関する調査を行いました。参考までに

【調査結果 概要】

5割以上の飲食店が新型コロナウイルスの影響でテイクアウトを開始
忘年会シーズンに向けての取り組みは「特に何もしない」(28.2%)、「一人用/少人数向けの忘年会メニューに変更する」(27.3%)
アルバイトの募集背景は「人手が足りないため」(33.0%)、「既存スタッフが退職したため」(32.7%)









 

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