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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/8/20~2024/8/26)

お盆明けという事もあり、これといった先週はりませんでした。
検索ボリュームに関しては、雨の影響も受け月半ばまでの先よりも落としてきています。また、西のエリアでは今週の台風の影響が出てきそうです。

・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移
 
東京、福岡は雨の影響も多く出てきており、数%~10%昨対で落としています。焼肉は相変わらず、全国的に悪いですが、東京の居酒屋も同程度まで落ちこんできており、ちょいハレ予約系の需要が減っていそうです。

【東京】

雨やゲリラ豪雨の影響のせいか?先週よりも落ち込んできています。一番調子のいい寿司でも昨対93%。居酒屋・焼肉は85%位と落ち込んできています。

【大阪】
大阪は、先週とほぼ変わらずの推移ですが、昨年対比では数%減。ずっと調子の悪い焼肉は13%強落ち込んだままです。

【福岡】
福岡も先週までは昨年同レベルでの推移でしたが、こちらも雨の影響を受けてか?一気に10%強落ち込んでいます。焼肉は相変わらず一番悪く、昨年対比で20%減くらいまで落ちています。今週も台風の影響もあり、さらに落ち込む可能性があるのが心配です。

【英語ワード(全国)】


・日本フードサービス協会/7月の外食売上4.3%増、雨宿り需要や五輪効果も
https://www.ryutsuu.biz/sales/q082622.html

日本フードサービス協会が発表した外食産業市場動向調査によると、外食産業の7月度売り上げ状況は、前年同月比4.3%増となった。

緊急事態宣言が明けてから1年以上経過したこともあり、2019年対比での数値が発表されなくなっています。各ジャンルも昨年対比では伸びており、順調に見えますが、昨年7月の時点でコロナ前を上回っていなかったパブ・ディナーレストラン系は注意が必要です。2019年対比で昨年が70.2%でしたのでそこから3.4%増えても2019年対比で72.6%にしかなっていないという事です。依然、平均的な居酒屋系業態は厳しい状況が続いていると思われます。


・都内飲食店「トムボーイ」で赤痢菌食中毒、店に7日間の営業停止処分

https://www.corporate-legal.jp/news/5820

東京都港区の飲食店「トムボーイ赤坂店」での食中毒です。東京都は、8月16日、この店を利用した男女5人が赤痢菌による食中毒を発症したと発表しました。都内で赤痢菌による食中毒が発生するのは、統計を開始した2000年以降初めてのことだといいます。

まだまだ、気温の高い日が続いていきますので、引き続き気を緩めることなく衛生管理は行っていきましょう。

・中部外食9社7月の売上高 既存店は5社減収 コロナ禍の回復が一
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0994e09915b8c481b2be24b6f012a92fcbe7192

 中部地方の主要外食チェーン9社の7月の売上高実績(速報値)が出そろった。既存店は、5社が前年同月と比べて減収だった。既存店売上高の増減率の9社平均は0・4%減と、減少に転じた。コロナ禍からの回復が一服し、土日が前年同月より少ない曜日配列も影響した。

5月くらいまでは順調に回復してきていましたが、頭打ちになったという感じでしょう。天候不順なども続いているので、8月はさらに落ち込みそうな気配です。


・訪日客向けの二重価格に関する調査 二重価格の認知率は62.0%。「賛成」が2024年2月調査の58.3%から69.5%に伸長
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000744.000004376.html

株式会社ロイヤリティ マーケティングは、10~60代の方を対象に調査した「訪日客向けの二重価格に関する調査」(実施期間:2024年7月8日~7月12日)の結果を報告しています。
今後も増えていくインバウンドを考えるとこのあたりは、キチンと考えておいた方いいでしょう。個人的には外食においては、2重価格というよりも、外国人向けに高品質の商品をそろえ適正な高価格商品をラインナップするのが一番問題ないと思います。

【調査結果】
・TOPICS①
 訪日客向けと国内客向けで料金を分ける「二重価格」の認知率は62.0%。  
 2024年2月の調査から19.8ポイント上昇した

・TOPICS②
 約7割が訪日客向けの二重価格に「賛成」。2024年2月の調査から11.2ポイント上昇した

・TOPICS③
 国内で二重価格が許容できる場所は「文化施設」「自然保護区」が半数を超え上位

・TOPICS④
 二重価格への納得感には「料金差の基準」「使用目的」が明確であることが求められる

・TOPICS⑤
 二重価格のデメリットは「特になし」(45.8%)に次いで「差別的な印象を与える」(36.2%)が高い。
 一方、メリットは「観光資源の維持管理」(49.3%)がトップ

▼二重価格のデメリット ※複数回答 (%) (n=1,200)

▼二重価格のメリット ※複数回答 (%) (n=1,200)

・【Z世代のホンネ調査】セブンイレブンの宅配ピザ大学生の65%が利用したいと回答
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000033607.html

株式会社RECCOOが、最新のZ世代調査として「セブンイレブンの宅配ピザサービスへの関心」をテーマにした調査レポートを発表しています。
まだまだ、認知度が低い状態ですが、今後認知が広がっていくと宅配ピザとかの脅威にはなりそうでしたい

■「セブンイレブンの宅配ピザサービス」大学生の95%が知らないと回答。

■「7NOW」大学生の82%が知らないと回答



・「社員いないの?」スシロースタッフの“あり得ない悪ふざけ”対応に不信感、運営会社は「調査中」
https://news.yahoo.co.jp/articles/203544915f32d474bf6e55e5cc388b19b9e6bf98

 8月21日、回転ずしチェーン店『スシロー』を利用したユーザーの投稿が物議を醸している。
 注文した商品が2度も届かないことを不審に思った投稿者は、会計時に若い女性スタッフに事情を聞いたそうだが、
《そしたらちょっと笑いながらなんかふざけてて~って言ってたんですけど》(原文ママ)
と想定外の返答に戸惑ったという。どうやら一連の注文ミスはスタッフ側の“おふざけ”だったようだ。というのが事の発端。

またしてもバイトテロのような感じになっており、人を雇う事自体がリスクとなってしまうのは悲しいですね。やはりいい人材の取れるお店になっていくという事もお店側としても必要なのかもしれません。


・「グルメバーガー」を食べたい人は65.0%出してもよい金額1000円以上は当たり前? 重視するものは?を調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002690.000011414.html

『ホットペッパーグルメ外食総研』が「グルメバーガー」について、20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートしています。

■「グルメバーガー」を「食べたい」人は65.0% 最高額は「1000円以上2000円未満」が最多

■「グルメバーガー」に出してもよい金額は「全体」「食べたい」人で大きな差が
「グルメバーガー」に出してもよい金額を、「全体」と、食べた経験のある・なしにかかわらず単純に「食べたい」人で比べたところ、最も割合が高い価格帯は「全体」で「1000円未満」47.3%、「食べたい」人は「1000円以上2000円未満」51.1%と違いがありました。また、高価格帯の「3000円以上」は、「全体」で2.2%、「食べたい」人で3.0%いることがわかりました。関心の高さによって、出してもよい金額に差が出る結果となっています。

■食べるときに重視するポイントは「焼きたて」「こだわりのチーズ」「肉の量が多い」


・2024年7月 noteで急上昇した食材ランキングを発表。人気の夏野菜と夏バテ対策レシピが関心を集める結果に!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000247.000017890.html

2024年7月にnoteに投稿された、フードに関する記事に付いた食材のハッシュタグを集計しました。集計結果の中から、前月と比較して急上昇したものをランキング形式で発表します。

旬の夏野菜を美味しく食べられるレシピに人気が集まりました。なかでも、連日の猛暑や冷房などの影響で食欲がわかない夏バテの人でも食べられるような、さっぱりとした味わいのレシピの需要が高まっています。また、レモンや大葉、生姜といった食材がランクインしていることから、夏バテ予防や健康促進への関心も高まっていることが予想されます。レモンには疲労回復などの効果をもたらすビタミンC、生姜には新陳代謝を活発にするジンゲロール、大葉には抗酸化作用のあるβ-カロテンなど体に良いとされる成分が豊富に含まれています。

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