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2021年1月(中間1/15まで)の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 2021年1月中間までのデータをまとめました。緊急事態宣言も出て、昨年4月、5月と同様に外食全般に大きな影響が出ています。
 集客以前にイートインのマーケットが大幅に縮小となってきているため、それ以外の売上獲得の方法をもたないと今後かなり厳しくなる可能性が高いです。一時的に閉店しているお店もあると思いますが、この機会に次の一手を考えておくだけでなく、打っておく必要があるでしょう。 

 今回は緊急事態宣言の影響が大きすぎて特にその他の要因がほぼ影響しておりませんので、掘り下げはしておりません。データサマリー的な意味合いで、客観的に検索ボリュームについてどれくらい変化しているか?を見ていただければと思います。 

◎まとめ

業態系ワードは、これまで比較的好調に推移していた「焼肉」「寿司」も昨対割れに、11月までは少し持ち直していた『居酒屋』は昨対30~40%に。
(ほぼ、昨年4月と同レベルに)

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利用シーン系ワードの「ランチ」「カフェ」のお出かけ・買い物系ワードも60~75%前後と昼間の検索ボリュームも減ってきている。(こちらは昨年4月、5月に次いで悪い)

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グルメ媒体系ワードの検索ボリュームは、これまで使われなくなってきていた媒体に関しては、ポイント消化の為に昨対を越えているものも見受けられますが、マーケットの実態に比較的近いのは「食べログ」でここからGOTOのポイント利用目的の人を引くと恐らく。半分以下になっているはず。

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テイクアウト、デリバリー関連のワードは、また盛り返してきています。

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1.業態系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)

Googleトレンド (期間2012/1/1~2021/1/15 2021/1/21に取得)
【業態系ワードの推移比較】(居酒屋、イタリアン、バル、焼肉、寿司)

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【1月中間までの各ワードの先読みの昨年対比】

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2.利用シーン系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)

【利用シーン系ワードの推移比較】(ランチ、カフェ、ごはん、レストラン、ディナー)

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【12月中間までの各ワードの先読みの昨年対比】

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3.グルメ媒体・SNS系ワード(東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、北海道)

Googleトレンド (期間2012/1/1~2021/1/15 2020/1/21取得)
【グルメ媒体系ワードの推移比較】

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【1月中間までの各ワードの先読みの昨年対比】

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【SNS系ワードの推移比較】

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4.テイクアウト、デリバリー系ワード(東京、神奈川、大阪、福岡、北海道)

Googleトレンド (期間2019/1/1~2021/1/15 2021/1/21に取得)
【テイクアウト、デリバリー系ワードの推移比較】(週次推移)

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【デリバリーアプリ系ワード】※週次推移

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