飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/1/30~2024/2/5)
1月の検索ボリュームを見ると昨年よりも下回るものもあり、需要の回復も頭打ちになってきているように見えます。また、原材料の高騰もひと段落してきそうです。とはいえ原価圧迫はしていますので、店舗での価格改定も早めに手を打っておきたいところです。
需要の落ち込む2月の内に今後の売上獲得や販促の方針を定めておいた方がいいでしょう。販促も全般的にグルメ媒体からgoogleやSNSへ、また口コミの重要性が上がってきていることもあり、きちんと店舗の実力をつけていくことも必要となっています。SNS映えの商品の導入もいいですが、一過性のきっかけ作りにしかならないため、結局、店舗のベースの力がないとその後の口コミや拡散につながらないといった結果になります。このタイミングで戦略と共に店舗の体制作りもしていく必要があるでしょう。
・東京都内業態系ワードのgoogleトレンド推移
1月(グラフの一番右)の都内での業態系ワードの推移ですが、昨年(グラフの丸のついている所)と比較するとイタリアンを除き昨年を下回っています。他のエリアも焼肉、寿司は大幅ダウン。その他のワードは微増か横ばいとなっており、これまではずっと昨対越えしていましたが、そこもひと段落した感じになっていきそうです。
・2月の食品値上げ 1626品目 4カ月ぶり1千品目台 4月は3千品目超え「ラッシュ」の可能性 ~「食品主要195社」価格改定動向調査―2024年2月~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000811.000043465.html
帝国データバンクは、2024年2月以降における食品の値上げ動向と展望・見通しについて、分析を行っています。値上げのペースは昨年10月以降落ち着いており、ひと段落したという感じです。
■2月の食品値上げは1626品目、前年比7割減 4カ月ぶり1千品目台
■2月は加工食品が最多643品目 ケチャップやジュースで「トマトショック」影響
■年間最大1~1.5万品目予想 コストプッシュ型から転換の兆し、今夏以降も値上げ続く
2月の値上げ、加工食品が最多643品目 ケチャップやジュースで「トマトショック」影響
今後の見通し:年間最大1~1.5万品目予想 コストプッシュ型から転換、緩やかな値上げ続く
・飲食店が注目したい「最新グルメトレンド」。メニューに取り入れて集客力・売上アップ!
https://www.inshokuten.com/foodist/article/7282/
「飲食店リサーチ」が2023年4月に実施した調査によると、トレンドをメニューに取り入れたことがある飲食店の半数以上が、新規客やリピーターの増加、認知度の上昇など、何らかの好影響を実感していることがわかった。そこで今回は、最新のグルメトレンドについて紹介する。といった記事です。
※詳細は記事をご覧ください。
【飲食店が取り入れたい最新グルメトレンド】
■ムードフード
■米粉
■健康志向メニュー
■進化系もんじゃ
■新感覚アルコール
■進化系クロワッサン
・飲食店の評価法めぐる食べログ訴訟、カカクコムが逆転勝訴。アルゴリズム変更に合理性を認める
https://www.inshokuten.com/foodist/article/7349/
グルメサイト「食べログ」において、店舗の評価が不当に下がり売上減少につながったとして、焼き肉チェーン運営会社の韓流村が「食べログ」運営会社のカカクコムを提訴した訴訟について、控訴審ではカカクコム側の逆転勝訴となった。
・ぐるなび「来期黒字化」に向け手応え深める2024年3月期3Q決算を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001340.000001511.html
ぐるなびが第3Qの決算を発表しています。順調に回復をしていると発表していますが、実態としては、加盟店は大幅に減少しており、集客媒体としてのパワーはかなり落ちてきているでしょう。一方で掲載店舗が少なくなっていることから、いまだ掲載をしている店舗は露出が増え、予約が増えるといった事が起きているのではないかと思います。
・加盟店舗数・ARPU双方の着実な向上により、オーガニック売上(※)が順調に拡大
・既存領域の着実な回復、高いコスト意識の徹底により損益予想を上方修正
・2024年の外食を一層盛り上げるべく、「春の乾杯キャンペーン」を準備中
・注目度上昇中の「立ち飲み」に関する調査結果発表 立ち飲みのスタイリッシュ化で「抵抗がない」が過半数に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002392.000011414.html
『ホットペッパーグルメ外食総研』が「立ち飲み」について、20代~60代男女のアンケート調査を実施した結果をレポートしています。
■「立ち飲み店に抵抗がない」40代男性が最も高い割合に、30代女性も46.2%
■『ホットペッパーグルメ外食総研』研究員からの解説
立ち飲みの「スタイリッシュ&カジュアル化」進む 20代~30代女性は45%以上が「抵抗がない」
■立ち飲み店に求めるのは「コスパの良さ」「一人でも気軽に入れること」
■「飲食店で会えばあいさつしたり会話したりするような知り合いをつくりたい」20代48.6%
「立ち飲みで知り合いたい」のは「普段関わることのない職業の人」33.6%
・タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニ…あなたの“推し”は?“推し”のカニには地域性が出る? 好きなカニランキング発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002395.000011414.html
『ホットペッパーグルメ外食総研』は「好きなカニの種類」について、20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートしています。
■カニが好きな人は全体で70.0%
・「バーガーキング® を増やそう」キャンペーン開始!応募した物件が実際に成約したら10万円差し上げます!日本全国への更なる店舗拡大のため空き物件をご紹介ください!応募のお礼にお得なクーポンプレゼント!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000038980.html
株式会社ビーケージャパンホールディングスは、2024年2月5日(月)13時~3月25日(月)17時の期間、日本全国の皆様から空き物件の情報を募集する「バーガーキングを増やそう」キャンペーンを開催いたします。バーガーキング® 公式HP特設WEBサイトよりご応募ください。ご紹介いただいた物件が実際に成約した方には、10万円を差し上げます。ご応募いただいた方にもれなくバーガーキング® 自慢の直火焼きの100%ビーフパティを使用した人気No.1メニュー『ワッパー® チーズ』セットをお得に楽しめるクーポンを差し上げます。また、「バーガーキング® を増やそう』キャンペーンムービーを公式Twitter、公式YouTubeで公開しております。
成功するかどうかは置いておいて、バーキンのこういったキャンペーンのアイデアは面白いですね。
・【アンケート調査】意外!焼肉で好きな部位ランキング1位はカルビじゃない!?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000135215.html
株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、「焼肉で好きな部位」に関するアンケート調査を実施しました。その結果を公表しています。
・高級店の「セカンドライン」としての立ち食い店が続々登場で話題!「高級立ち食い店で食べてみたいもの」1位は寿司
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002390.000011414.html
■「立ち食い店に抵抗はない」40代男性が最も高い割合に、30代女性も48.4%
「立ち食い店に行くことに抵抗はありますか?」に「抵抗はない」と答えた人の性年代別割合(n=1,035、単一回答)
Q「高級店レベルの素材・味だが、立ち食いスタイルのお店なのでリーズナブルな料金になっている」という「高級立ち食い店」について、あなたは行ってみたいと思いますか?(n=1,035、単一回答)
■『ホットペッパーグルメ外食総研』研究員からの解説
高級店の「セカンドライン」としての立ち食い店続々登場 「行ってみたい」57.3%
■「高級立ち食い店で食べてみたいもの」上位には寿司、焼き鳥、天丼がランクイン
■高級立ち食い店に求めるのは「コスパの良さ」「料理のおいしさ」
・【ぐるなびリサーチ部】2024年「バレンタイン」調査
~6割が購入予定、義理チョコの購入予定は3割強。一方、義理チョコ貰って嬉しいは4割~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001339.000001511.html
「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しています。今回は2024年のバレンタインに関するアンケートを実施しました。主な結果は以下の通りです。
■調査結果ポイント
<女性編>
・贈る相手は「配偶者」が約半数で最多で、次いで「自分」と「恋人」がほぼ同率。
・購入場所は「デパート、百貨店」が6割弱でトップ。
・購入総額は「3,000~5,000円未満」が2割で最も多く、僅差で「1,000~1,500円未満」が続く。
・1商品当たりの最高額は「1,000~1,500円未満」が2割超で最多。
・義理チョコの購入予定がある人は3割台半ば。
<男性編>
・バレンタインの贈り物を貰いたい人は4割、若い年代ほど高い。一方貰いたくない人は2割強。
・貰いたい相手は「配偶者、恋人」が8割弱。
・貰って嬉しい贈り物の金額は「~1,000円」が5割で最多で、次いで「~2,000円」が3割。
・義理チョコを貰って嬉しい人は4割、嬉しくない人は2割台半ば。貰って嬉しい人は、20代で6割強。
・バレンタインに貰った数の最高記録は「~5個」が6割超。
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