#16 バイトリーダーとサークルの副部長

もうね、大体これ。

いや、バイトリーダーを否定したいわけじゃない。サークルの副部長だって偉いと思う。

けど、今まで20年以上生きてきて、なんとなく入りたい会社があって、そこにアピールすることってそんなことでいいの?人生浅くない?


バイトリーダーの話でも、面白いければいいんだ。

けど「最終的には商品の発注やシフト管理を任されました」って言われても、バイトリーダーにその権限預けるマネジメントやばくね?さっさと辞めなよーって思うくらいで。

〇〇を徹底管理or企画して、売り上げも上がりました!って言われても、個店販促をバイトに頼る会社ってやばくね。って思うだけ。

それだったら、バイト仲間同士が喧嘩して、その仲裁に入った話とかの方が面白いかもしれないし、泥酔した客に対する対応エピソードの方が面白いかもしれない。それをまとめて「私の短所は、変わった人に出会いすぎることです」とかで括ってくれたらもう最高。

ようは、自分の言いたいことと、人の聞きたい話は違うってこと。

自分の言いたいことは大体の場合面白くないが、人の聞きたい話は大体の場合面白い。

これはイジワルで言うのではないが、例えば人の自慢話より失敗談の方が面白いのと一緒で。


サークルの副部長で学園祭を成功に導いた話はどうでもよい。きっとそれはもっと別の人間の失敗談の上に成功したイベントだろう。

それよりは、部内恋愛でメンバーが辞めていった話の方がよっぽど面白いと思う。


僕の同期で、「絶対に失敗する合コンの特徴を見極めることに成功しました」っていうプレゼンで内定をゲットしたやつを知っている。

つまり、そういうことなのだ。

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