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就活虎の巻第二回(なぜ新卒就活を全力で取り組むべきか)

こんにちは、亀じぃです。
過ごしやすい秋の夜長を満喫したいところですが、急に寒くなってきました。。
亀じぃにとっては苦手な冬が迫ってきていると思うと夜しか眠れません←
(苦笑)
はい、ということで、就活虎の巻第二回を始めたいと思います。
第一回では私自身のプロフィール、就活模様、そして一流大学ではない学歴で大手企業内定を掴むために大事なポイントについて書きました。
今回は「なぜ新卒就活を全力で取り組むべきか」という題材で私なりに思うことを書いていきたいと思います。

◆なぜ新卒就活を全力で取り組むべきか(前編)
ずばり結論から書きたいと思います。
「新卒での就職活動は人生の分かれ道である」からです。
就職活動を行っている皆さんには釈迦に説法かもしれませんね。
就活が大事なことぐらい分かってる!そう思っているかもしれません。
ここでひ●ゆき氏風に煽りたいと思います。
「本当に分かってますか?」
ここからは具体的にその重要性を考えていただくために、お金について少し深く話をしたいと思います。
当たり前ですけど、お金って大事ですよね。生きていくために、豊かな人生にするためにお金は切り離せないものです。
では日本のサラリーマンって一体生涯でどれぐらいのお金を稼ぐのでしょうか?
日本のサラリーマンの生涯年収はというと、男性の場合、高卒で2億1000万円、大学・大学院卒で2億7000万円、女性の場合、高卒で1億5000万円、大卒・大学院卒で2億2000万円と言われています。従来女性は一般職が多かったため全体では男性の生涯年収を下回りますが、女性活躍が叫ばれて久しい昨今、総合職で活躍する女性も増えてきていますのでその差は今後小さくなるかもしれませんね。
ここでは一旦男性を例にとって高卒と大卒を比較してみましょう。
実に6千万円の開きがあります。
6千万円という金額、とても大きな数字ですよね。一般的に高卒と大卒の社会人では入社後の職種やポストに差が生じることから、生涯年収としても差が生じているのが実態です。
ですがみなさん、この大卒平均年収、果たして高いの?低いの?と思いませんか?
23歳新卒から65歳の定年まで働くとします。実働43年間です。先ほどの大卒平均生涯年収2億2000万円をこの年数で割るといくらになるでしょう・・
答えは511万円です。もちろん年功序列がいまだ色濃く残る日本企業の給与体系上、この年収がずっと継続するわけではないでしょう。ただ、人生をマクロの視点で眺めるうえではこれぐらいの水準になるということはあながち的外れではない気がしています。
この水準のなかで結婚し、子供を育て、家や車を買い、老後の備えをしていくことになります。(決してできないとは言いませんし、この人生設計が当たり前と言うつもりもありません)
話を進めてみます。お気づきのとおり、上記はそれぞれの属性における「平均」の生涯年収です。
では「大手企業」の生涯年収はどれぐらいなのでしょうか?
大手企業の定義は様々ですが、Web掲載されている名立たる企業の生涯年収を拝見すると約3億3000万円~4億円ほどのレンジがボリューム層のようです。
(総合商社や大手デベロッパーは5億円以上の数字も、、)
詳しく知りたいという方は「東洋経済」などでよく記事にされているのでググってみて下さい。
先ほどの計算で仮に生涯年収3億5000万円(大手企業妥当水準)の人は年間あたりどのような水準になるかというと、「833万円」になります。
では4億円のサラリーマンはというと「952万円」です。
繰り返しになりますが、ほとんどの場合年収は一定ではありませんし、退職金も含まれているでしょうから一概には生活水準として語ることはできません。
ただ、マクロ的視点での人生の水準としては的外れではないと思っています。
さあここまでの数字を並べてみましょう。
(1)大卒男性生涯年収(平均): 2億2000万円(511万円/年)
(2)大手企業生涯年収①:3億5千万円(833万円/年)
(3)大手企業生涯年収②:4億円(952万円/年)

どうでしょう。年間あたりの数字で比較しても水準の差を感じるのではないでしょうか。そして生涯年収で比較すると1億円以上の違いが生じているわけです。
冒頭取り上げた、高卒男性と大卒男性平均の差はいくらだったか覚えていますか?
6千万円です。大卒のなかで大手企業に就職するということは実はそれ以上の開きがあるというのが実態なのです。

◆なぜ新卒就活を全力で取り組むべきか(後編)
前編では大卒男性の平均と大手企業の生涯年収で比較してみました。
「いやいや、仕事や人生はお金だけじゃない」
それも一理あるかもしれません。
でも、大手企業に就職するということはお金以外のメリットも豊富に存在すると私自身は感じています。それは後日「大手企業のススメ」として記事にしたいと思います。
ここまで書くと、事の重大さを実感した人が多いのではないでしょうか?
ここで敢えて今回の記事の題材と結論をおさらいしたいと思います。
題材:「なぜ新卒就活を全力で取り組むべきか」
結論:「新卒での就職活動は人生の分かれ道である」

はい、これに尽きます。
そしてあえて「新卒」の就活と書いたことには理由があります。それは現在の日本社会の構造上、新卒で入社する企業は極めて重要だからです。先ほどの生涯年収にも直結しますし、転職を行うにも「ベンチャー企業」から「大手企業」への転身はほとんどムリゲーであるのが実態なのです。
それぐらい、「新卒カード」とは大事なものなのです。
だから私は新卒での就職活動はそれまでの20数年間の人生のなかで最も必死で取り組むべき重要なイベントだと思っています。

◆「意識高い系」はダサいのか?
就職活動の時期はこんな会話が飛び交っていませんか?
「アイツ、意識高い系だよねw」
これまで仲の良かった友人やサークル仲間の間でも就職活動に対する温度感は人によって如実に異なることが多くあります。
実際に私自身の周りもそうでした。
そんななか、この「意識高い系」はどこか腫れ物のように扱われることがあるでしょう。
意識が高いことは本来リスペクトの対象のはずですが、上の会話例で草が生えているように、実際には嘲笑のニュアンスである場合がほとんどですよね。
「意識高い系」はダサいのでしょうか?
私は声を大にして言います。
「意識低い系の方が数億円分ダサい!!」
いまこの記事を読んで頂いた方はもうピンと来るでしょう。
生涯で数億円の違いが生じるこの人生の一大事に本気にならない奴の方が数億円分ダサいと思うのです。もしくは、この将来の差を自覚しないまま呑気にキャンパスライフ(笑)を謳歌している奴の方が数億円分ダサいのです。
この事に気が付いている人間は「意識高い系」であることに誇りを持てばいいのです。
実際のところ本気で取り組んだ結果、就活の成果が実るかどうかは未知数です。
ですが、ここで本気になれない人間がその後の人生のどこで成功を掴めるのか、甚だ疑問に感じます。
だから、「意識高い系」は自分の人生に自覚と責任を持つまっとうな人間の姿勢なのです。

◆就活の温度差はなぜ生まれる?
多くの人は学生時代に受験を経験します。
高校受験、大学受験、早い人は中学受験も経験していることでしょう。
見事合格できたか惜しくも不合格だったかはさておき、受験に関してはみんな全身全霊で努力しますよね。寝ても覚めても勉強を続け、目標とする進路に全力を注ぐわけです。
でも、こと「就活」になると人によって温度差が生まれます。
それは一体なぜでしょうか?
私自身、この現象を起きる理由が分からない、というのが正直なところです。
なぜなら私自身は就活がそれまでの人生で最も重要なイベントであり、今後の人生を左右することを就活時点で自覚していたので、温度差があること自体が理解できなかったのです。
一つ断言します。就職活動はそれまでの受験戦争や学歴、経歴をシャッフルしてしまう最強の魔法カードです。
私自身、高校受験では第一志望に不合格、大学受験においてはセンター試験失敗で受験大学のレベルを下げることを余儀なくされた人間です。
志望校に合格した友人などにはコンプレックスもあったのが本音です。
しかし、就職活動に本気で打ち込んだからこそ、意中の企業へ入社し現在豊かな人生を歩んでいます。まさに人生を変えた試合が就職活動でした。
これは逆も然りです。
これまで受験戦争を勝ち抜いた強者達が就職活動において挫折を味わう、それも就職活動です。そして、ここでの勝敗は間違いなく今後の人生を大きく左右します。
人生の大一番なのです。

ですが、こと就職活動においては全力で取り組む人とそうでない人が分かれていきます。
これは本来理解のできない事柄だと思うのです。

◆全力で駆け抜けてみよう
ここまで読んで頂いた方はもう就活に対するモチベーションや覚悟はできたと思います。
もう一度だけ繰り返しますが、就活は人生の大一番です。
そしてそこに存在する温度差はある意味チャンスなのです。
就職活動は長く、そして抜け道の見えないトンネルを進むようで孤独や不安があります。
ですが、本気で取り組むことで必ず活路は見えてきます。
ぜひ、人生の一大勝負、全力で駆け抜けてみて下さい。
また「本気といっても具体的には何を考え、行動すればいいの」ということについても私なりの考えを今後記していきたいと思います。
最後に、、ブログに対する反応が次の執筆のモチベーションになるため、いいねやコメントを頂けると嬉しいです。(質問やご相談でも構いません)
それでは今回もお読み頂きありがとうございました。


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