見出し画像

人生の分岐になったゲームたち

人は漫画、アニメ、小説、ドラマCD等々、様々な形で物語に触れますが、
私はその中でも「ゲーム」を通じて物語に触れることを一番好んでいたし、
今もその傾向が強いです。

ゲームは自分が操作することで物語が進行していくので、自分の選択で物語の進行が決まっていくとより一層没頭していけるんですよね。
なもんで、いい大人になった今でも、よく3時間4時間ぶっ続けでゲームやって旦那から心配されたりしています。

さて、今回のタイトルにもしている「人生の分岐になったゲームたち」。
ちょっと悩みましたがこちらの3つを挙げて簡単にご紹介もできたらと思います。

「ポポロクロイス物語」

画像1

言わずと知れた名作。
1996年に発売され、現在は同シリーズのソシャゲも出ていますね。

【あらすじ】
主人公ピエトロの10歳の誕生日。「ガミガミ魔王」と名乗る人物が城へ侵入し、王家の宝「知恵の王冠」を盗まれてしまう。これを取り返すため、ピエトロの初めての冒険が始まる。
その後、死んだと聞かされていた母親サニアが生きていることを知り、母親を助けるために仲間と共に壮大な冒険に出る。

私がこれを買ったのは2000年。
当時はまだ新しかったPlaystation  oneを父、妹と折半で買いに電気屋へ行った際に、好きなソフトを1つ買ってあげると言われた私。
ゲームソフトの棚をなんとはなしに眺めていて目に止まったのがこのイラストでした。つまりはジャケ買い。
「Playstation  the Best」シリーズになって安価だったのを覚えています。

中身はいわゆる普通のRPGですが、シームレスな戦闘システム、2Dドットなのに表情豊かなキャラクターたち、主人公ピエトロの成長と、あれよあれよという間に引き込まれていきました。
当時の私は、ゲームは好きだけどそんなに上手でもないので、いわゆる全クリというものをしたことがなかったのですが、このポポロクロイス物語は、私が人生で初めて全クリしたゲームとなりました。

そして月日は流れ2016年、ゲーム20周年記念のオンリーイベントで初めて同人誌を作ることになるという。

また、このゲームとの出会いが、後に私の最愛のアーティストとなる「RURUTIA」との出会いを引き寄せてくれることになるのですが、それはまた別の記事で語らせていただければと…!

私の「好き」を一番最初に形成してくれた思い出深い作品の一つです(=ω=)

「歪みの国のアリス」

画像2

サンソフトから2006年にリリースされた携帯ノベルゲーム。
(現在はほぼ同じ内容で買切型のアプリが出ています)
私がプレイしていたのは2007年、JK真っ只中の時でした。
当時のJK向けのファッション誌にも広告が載っていたのを覚えています。

【あらすじ】
主人公の葛木亜莉子は、自分が通う高校の教室で目を覚ます。
目の前には「チェシャ猫」と名乗る灰色ローブの男がおり「さぁアリス、白ウサギを追いかけよう」と言うばかり。
いつもの学校なはずなのに何かがおかしい……
歪んだ世界の中で白ウサギを追いかける亜莉子。その先に待つ真実とは…

見た目ホラーっぽいですがそんなに怖くはないです。とても愛嬌と味のあるキャラクターたちがたくさん出てくるので、ホラー映画が見れない私でも最後までプレイできました。
また、マルチエンディングなので全EDを回収すると物語の真相が見えるというスタイル。BAD  ENDも多いのでそういう意味では飽きないゲームだと思います。

このゲームをきっかけにファンアートを描くようになり、好きな作家さんのサイトを漁ってキリ番を踏んだりと、いわゆる「そっち方面」の知識を経験を積んでいました(わかる人にはわかると思う…)。
フォレストページとか、懐かしいですね。

「UNDERTALE」

画像3

先の2つの作品からだいぶ時間が飛びますが…
これも私にとっては大切な作品の一つです。

Toby Fox氏が開発し2015年にリリースされたインディーゲーム。
私は某実況主さんのプレイ動画を見て知ったのですが、序盤で音楽の良さと物語の深さを察し、「これは自分でプレイしないといけないやつだ…!」と思い実況を見るのを中断。存在は知っていたけど使ったことのなかったsteamに足を踏み入れてなんとかプレイした記憶があります。

【あらすじ】
かつて地球では「ニンゲン」と「モンスター」が争っていた。争いはニンゲンが勝利し、モンスターたちはニンゲンによって地下に閉じ込められた。
時は流れ、1人のニンゲンが地底に落ちるところから物語は始まる…

キャッチコピーは「誰も死ななくていいRPG」。
このゲームは誰も殺さずにクリアすることができる点で従来のRPGと一線を画しています(逆に、全員抹殺するルートも存在します)。

私にとってUndertaleは、社会人になって疎遠になっていたファンアートへのモチベーションをもう一度引き上げてくれたゲームであり、それによって普段の生活では繋がることのなかった人たちと繋げてくれたゲームです。

そして、グッズ欲しさに海外通販に手を出してみたり頑張って外国語を翻訳したりと、自然と世界を広げる一歩を踏み出させてくれたゲームでもあります。

終わりに

この記事を書いていて思ったのは
「好きなものについて書くのはとっても楽しい!!」というコト。

noteってアカデミックなことや誰かの役に立つことを書かなければいけないみたいなプレッシャーがあるのだけど、こういう記事を書くことから始めていくのもいいなぁと思いました。

読んでくださった方の中に、今回ご紹介したゲームを好きな方がいらっしゃったら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?