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或る日の夕刻

陽が沈みゆく
溢れんばかりの光を放ちながら
一日は終わりへと近づいてゆく
このひと時を私は噛みしめる

たえず 生まれてくる
「明日」という未知の日に
しばしば私は戸惑い
眩暈めまいを起こしそうになる

「明日」という未知の日に
託せる希望は少なすぎ
抱ける夢は不明瞭すぎる

それでも前を向いて
私は進んでみようと思うのだ
沈みゆく あの太陽のように


(2024.4.21)

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