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学ぶを結果に変える アウトプット大全/樺沢紫苑

今回は書籍のご紹介&ブレスト内容をシェアします。
学びを結果に変える アウトプット大全という本で、結構売れている本みたいです。

内容は、学びに関する本なんですけど、要するにインプットよりアウトプットをしろって話です。

ブレスト内容

アウトプットをインプットより2倍しろ

みんなインプットをたくさんしがちなんだけど、本当に大事なのはアウトプット。その比率はインプット:アウトプット=3:7。インプットしたらその倍はアウトプットせよ、ということですね。まずアウトプットという運動をすることで記憶の定着がよくなるようです。情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすくなるとのこと。
そこからアウトプットのコツが色々紹介されています。
例えば、何でもいいから感想だけ書く。その際に、自分の意見を書くことが大事。フィードバックをしろ、とか。
あと、面白いと思ったのが、良しとされている行動を科学的に証明しているところ。
例えば、仕事で成功するためや良好な人間関係を築くためにはポジティブな言葉がネガティブな言葉の3倍必要。
「悪口を言う」は百害あって一利なし。なぜなら悪口を言うことでストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されるから。つまり悪口をいうことでストレス発散になるどころか、ストレスが溜まることになってしまう。
「感謝」は良い。なぜなら感謝することでドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンなど脳と体にいい作用を与える4つの脳内物質が分泌されるから。
「チャレンジ」は良い。なぜなら、チャレンジすることでドーパミンが分泌され、集中力アップ、やる気アップ、記憶力アップ、学習機能もアップするから。
「笑顔」は良い。なぜなら、笑顔を10秒作ると緊張が緩和してハッピーな気分になれる。これは笑顔を作るとセロトニン、ドーパミン、エンドルフィンが出るから。
良しとされていることが科学的に証明されているというのは個人的には面白い発見だなと思いました。

笑顔を追求できているのか?

最近の自分の週次目標が「笑顔」なんです。上記の笑顔の効果もさることながら、「笑顔」が一番コスパが良い運気を上げる方法だと思っています。だって笑顔になるだけでいいんだから。
で、最終的に何事も笑顔に帰結すると思っていて。仕事をしていたら、お客様は笑顔になっているか。これが一番考えなければならないことだと思います。じゃあ、僕たちのプロダクトはお客様を笑顔にしているのか。関わる人、みんなが笑顔になっているのか。誰か一人でも笑顔じゃなかったら、なんかそれは違うよね。そんな認識をみんなが持つことが、かなり重要なんじゃないかと思ったんですね。
僕の会社では毎週「心の勉強会」と言って、道徳を学んでいます。当然その中にも「笑顔」は出てきます。むしろ一番に出てきます。「笑顔・うなづき・天国言葉」まずはこれをやれと。学べば学ぶほど、それが真理だと思います。それくらい笑顔って大事。
だから困ったときとか迷ったとき、「それは笑顔になれるのか」と自問してみるといいんじゃないかと。例えば仕事に従事するメンバー全員がその意識でいたらどうでしょう?最高なものができると思いませんか? 僕はそんな組織を作りたいなと改めて思い、まずは自分の笑顔を習得したいと思って週次の目標にしています。
あとアイディアとしては、社員研修向けの謎解きゲームも作ったりするんですが、「笑顔」をテーマとした謎解きゲームも面白いなと思いました。笑顔を失った社員。謎を解き明かして笑顔を取り戻そう!みたいな。それで研修が終わったら、笑顔の大切さに気付かされる。笑顔の効果はこういうホルモンが出るからいいんだよ〜。悪口言ったらダメなんだよ〜。みたいなことを遊びながら学べる。めっちゃ意義があるゲームだと思いますよね。なんとか完成させたいですよね。
あと、テレビのバラエティなんかよく笑い声が入っていますよね。意図的に入れていると思うんだけど、それってやっぱり大事なことなのかもしれないと気づきました。僕が編集しているtiktokとかYouTubeのショート動画でも、そういった笑い声を意図的に入れるのは良いのではないかと思いました。最近入れているんですが、効果の程は、まだわかりません笑。でも笑い声が入っているとつられちゃいますし、なんか悪い気はしないですよね。(テレビのあからさまな笑い声には辟易していて、すぐテレビ消しちゃうんだけど笑)。
あと今思ったんだけど、会議が始まる前の笑顔体操とかどうでしょう。会議が始まる前に10秒間笑顔を作る。よく朝礼やる会社あるじゃないですか。その場面でも10秒笑顔やったらいいんじゃないかな。なんか怖いけど、そこは我慢して。たぶんめっちゃ良い効果出ると思いますよ。試しにやってみようかな(実験大好き笑)。
最後に、感謝が良いとありましたが、僕は神社にお参りに行くときの自分ルールとして「感謝しかしない」と決めています。まず、自分の名前、住所を心のなかで言って、次に「いつも見守ってくださりありがとうございます。これからもよろしくお願いします。社員のみんなありがとう。家族のみんなありがとう。みんなに良いことがありますように。世界が平和でありますように」ってな具合です。嘘だと思うけど、ほんとにやってます笑。むしろ神社は感謝を伝えに行くところだそうです。大学の教授がそう言っていて、それ以降そうするようにしています。効果の程はよくわからないけど、今回の本を読んで、感謝するっていいホルモンが出るから良いんだってわかりました。改めて考えてみると、感謝するってなかなかしないじゃないですか。いや、してるんだけど、手を合わせてちゃんと感謝するって神社に行ったときくらいしか僕はしないから、それなら神社に行く機会を増やせば良いんじゃないかと思いました。あと僕の友達が神社に行くと必ず1,000円札をお賽銭に入れていて、それを見てカッコいいなと思ってたんです。彼は「たった1,000円で良いことが起こるなら全然いいっしょ」って言ってて。でもなんかもったいないなぁって思ってたんですけど、去年から意を決して僕も1,000円お賽銭することにしました。効果の程はやっぱりよくわからないけど、でもなんか慈善みたいなお金って、自分の心を洗ってくれるような感覚があるんです。たぶん寄付とかもそんな感じなのかな(寄付しないからわからないけど)。アスリートとかハリウッド俳優とか寄付に熱心なのは、自分の心を中庸に戻して、驕らない状態を保つためなのかもしれないと思いました。やったことないことはわからないので、何事もやってみることで見えてくる世界がありますよね。世の中不思議です。
最後に、「感謝」って僕は人生の究極系だと思っています。「人生にとっていちばん大事なものはなんですか?」の答えのベストアンサーは「感謝です」じゃないかとずっと思っていて。感謝こそすべての帰結なのではないかと。答えはわからないけど、割と真理に近いのかなと思っています。感謝を忘れた瞬間に人間は終わる気がして。逆に感謝しすぎてもなにも悪いことは起こらないから、過剰なくらい感謝しまくる姿勢を保つことが大事だと思っています。
僕はいつか自分が偉そうになったり、驕り高ぶるってしまうのが怖いんです。素直で謙虚であることが成功する必須条件だと思っていて、逆に驕り高ぶってしまったら破滅への道のはじまり。そうならないようにしたいんだけど、魔が差すこともあるからずっと怯えています。たぶんそうならないようにいろいろな仕掛けを用意する必要があるんだと思います。神社に定期的に行く、お墓参りに行く、電話を切るときには「ありがとうございます」を言う、「ごめんね」を「ありがとう」に変える、とかとか。そういう感謝のトリガーをたくさん作るのがすごく大事なんじゃないかなと思いました。

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