AI時代に食える仕事 食えない仕事/週刊東洋経済2019年4月13日号

定期購読をしている東洋経済の記事をまとめつつ、アウトプットなんぞしようと思います。
特集記事の「AI時代に食える仕事 食えない仕事」をピックアップします。
内容は、これから来るAI時代で、職業別になくなる業務、これから生まれる業務をわかりやすくまとめているものです。
僕が気になってマーカーを引いた部分をピックアップしていこうと思います。

労働人口の47%が機械に代替されうーー。13年、論文でそうした定量的予測を発表し、雇用の未来に関する議論を巻き起こしたのが、英オックスフォード大学のカール・B・フレイ博士とマイケル・A・オズボーン准教授だ。論文では、米国で10〜20年以内に70%以上の確率で予測が実現するとしている。
日本では「労働人口の49%が機械に代替される可能性が高い」

13年に発表された論文では、なんと47%の仕事がなくなるという。この衝撃、いまも一般の方にそのように認識されている感じがあります。AI時代がきたら、仕事の半分がなくなる…って。でも冷静に考えて、30年前くらいの仕事が今の時代半分もなくなったかというとそうではなくて、感覚としてはそんな半分もなくなるわけねぇよって思うんですよね。
で、改めて違う方が近年発表した論文では、以下のようなことがまとめられていました。

アーンツ氏らの研究結果を基にOEDC(経済協力開発機構)がリポートを発表した。そこでは、自動化の可能性が7割を超える職業はOEDC21カ国平均で「9%」という予測となった。
専門家の間では、こうした現実をすべて含めた定量的予測は不可能というのが常識だ。

やっぱそうだよね!っ不思議と納得しました。まぁなくなることは確かなんだけど、9%程度って、そんなになくならないじゃん。でもまぁ実際そんな感じなんだろうな。利権もあるし。どこかGAFAみたいな大きな企業群が大きな力で蹂躙していくように既存のビジネスをどんどんぶっ壊していけば、もっと増えるんだろうけど。

さて、次からは職業別で気になったところを見ていきます。

■弁護士
この"泣き寝入り需要”が顕在化する可能性はある。

もっと裁判利用が増えるってことなんでしょうかね。(なんでマーカー引いてあるのか覚えてない笑)

今いえるのは自動化が進めば格差の問題が深刻化するということ。

自動化が進むと、ブルーカラーの仕事がなくなると言われていますね。読み進めると書いてあるんですが、結局残る仕事が、人間が考える仕事が残るので、ホワイトカラーの仕事が残っていく流れなので、格差は広がっていくのは致し方ないですよね。だって誰でもできる仕事しかできない人の仕事がなくなるわけですから。その人はもっと悲惨な立場になるわけで、格差が広がるというよりかは、下のほうがもっと下になるって感じなんでしょうかね。

不動産業者は全国に約12万業者と、コンビニエンスストア店舗の2.5倍に上る。うち5人以下の零細業者、いわゆる"街の不動産屋さん”が86%を占める。

そんなにあるんだぁ、不動産業者。コンビニは5万店か。たくさんあるなぁ。(ただの情報としての関心)

「デジタル手続き法案」

役所の窓口に届けなきゃいけない書類などの手続きをデジタルでできるようになるよっていう法案。こりゃ便利や。もっと早く普及してほしい。ちょっと違うけど、選挙の投票なんかもうネットでできるようにしてほしいわ。

■コンビニ店員
自動化を後押しするのが人手不足だ。
「会話や口頭での商品紹介といった顧客との接点強化を行いたい」

他の職業でも書いてありますけど、日本では人手不足が顕著になっているから、その部分をAIに頼りたいと。人がいないからAI技術が進歩せざるを得ない状況なのがなんだか興味深くて。ピンチだから進化するんだなぁと。
でもアマゾン・ゴーみたいに、人のいない店舗もそのうちできるんでしょうね。
最近ユニクロに行ったんですけど、レジがセルフになっていて、商品が入ったかごを読み込みの台に乗せるだけですべて読み込むシステムにはビックリしました。あれはかなりスピードアップするし、人も1人か2人くらい削減できそう。

「AIを活用する仕事と、AIができないことを補う仕事に大別できる」

要はそれを使いこなせるかどうかなんですよね。一番ダメなのは、それに使われることですよね。あぁ、そういう人材もこれから出てくるかもな。AIの指示に従うだけの人。それでうまくいくなら、それはそれで幸せかもな。

■ホテルスタッフ
同社(星野リゾート)が業務の自動化を目指す最大の理由は、価格を維持したままサービスを充足させることだ。
ただ、星野氏はサービスの向上ではなく、人手不足の解決を目的とした自動化は失敗すると断言する。

さきほどのコンビニのところにも出てきましたが、AI導入は単に人手不足の解消に利用すると失敗してしまう。サービス向上のために使わなければならない、と。つまり、AIがやることで余裕ができた人員を、もっとサービスに回すのが良いと。そうなると、どんどんサービスが充実していく社会になるわけで、つまりサービス勝負になってくるんですよね。人間としては、サービスの質が高い人が好まれるし重宝されるので、逆にサービスが苦手な人はどんどん不利になる。
このことから、これからの時代は作業効率とかじゃなくて、人間そのものの質が求められるんじゃないかと思うんです。人間力というか。人間しかできないもの、人間として魅力的であること、それがこれからの勝ちどころになるんだと思います。

■タクシー運転手
「必要なのは、お客様の話を聞くコミュニケーション力。運転スキルより、心理学や接客の心得がある人材が必要になる」

タクシーでも同じことが言われてますよね。むしろどの職種にもあてはまることだと思います。最後は人。人は人にしか惹かれないように、人らしさ、人としての魅力を高めていくことが本当に必須だと思います。
まぁそういう意味では、僕の会社では「心の勉強会」という「道徳」についての勉強を全社員で必須として毎週やっていますが、ちょっと時代を捉えていますかね(自画自賛笑)。でも真面目にこれからの時代のキーワードに「道徳」というのも入ると思います。なので僕はそれも重視していきたいと思っています。

法人向け事業には強みが残るが、個人向けはGAFAを中心とする新興ネット勢力に対し劣勢という傾向は、各業界で同様に見られる。

個人向けはどんどんAI化されていって、勝負が難しくなるということです。
先程のコンビニレジにしてもそうだし、タクシーも自動運転になったら極論人間なんか不要だし、買い物、飲食、個人消費はだいたい機械に置き換わることができるから、ビジネスとしては厳しいのかも。負けた人は大きな会社の軍門に降るか、消えていくか。
これは都会の話ではなくて、田舎でも十分起こりうる話。現に本屋さんなんかアマゾンのおかげで(それだけじゃないと思うけど)どんどんなくなっているし、CD屋もなくなってるし、たぶん服屋も減っていくだろうし、ネットの幅がどんどん広がって、田舎だからといって関係ないや〜では済まない状況になっていますよね。

法人向けの人材が残りやすいのは、人間の強みを生かせるからだ。

結局人間力なんですよね。
魅力的な人間になれるよう、どうやって努力していくか。このキーワードもなかなか面白いかもですよね。
「面白い人間作ります!」っていう習い事教室が流行るかもしれないですよ。でも真面目にそういうの、やってみたいですね。少なくとも、うちの会社内ではそういう活動をしていこうと思います。

こんな感じで読んだ雑誌や本をアウトプットしていく機会をこれからも増やせたらいいなと思っています。

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