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第70回 クラスター爆弾

7月7日(日本時間では8日)、アメリカのバイデン大統領はウクライナにクラスター爆弾を供与する事を発表しました。
クラスター爆弾とはかつて「親子爆弾」とも言われ、投下中に数個~数百子の子爆弾が広い範囲に散らばりとても殺傷能力が強い兵器です。

第二次世界大戦中に開発され、日本の東京大空襲で10万人以上の命を奪った焼夷弾もこの爆弾の一種です。またベトナム戦争でも多数の命を奪ったナパーム爆弾もそうです。

子爆弾の方はすぐに爆発しない事も多く、しかしだいぶ経ってから爆発してまた死傷者を出すという事でとても危険なものです。
現在100か国以上がクラスター爆弾使用禁止条約に加盟し、日本も入っています。
しかし当該のアメリカ、ロシア、ウクライナは入っていません。イギリスなどは今回の措置に非難していますが、日本は例の如く、アメリカに忖度して声明を出していません。

第二次世界大戦前からの事をこのnoteでは扱っている訳ですが、同じ様な失敗をずっとしている感じがします。早く戦争が解決してほしいです。ただ、戦争で儲ける輩を何とかしないと永久に解決しませんが。(続く)

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