![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63852695/rectangle_large_type_2_fb0c91d76f7c8bf21b4e3469dee0b9cd.jpg?width=1200)
月の夜に
思い立ったが吉日。
ひとり、キャンプに行った。
駅近のパーキングからバックパックを背負い、30分歩く。
到着する頃は夕方だ。
最近、ソロキャンプは道中でランチしてグダグダしたのち、夕方前にキャンプ場に着くパターンが多い。何ならチェックアウトも朝8時前に終わらせてしまうことも。そういう日は、なるべく一人でいるように心掛けている。
一見すると何しに行ってるんだろう…とか人嫌いに見えてしまうかもしれないけど、単にフォトグラファーという仕事は半分以上接客業。一人でぼーっと過ごす時間を意図的に作らないとパフォーマンスが落ちるのだ。
しゅっぽり時間を嗜める環境さえあれば、それで結構満足。
そんな話は置いといて。
スケスケテントが寒い時期になってきた。
でもナンガの寝袋があれば全く問題ないから、とりあえず今年いっぱいはスケスケMSRで過ごそうと思う。
いや待てよ…
薪ストーブでホクホクも…
悪くない…
日暮れから夜までの時間は早い。
気温差で結露が激しそうだったから、一応フライシートをかけた。寒さは我慢できるけど、結露でびちょびちょは結構しんどい。
満月が綺麗な夜は、思った以上に明るい。
ライトがなくても歩くことができる上に、月の明るさで自分の影ができるほどだ。目が慣れたらテント内のライトを消しても全く問題ない。
そうやって自然と調和していくと
聞こえてくるのは波と汽笛の音だけ。
時々、暴走車の世紀末ヒャッハーが聞こえる程度。
これはもう、文化だから受け入れよう。
朝5時に目が覚めた。
ちょうど、月が海の彼方だ。
静かな時間は、本当に落ち着く。
清々しい朝だ。
朝の時間が至高すぎる。
お腹空いた気持ちと
写真撮りたい気持ちがせめぎ合う。
ということで、朝8時前には撤収
30分歩いて駐車場へ。
7月にヒビが入った足も
なんとか復活してきた。
気温差とか気圧で足が痛むようになったけど、事あるごとに「古傷が痛むぜ」とカッコつける口実ができたから、それはそれでOK。
さて、仕事だ。
また書きます。
Syuheiinoue
【今回のカメラ】
・SONY α9ii
・SONY SEL20F18G
・SONY SEL35F18
・Tokyographer OPF480-L
・Tokyographer OPF550-L
・Tokyographer OPF550-S
こちらのインフレーターマット
小さいサイズで枕付きで割と寝心地が良き。
今後の活動やプロジェクトに活用させて頂きます。ありがとうございます!