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写真撮影が楽しくなる、キャンプ場選びのヒント

こんにちは
Syuheiinoueです。

写真好きなキャンパーの皆さん、テントサイト選びには相当苦戦していませんか?汗水流しながらキャンプ道具を車に詰め込んで、道中では今回撮ってみたい写真を妄想しながらニヤニヤ。

テンションMAXでキャンプ場に着いてみたら、まぁ思った雰囲気とは違う…!曇っている!先客がいる!隣のサイトが写ってしまう…!なんて経験をされた方も多いのでは…と思います。

そんな課題に直面した時のアドバイスといいますか…経験談といいますか…良かったら是非参考にしてみてください。

結構落ち込みやすい性格ゆえに生まれたセルフケア術を伝授します(笑)


土日祝を避ける

言わずも…という感じかもしれませんが、多くのキャンパーは自然に癒されるために"特等席"を目掛ける母数が多いのは土日祝ですよね。超人気キャンプ場など一部を除いて、やはり写真撮影のために静かな時間とテントサイトは確保しておきたいところです。

それにしても、土日祝休みの皆さんは本当にすごいですよね…道中の渋滞と入場規制には心底疲れます。白馬から東京に帰る際、GWのラッシュに巻き込まれて11時間かかったトラウマが忘れられません…。

小仏トンネルゥゥ〜…大和トンネルゥゥ〜…
(´;ω;`)


テント間が近い人気キャンプ場を避ける

写真撮影がメインであれば、なるべく隣サイトの距離を取って写真を撮りたいですよね。単にアングルの自由が効かないことが一番懸念されるのですが、自分以外の要素が写ってしまうことや、それ以上に隣の人にご迷惑かけないよう気を遣ってしまうあまり、写真撮影に集中できないことも。

写真を撮っていたら、隣の子が遊びに来てそのまま親御さんと仲良くなる、みたいな経験もあるのですが、それも稀ですよね😂


谷間は日照時間が短いことを知る

山の谷間に位置するキャンプ場の多くは 山に囲まれている以上、地平線近くのサンセットを撮ることができません。一般的な日没時間よりも早く暗くなるので、サンセットを撮りたいのに谷間のキャンプ場を選んでしまうのは少しナンセンスですが、山と山の間から差し込む太陽の光は かなりユニークな存在。キャンプ場選びと、撮りたい写真は密接にリンクしているのです。


光の向きを計算する

例えば富士山や湖畔などフォトジェニックな対象があって、テントを張る向きがおおよそ決まっている場合をのぞき、太陽は東から西へ、を忘れてはいけません。光に包まれた逆光の写真を撮りたい場合は、サンセットを使用するなら西側が背景になるようにテントを設営する必要があります。日の出を狙う場合は東側…といったように少し工夫する必要があります。もちろん風向きやテント、タープの入り口方向も視野に入れておく必要もあるのですが、何も計算せず設営するより"アタリ率"が大きいので大事な要素だと感じています。

iPhoneアプリで大抵は解決するので、事前に太陽の位置を理解しておきましょう。


写真を撮る時間を想定する

キャンプ場に到着する時間の多くは、10時〜14時頃でしょうか。この時間帯では太陽はほぼ真上にある状態なので、特に林間サイトでは木漏れ日が綺麗な時間ですが、地球は常に自転しているので、数時間後も同じような光が存在することは絶対にありません。

僕のように夕暮れや朝の光を堪能したい人は、前述と被ってしまうのですが、〇〇時の太陽位置を意識したサイト作りを心がけると良いです。


曇りは日暮れを狙う

曇っていると、光に表情がないので写真を撮りづらく感じるかもしれません。そういう時は、ランタンの暖かい光を活用してみましょう。光の明暗さが無ければ、色のコントラストを楽しめば良いのです。特に曇りの日の方が青々しい世界になるため、より一層ランタンの光が映えるものです。


柔軟に考える

求めている写真が撮れない環境でも、他に撮れそうな写真を考えてみましょう。もしくは、諦めてキャンプそのものを全力で楽しみましょう!(笑)ネガティブな気持ちを引きずっても仕方ないので、早くポジティブな気持ちに切り替えてみたら、思いのほか新しいインスピレーションが湧いてくるかもしれません👍


Photoshopは悪ではない

ベストなアングル!だけど、遠くに見える人が動かない…どうしよう…!

といったように、写真の中に他サイトのテントや人が写ってしまった場合は、常識だと考えられる範囲内で修正することをオススメします。誰もがSNSに写真をアップできる時代なので、勿論肖像権や著作権のトラブルが起きる確率は0ではありません。「これは大丈夫だろう」の判断が難しい現代において、どこからどこまで常識の範囲か線引きが難しい場合は、もはやPhotoshopで消してしまった方が安全だと言えます。

とはいえ全部が全部トラブルが起きるとは到底思えないので、人であれば簡単に個人が特定できないレベル、テントサイトであれば「キャンプ場全景の一部」として撮影しておくことが安全かもしれません。そうじゃない場合は、持ち主や肖像権を持つ本人に許諾を得れば良いだけなのですが…話が脱線しました(笑)

*Photoshopで人物処理を行なった1枚


まとめ

写真撮影の世界では、シャッターを押すまでのイメトレとロケハン等の準備が結果に大きく影響します。せっかくのキャンプも楽しみたい!そして発信するなら良い写真を出したい!といった気持ちを持ちすぎて想定外に落ち込まない為にも、用意周到すぎるのも悪くないものです。

最近はコミュニケーションの場としてキャンプに行くことが多いので、そんなシビアにテントサイトを選ぶことも減ったのですが、何か参考になればと思います。

また書きます。



今後の活動やプロジェクトに活用させて頂きます。ありがとうございます!