【③プロフィールと応募文は顧客目線で】Webライターになるために意識した5つのこと
こんにちは。
都内でひっそりと生きる専業主夫です。
引き続き「Webライティング」についてです。
3ヶ月で月5万円以上+文字単価2円以上を達成し
10件以上の案件すべてで⭐︎5評価をいただき
三大出版社の業界No.1メディア案件も獲得した
過程やテクニックを、全5回でお届けします。
第3回は
「プロフィールと応募文は顧客目線で」
です。
1~2回目の記事はこちらからどうぞ。
②プロフィールと応募文は顧客目線で
顧客はなぜライターに依頼するのかを考える
世の中にあるほとんどの仕事には
顧客(クライアント)がいます。
サービス業が一番分かりやすいですが、
仕事とは顧客が物やサービスの対価として
金銭を支払うことにより成り立ちます。
※ここでは、税金が対価となる公務員や、
無償のボランティアは除きます。
コンビニ → 商品を買う人
美容院 → 髪を切る人
病院 → 診察を受ける人
あくまでも一例ですが、こんな感じです。
Webライターの場合で考えてみましょう。
Webライターの顧客とは、
記事を依頼する法人・個人です。
依頼する主な理由としては以下です。
外部に依頼した方が人件費を抑えられるから
専門的な内容のため執筆できないから
ライティングのプロに依頼したいから
前提として、こちらを頭に入れておきましょう。
競合に勝つためには
儲かる仕事は、ほかの会社や人もマネをします。
それにより、競合という存在が生まれます。
先ほどの例でいうと、
都会などにはコンビニが多く出店しています。
道を挟んですぐ向かいにあることや、
すぐ隣にあることもありますよね。
では、競合に勝つためにはどうすればいいか。
経済性(商品の価格を下げる)
独自性(その店でしか買えない物を売る)
付加価値(ポイントやクーポンをつける)
などが挙げられます。
Webライターでも同様のことがいえます。
経済性(文字単価を下げる)
独自性(専門分野がある)
付加価値(納期を厳守する、修正が少ない、レスポンスが早い)
などです。
ただし、文字単価については
「ただ単純に下げればいい」
という考えは危険です。
Webライターの収入は
記事数×文字数×文字単価
で決まります。
例えば、同じ5000文字の記事でも
文字単価0.5円 → 2,500円
文字単価1.0円 → 5,000円
と、収入に2倍の差が出ます。
クラウドワークスやランサーズを利用する場合、
そこからサービス利用料も差し引かれます。
あまりに文字単価を下げてしまうと。
労働時間に収入が見合わない結果となり
モチベーションの低下につながります。
人間の集中力はそう長くは続きません。
3ヶ月で10件程度執筆すれば、基礎的な
執筆のスキルは身についているといえるため、
以降は文字単価1円以上を目安にしましょう。
自分を安売りしすぎないように!
競合に勝つためのプロフィールとは
顧客がなぜライターに依頼するのか
競合ライターに勝つためには
ということが理解できましたら、
クライアントに営業をかける・・・の前に
プロフィールをつくりましょう。
案件に応募があったら、クライアントは
応募者のプロフィール・応募文・評価を見ます。
なお、登録したては1件も評価がありませんので、
プロフィールと応募文により決まります。
大事なことは、プロフィールも応募文も
「顧客目線」でつくるということです。
それではプロフィールについて、
悪い例と良い例を見比べてみましょう。
あくまでも、完全な初心者の場合とします。
悪いプロフィールの例
良いプロフィールの例
いかがでしょうか。
クライアントが仕事を依頼する場合、
圧倒的に後者の方だと思います。
おさえておくポイントとしては以下の5つです。
①簡単な経歴を書く(実績の担保となる)
②経験がないことや、熱意の記載は不要
③箇条書きで要点だけを分かりやすく書く
④作業可能な時間帯を具体的に書く
⑤過去の実績に基づいた強みを書く
なかなか案件が取れないという方は、
これらを意識するだけで格段に改善されます。
後は1件ずつ丁寧に対応し、評価を積み重ねていけば
それが顧客への大きなPRになります。
なお、クラウドワークスでは過去に受注した案件を
顧客も見ることができます。
そのため、あまりに低い文字単価の案件ばかりを
受注していると、高い文字単価の案件の受注が
難しくなる可能性がありますのでほどほどに。
競合に勝つための応募文とは
プロフィールが完成したら応募文です。
まず確認すべきは、案件の詳細です。
以下は、実際に存在する案件について
一部加工をおこなったものです。
仕事の詳細(例)
※重要な部分は太字にしています。
上記のような案件の場合、応募が殺到することが予想されます。理由としては以下です。
テーマが「旅行」であり、老若男女問わず趣味としている人やインスタなどで発信している人も多く、趣味の延長で執筆できると考えている
未経験でも応募が可能
その割に文字単価が1.5円~(最大8円)と相場よりも高い(初心者の相場は0.5円程度)
こういった案件の場合、私は詐欺や外部セミナー
への誘導を目的としているのかと疑います。
私もそういったスカウトがよく届きますが、
特に初心者は狙われやすい傾向があります。
(例)
・登録してまだ日が浅い
・評価や受注件数が少ない
・プロフィールに初心者と書いている
全く評価がついていないクライアントや、
求められているスキルに対し文字単価が高すぎる
案件には特に気をつけましょう。
では、上記が詐欺や誘導案件ではないと仮定して、
実際に応募文を作ってみましょう。
応募文のポイントはプロフィールと同じです。
また、
聞かれていないことを書く必要はありません。
文章量が多い=熱意にはなりません。
上記のポイントを意識して、もし私が送る場合、
参考までにこのような応募文となります。
クライアントが重視する点に
・1日1ー2時間以上は時間が取れる方
・レスポンスが早い方
・独立やフリーランスを目指す方
とあるので、
「その他」にはそれをPRする文章を書きましょう。
クライアントが「~を書いて送ってください」と
書いてあるにもかかわらず、それを無視した文章を
送った時点で、恐らく採用されません。
ただ、無視して応募する人が一定数いるため、
ルールやポイントを抑えた文章を送るだけで、
既に競合に一歩リードしているのです。
まとめ:顧客目線で書く。ただそれだけで競合に一歩リードしている!
最後にもう1度ポイントをまとめておきます。
第3回は以上です。
なお、残り2回は以下の予定です。
それでは、今回はこの辺で失礼します。