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【④実際に「仕事」としてやってみる】Webライターになるために意識した5つのこと
こんにちは。
都内でひっそりと生きる専業主夫です。
引き続き「Webライティング」についてです。
3ヶ月で月5万円以上+文字単価2円以上を達成し
10件以上の案件すべてで⭐︎5評価をいただき
三大出版社の業界No.1メディア案件も獲得した
過程やテクニックを、全5回でお届けします。
第4回は
「実際に「仕事」としてやってみる」
です。
1~3回目の記事はこちらからどうぞ。
④実際に「仕事」としてやってみる
![](https://assets.st-note.com/img/1719025622713-93OuRXb1RE.jpg?width=1200)
noteに書くのと「仕事」で書くのは全く違う!
私たちが今書いているnoteは、思ったことを
思ったときに気軽に書くことができます。
Wordpressなどに比べ、スマホでの操作性も高く、
さらに無料と、本当に良いサービスだと思います。
(※私は別にnoteの回し者ではありませんよ!)
しかし、Webライターを目指したい方にとって、
noteでの文章執筆に慣れることは危険といえます。
なぜなら、noteに書くことと「仕事」で書くことは
全く違うからです。まずはそちらから解説します。
一般的に、クラウドソーシングサイトで
募集している案件は「SEOライティング」です。
仕事でWebライティングをするのであれば、
SEOライティングへの理解が大前提となります。
SEOライティングとは、検索エンジン最適化(SEO)を意識し、Webサイトが検索結果で上位を獲得するための文章の書き方であり、本質は「検索を通じてユーザーの課題を解決する」ことです。
ユーザーがなぜそのキーワードで検索したのかを分析したうえで、そのユーザーが悩みや疑問を解決するための有益な情報を提供します。
クライアントは検索結果で上位を獲得するために、
ライターに報酬を支払い記事の執筆を依頼します。
しかし、検索結果で上位を獲得できたとしても、
すぐに離脱されてしまったら意味がありません。
そのため、「結論を最初に書く」PREP法や、
「どんな立場の人にも分かりやすく読めるか」
についても意識する必要があります。
P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)
そして、これが最も難しいところなのですが、
クライアントごとにレギュレーションがあります。
・ペルソナ(※1)を設定してから執筆する
・同じ語尾を連続3回以上繰り返してはいけない
・小見出しの下には必ず画像を挟む
・画像サイズを統一する
・他の記事とのトンマナ(※2)を統一する
といったように、クライアントごとにさまざまな
レギュレーションが決まっています。
※1:マーケティング手法において企業が提供する商品やサービスの最も重要となるユーザーモデル、つまり記事や商品を最も知ってほしいユーザー像。
※2:トーン(tone)&マナー(manner)の略称。 広告やWeb制作のデザインにおいてコンセプトや雰囲気に一貫性をもたせること。
商材のもつ世界観や企業のブランドイメージでユーザーに与える印象を統一させるためのルール。
OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校(※2)
つまり、一般的なSEOライティングのスキルを
身につけても、クライアントごとに書き方を
柔軟に変える必要があります。
noteやXのように、好きなことだけ書いたり、
その日の気分で書き方を変えたりできない
ということですね。
では、ここからは実際に記事をどうやって
作り上げるか、手順を見ていきましょう。
メインキーワードを決めて、ペルソナを作る
![](https://assets.st-note.com/img/1719026715336-jWbwx96bqI.jpg?width=1200)
まずは、メインキーワードを決めます。
最初のうちは、クライアントから
「このキーワードで書いてください」と
指定されることが多いです。
今回は「営業 やめたい」とします。
このワードでGoogle検索をすると、
「関連性の高い検索」というのが表示
されるので、目を通しておきましょう。
後々、タイトルや構成を作る際などに役立ちます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719022829581-NoDJQJ3Tj7.png?width=1200)
次に、先ほども紹介したペルソナをつくります。
しかし、そういわれてもピンとこない方も
多いと思いますので、簡単に例を挙げます。
現在、私が担当させていただいているなかに、
特定業界に特化した転職メディアがあります。
特に、今は少子高齢化による人手不足などから
「売り手市場」といわれています。
これは、採用する企業よりも採用される転職者側
の方が有利であることを意味します。
そのため、現在転職メディアの案件は非常に多く、
転職を経験したことがある人も多いことから、
初心者が取り組みやすい案件といえます。
転職関連メディアのペルソナにおいては、
転職を考える人をイメージして執筆します。
営業職の人の転職を支援するメディアの場合、
例えば、以下のようにペルソナを設定します。
性別:女性
年齢:23歳
職業:営業職
悩み:同期に比べ成果を出せず毎日怒られており、
営業職の適性がないのではと悩んでいる。
何に適性があるのかを知りたい。
もし、思いつかない場合には「Yahoo知恵袋」で
「営業 やめたい」というように検索すると、
リアルな悩みを相談していることがあります。
それらを参考にしてもいいでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1719020819473-30chjyQL7M.png?width=1200)
そして、この人を「仮想の読み手」とすることで、
記事の構成などが浮かびやすくなります。
構成を作る前に、まずは敵(競合)を知ること
![](https://assets.st-note.com/img/1719027894930-wClpzjOXwk.jpg?width=1200)
メインキーワードを決めて、ペルソナが作れたら、
次は記事の構成を作ることが一般的です。
しかし、「仕事」として執筆する以上、
構成も適当に考えてはいけません。
突然ですが、孫子の兵法の有名な一説に、
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
という言葉があります。意味としては、
戦いに勝とうと思うなら、まずは相手のことを知ること。相手を研究し、自分の得意・不得意をよく理解すれば、どんな戦いでも勝つことができる。
と解されています。
これは、現代でも活かすことができる教えです。
ビジネスの世界でも、スポーツの世界でも、
必ずといっていいほど敵(競合)が存在します。
Webライターの世界でも同じです。
特に、自分の方が後から参入する場合、
敵(競合)の方が圧倒的にそのフィールドで
勝ち残る方法を理解しているわけです。
「成功したければ成功者のマネをしろ」
という言葉も同じような意味合いです。
なので、まずは敵(競合)を知るところからです。
・業界内売上1~10位の会社の製品や技術
・甲子園ベスト8のチームの試合や戦術
ビジネスやスポーツの場合、こんな感じです。
では、Webライターの敵(競合)とは?
「SEOライティング」の目的は冒頭の通り、
Webサイトが検索結果で上位を獲得すること。
そのため、「営業 やめたい」というキーワード
で検索し、上位(1~10位)の記事を分析します。
これは、業界ではラッコキーワードというサイト
を使うことが一般的です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719022382567-5OUpEDRPUa.png?width=1200)
検索して上位表示されている記事は、
確実にSEOを意識して作成しているため、
タイトルや構成にヒントが散りばめられています。
それらの記事タイトルや構成を参考にすることで、
自然とSEOを意識した記事を執筆できるわけです。
(コピペは御法度です。あくまで参考ですよ!)
まとめ:まずは敵(競合)を知ること。敵を知らずに戦いに挑むことは、丸腰で戦場に飛び込むことと同じ!
![](https://assets.st-note.com/img/1719027143948-5bwnbOPJnb.jpg?width=1200)
最後にもう1度ポイントをまとめておきます。
・noteなどに書くのと、仕事で書くのは全く違う
→何が違うか?
SEOライティングは検索上位を取ることが目的
クライアントにより、レギュレーションが異なる
→どうすれば良いか?
PREP法や読みやすさを意識し、離脱されないこと
メインキーワードを決めて、ペルソナをつくる
敵(競合)を知るため、検索上位記事を分析する
人生においても敵を知り己を知ることは大切です。
私のヘッダー画像の文言はオリジナルですが、
「適性を理解すれば生きやすくなる」の部分が、
孫子の言葉に少し似ている感じがします。
![](https://assets.st-note.com/img/1719024140733-wREBrTwbgE.png?width=1200)
これまでの30数年の人生、色々なチャレンジをし、
そのたびに色んな失敗をして、学んできました。
今の専業主夫やWebライターもそのうちの1つです。
私は1人暮らしの時は料理なども手抜きでしたが、
結婚してからは、夜遅くまで働く妻のために
美味しい食事をつくり、悩みや愚痴を聞いたりと、
誰かを支えることに適性があると分かりました。
また、職場での人間関係、外的要因に仕事の
進捗が左右されること、満員電車での通勤
などに大きなストレスを抱えていた私ですが、
約10年間の営業経験を武器に顧客を獲得し、
クライアント側の立場で考えることができ、
面倒な人間関係や外的要因に左右されず、
在宅で好きなタイミングで好きな執筆ができる
ライターの仕事に適性があることも分かりました。
自分が何に適性があるのかどうかは、
実際に自分でやってみないと分かりません。
だからチャレンジしてみる。
失敗しても大丈夫です!
"始まり"はいつでも遅くないさ
何度でも立ち上がれ
適性のないことをひたすら続けることは、
人生においてときに大きなストレスになります。
・同僚や友人と比べ、自分が劣っていると感じる。
・上司や友人に苦手意識があり、本心が言えない。
・思い切ってチャレンジしたいことはあるけど、
周りに否定されそうで怖い。
そう思う場合、あなたが戦う(生きる)場所は
他にある可能性があります。
世間体や価値観を気にして生きていたら、
いつまで経っても自分を幸せにはできません。
あなたにとっての幸せとはなんですか?
第4回は以上です。
なお、残り1回は以下の予定です。
⑤1件1件、丁寧に納期厳守で取り組む
それでは、今回はこの辺で失礼します。
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