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シンガポールの警察事情

 シンガポールは、ルールが厳しいことはみなさん、ご存知でしょうか。

 道へのゴミのポイ捨て、公共の場での飲酒、交通機関へのドリアンの持ち込みなどにも罰金がかされます。

 また、シンガポールの警察も大変有能ですので、犯罪を了知したら、犯人逮捕に最善をつくします。 
 
 例えば、シンガポールの交通機関内で痴漢行為について、考えてみましょう。

 男性が、バスの中で女性の脇腹あたりを触りました。
 被害女性は、おかしいなと思いながらも、触られた時には確信がもてなかったので、声を上げませんでした。 しかし、家に帰って改めて考えてみると、やはり痴漢をされた様な気がする。 そこで女性は警察に相談に行き、翌日男性は逮捕されることとなりました。

 しかし、ここで疑問が。
 
 現行犯逮捕できなかったのに、なぜ男性の居場所がわかったのでしょうか。

 実はシンガポール、公共交通機関内はもちろん、道の至る所にCCTVがあります。 たとえ、現行犯逮捕ができなくても、犯行の前後からカメラで当事者を特定し、職場や住居まで警察がやってくることとなります。

 前後の行動まで詳細にカメラで確認をしますので、やっていません、当時はそこにいませんでした、というような、言い訳も通用しません。 

 シンガポールは性犯罪に対しては厳しく罰する傾向がありますので、一度の痴漢でも、Jail行きとなってしまいます。

 痴漢以外でも、シンガポールで邦人が、ルールが分からずに逮捕されてしまう、また酔っ払ってルール違反を犯してしまうということは、割とあり、そうすると前科がついてしまうことに。。。 

 また、シンガポール人の女性は芯が強いですので、被害を受けたら、すぐに警察にかけこみ、日本の様に泣き寝入りという状況にはなりません。  

 日本の様に電車内で痴漢がほぼ毎日の様に行われているとか、シンガポールでは考えられませんね!

 女性の立場からすると、痴漢行為は非常に卑劣極まりない行為。

日本の警察も本気をだしてほしいものです。 



 

 

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