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サシ飲み的対談第二弾(一般参加枠)ゲスト:清水麻衣さん[後編]

こちらの記事の内容は「お酒が飲める人達へ」のリリース記念企画『サシ飲み的対談』として、8月1日に劇団こいろは主宰の清水麻衣さんをお招きして行った、ツイキャス配信の内容をテキストに起こしたものです。

少:少年(しょーや) 清:清水麻衣

清水麻衣のお酒エピソード②

少「ライナーノーツにも色々細かくお酒エピソードを書いたんですけど、僕、ちょっと前までバンドをやってて、そのバンドを辞めたんですけど、辞めた原因のひとつがメンバーの酒癖の悪さやったんで。なんかやっぱりお酒の飲み方って大事やなって。お酒の飲み方ひとつで人の信頼って失っちゃうなぁって思うんで」
清「うちの主人もそうなんですよねぇ」
少「そうなんですか?!」
清「お酒の飲み方は、やっぱり考えて頂きたいなぁ。何回お迎えに上がって、横断歩道に寝ている所を拾いに行ったか」
少「横断歩道で?!(笑)」
清「横断歩道に寝ていて、タクシーの運転手さんに『大丈夫?!』って言われているのをしばらく見つめて」
少「なんで?!はよ迎えに行こうよ(笑)」
清「ちょっとしばらく様子を見てから迎えにいきました(笑)」
少「今でこそこうやって笑い話に出来ますけど、その当時ってやっぱり大変ですよね」
清「そうですね。主人自体が大男なんで、身長180cmくらいの」
少「あ、じゃあ、俺と一緒くらいかも」
清「そうそう。だから持ち上げる事も出来なくて、片腕も重すぎて引きずることも出来ない」
少「やばいやばい」
清「なかなか自分の力では持ち上がらないんで、とりあえず一緒に飲みに行ってたお友達を電話で呼んで『どうしてこんな事になったんや?』って原因を突き詰めて」
少「電話で呼んだんや(笑)」
清「『誰が悪いのかなー?みんな悪いよなー?』って」
少「冷静に怖いパターンや(笑)」
清「『なんか言うことあるやろ?』『申し訳ございませんでした』って言って『せやなぁ』って感じで」
少「『せやなぁ』でいいんや?!それで済むんや?!」
清「皆酔っ払ってるから、その場のテンションってその子達にはすごく大事で、楽しいし、若いっていうのもあるから、若気の至りなんかなぁっていうのもあって」
少「そういう話って、次の日とかに話しても覚えてなかったりすることない?」
清「全然覚えてないんやけど、一回冷静にさせるための一言っていうのがあって……男の人って居酒屋行ったあと大体二軒目にキャバクラとかガールズバーに行くじゃないですか」
少「え、わからん(笑)」
清「割と行くんですよ」
少「統計的に見てって感じ?」
清「そうそう。二軒目にバー行く人とか、二軒目も居酒屋の人とか、二軒目からはキャバクラとかガールズバー行く人とかがいて。うちの主人は大体二軒目も三件目もガールズバーとかキャバクラに行くタイプの人。電話した時とかも酔っ払ってるんで『今から店行くから、店どこか教えて?』って言うとスンッ……ってなるんですよね」
少「あー、バレるから(笑)」
清「それとか『飲んでるんや?どこの店で飲んでるん?』『いや、えっと…』『どこの店で、飲んでるん~?言えやん場所なんかなぁ?』みたいな感じです。そしたら次の日とかに『昨日は本当にすみませんでした……』って言われますね」
少「やっぱ、飲み方って大事やなぁ」
清「大事です。だから、そのための曲ですね、あの曲は」
少「そうですね。間違いない」
清「居酒屋でかかってて欲しいもん」
少「『お酒を飲むな!』っていう趣旨の曲ではないんで、『飲んでもええけど、飲むなら飲み方を考えよに』って曲ですね」
清「そうそう」
少「色んな視点で気がつく面があるんじゃないかなって思ってます。飲みすぎてしまう当事者の人もそうやし、それを介抱しなきゃいけない人にも何か通じるものがあるんじゃないかな」
清「あと、お店の人ね」
少「あぁー!確かにそれもありますね」
清「当事者にも、第三者にも絶対響く曲やと思ってます」
少「間口が狭そうで意外と広いかもしれないですね、この曲」
清「あと、今後二十歳になってお酒を飲み始める若者達にも聴いて欲しい」
少「あぁー!今まだ飲めへん人にもね」
清「お酒って大変なんやで、どっち側になっても考えなあかん事あるんやで、っていう曲かな」
少「なんか、意外な間口の広さに今気づいてます」
清「全然、家族とかでも聴いたほうがいいと思います。お酒飲んで帰ってきた後の人の対応をする奥さんとか旦那さんとか子供、じいちゃんばあちゃんとか。心配するし、『またやらかしてー』って笑い飛ばせる時と、言葉を失う時とがあるんで」
少「飲む人本人も何がどうなるか分からんし、何が起こるかも分からんもんね」
清「『知らん所にアザあるー!』って事があった人も居ますからね」
少「なんかの番組やったかネットで見たんですけど、お酒を楽しく飲めるのはほろよい程度までっていうのを見ました」
清「最初の1杯~3杯くらいまでがいいんかな?って私は思います」
少「ほろ酔いで止めておかんと周りに迷惑がかかったり、記憶がなくなっちゃったりするんで、ちょっとぽかぽかして気分がいいなーってくらいで止めておくのがいい飲み方みたいですね」
清「嗜む程度で」
少「そうですね、嗜む程度で」
清「嗜む程度とかほろ酔い程度だったら私達も普通に会話が出来るから、お酒の席が怖くなくなる」
少「そうですね」
清「それも踏まえて、聴いて下さいね?」
少「はい、お願いします!」
清「まとめるっていう(笑)」
少「いい感じにまとめてもらいました(笑)」

『劇団こいろは』について(SNSリンクあり)

少「あと残り15分くらいなんで、清水さんが何者かっていう話をしたいんですけど」
清「はい」
少「僕も所属させてもらってる劇団こいろはっていう演劇集団があるんですけど、その主宰さんなんですよね」
清「一応、代表をやらせて頂いております」
少「この劇団こいろはについて詳しく話したいなーと」
清「私今までファンタジーの舞台を色んな所でやってきて思ったんですけど、ファンタジー自体もめっちゃ面白いけど、それよりはもう実際にあった話を脚色して舞台にするっていうちょっとシュールめなやつをやりたいって思ったらもう作ってたんですよ、劇団を。思い立ったら即行動っていうより、思ってる間に行動してて(笑)私の中ではもうちょっと練ってからやろうと思ってたのにいつの間にか『あれ?もう始まってる?』ってスタートしたのが劇団こいろはなんです」
少「だってまだ今年の3月から始まったばっかですもんね」
清「そう、始まったばっかり。だから、舞台自体まだやってないんですけど、色んな事を準備中です。インスタは結構動いてるんでそっち見てもらえれば」
少「あと、今日(8月1日)からTwitterも公開しましたね」

【劇団こいろは SNS】
Instagram:@gekidankoiroha
Twitter:@gekidankoiroha

清「公開しました!劇団員14~15人くらい居るんで、その団員たちが何者なのかっていうのがこれからのツイートで明かされていくと思います。役者とかダンサーもいて、その中で異色のしょーやさん」
少「異色ってなに(笑)」
清「いやもう、しょーやさんの音楽のカラーはしょーやさんにしか出せないんで。私の中では自分の劇団を立ち上げようって思った時に、楽曲の担当はしょーやさんしかおらんって頭の中でそれだけを考えてきて……」
少「なんかそれ僕、20回くらい聞いた覚えがあるんですけど……」
清「めちゃめちゃ言ってるんですけど、大事なことなんで何回も言わさしてもらうんですけど、私の劇団の曲を作るのはこの人!っていうのがもうしょーやさんなんで。私はしょーやさんを天才やと思ってるんで」
少「(笑)」
清「しょーやさんは、そんなことないよ~って言うかもしれないですけど、恐らくしょーやさんを知ってる人はみんなしょーやさんの事を天才やと思ってるはずなんですよね。私の中では」
少「いやいやいや(笑)」
清「今回しょーやさんが出した"お酒が飲める人達へ"もやっぱり舞台にしたいっていう思いがすごくあって、しょーやさんの曲がメインの芝居をやらせてほしいって頼みました」
少「僕自身もちょうどこの曲はリリックビデオとかで寸劇っぽい感じのことをやってみたいなって思ってたんですごいちょうど良かったですよ」
清「お互いの気持ちが合った瞬間ですよね」
少「ね。ほんとに」
清「もう二つ返事で『やるー?』『やるー!』みたいなテンションで」
少「僕音楽担当やのに脚本書いてるからね(笑)」
清「(笑)この歌がもう脚本みたいな部分もあるしね。来年すぐにでも舞台をやりたいなと思ってるんで、そちらの情報も楽しみにして頂いて」

劇団こいろはの生配信チャンネルについて

少「今こうやって僕らツイキャスで配信してますけど、劇団こいろはのほうで生配信の計画もあって、かなりでかいニュースなんですよ。そちらも今準備中です」
清「めちゃめちゃでかいニュースなんで、自分たちもびっくりした。Twitter見て頂いた方は分かるかも知れませんけど、まだ劇団こいろはを知らない人は見てもらった時に『劇団こいろはってなにー?え、こことやってんの?!』みたいなビックリがあると思います!」
少「殆どの劇団員が最初『え、スパム?』って思ってたもんね」
清「私も最初、『私きっと騙されやすいから夢見てるわ。これは相談せな』と思って。『なぁ、これってさ……詐欺?』って(笑)」
少「よくよく聞いたら本物やったからね」
清「それも後々詳しく公表すると思うんで、まずは劇団こいろはのTwitterをフォローして待っておいて頂ければなと思います」
少「近々どんどん情報を流していけると思うんで、今回の曲をきっかけに楽しみにしていて欲しいですね」
清「そうですね」

清水麻衣の最新情報

少「清水さんのほうで何か告知とかありますか?」
清「え……告知して……いいんですかぁ……?」
少「もし何かあればぜひ!」
清「今めっちゃわざとらしい言い方しましたけど(笑)」
少「(笑)」
清「私、今月の8月29日の日曜日に京都の祇園にあるコンセプトカフェでお芝居をやらせて頂くことになってます。もし、京都近い方は来て頂けたらなと思います」
少「今回の配信で清水さんを知ってくれた方はぜひ清水さんの活動もチェックしてもらって、何かの繋がりになってくれると嬉しいですね」


そろそろおひらき

少「残り5分くらいになってきましたけど、喋り足りない事ないですか?」
清「喋り足りないことですか?死ぬほどあるんですけど!」
少「えぇぇ?!」
清「しょーやさんの曲が好きって話ならもう1日では収まらない感じなんですけど」
少「……あれやったら、もう1枠延長します?」
清「いや、でもそうすると他の方が聴き疲れるかも知れないんで、私結構マシンガントークなんで(笑)もうこの枠で終わったほうがいいかな、と」
少「分かりました(笑)」
清「ただ、私が声を大にして……大すぎてもう近所迷惑なくらいのテンションで喋ってるんですけど、しょーやさんの曲は、偉大!はい、さんはい。"しょーやさんの曲は、偉大!"」
少「え、一緒に言わなあかんかった?!(笑)」
清「私しか言ってなかったけど(笑)ぜひ、全貌を聴いて頂きたいです。これ以上いくと話長くなるなぁ。"語ル嗣ス"の話をめちゃめちゃしたくなってきた……。今回の曲があなたのなにかのきっかけになるといいなって思ってます。本人みたいに言ってみました(笑)」
少「(笑)いやでも、ほんまにその通りなんですよ!僕の作る曲って基本的に万人受けするようなものじゃないんで」
清「結構コアなファンがつきそう」
少「コアなファンと言うか、コアなテーマが多い(笑)やから、しょっちゅう聴かなくても、たまに聴いてもらえるだけでも嬉しいなって思います。知ってもらえたらいいな。まさかそんな絶賛したコメントを頂けるとは」
清「私はめちゃめちゃしょーやさんのファンなんで。ご存知かと思いますが」
少「存じております」
清「私の大好きな曲たちを、ぜひ色んな人に聴いて欲しいなっていうただただ切なる願い」
少「ありがとうございます。ただただ、ありがとうございます」

▼清水さんが話したがっていた「語ル嗣ス」はこちら▼


▼前編はこちら▼


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