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素敵な服を着よう

・序文

服は毎日着なくちゃいけません。どんなに面倒でも、社会で活動する人間の義務です。
毎日毎日適当に買った無難な色の服を組み合わせるだけで、服装考えるの面倒くさいなあ、つまらないなあって思っている人も多いでしょう。

そんな人々に向けて、ただの服好きの素人から一つ提案があります。
あなたも素敵な服を着ませんか?

・素敵な服とは?

あなたが気に入った服です。ユニクロでもプラダでも良いです。洋服じゃなくて着物かもしれないし、どこかの国の民族衣装かもしれないし、レディースかもしれない。とにかく「あ、なんかいいな」と思った服です。マネキンやショーケースにふと目を奪われたら、それがあなたの素敵な服です。
素敵さは見た目以外にもあるでしょう。生地の手触りが好き。着心地がいい。洗濯機でガシガシ洗える頑丈さがある。何でもいいです。好きな作品のコラボTシャツとかでも良いです。
サイズも、そんなに関係ありません。入らないほど小さいとか、引きずるほど大きいとか極端なものでなければ着ることができます。

・素敵な服を着ると何がいいの?

素敵な気分になります。
素敵な服は翼です。着ていると心が軽くなります。素敵な服は鎧でもあります。来ていると心が強くもなります。
ただ散歩に行くだけでも、素敵な服を着ていると「わあっ」となります。

・素敵な服を着るには?

「服は素敵だけど、でもこれ自分には似合わないかもなあ」
「どうやって着ればいいか分からないなあ」
こういう考えがあなたが素敵な服を着るのを邪魔するでしょう。これの解決策があります。

買ってください。そして家に持ち帰ってください。鏡の前に持って行ってください。着てください。着られました。

・素敵な服を調伏しよう/素敵な服に服従しよう

家に連れて帰ってきて仕舞えばこっちのものです。その素敵な服にあなたの今まで買い集めてきた無難な服達を片っ端から合わせてください。無難な服は奇抜なアイテムにも有る程度マッチしてくれます。ファッションの知識が何にもなくても、総当たりすればいい感じのコーディネートに辿り着けるはずです。
そうすれば、それがあなただけの素敵な服、素敵なコーディネートになるのです。
もしくは、服屋に素敵な服を着て行って、店員に「これに合うやつを選んでください」と頼んで素敵な服の配下をリクルートするのも良いでしょう。

・結語

難しく考える必要はありません。着たい服があったら、買ったら着られるんです。その場でコーディネートが思いつかなくても、家の手持ちで総当たりすればいいんです。
試行錯誤の過程は人目につかないので、誰にもとよかく言われません。何気なく歩いている時に目に留まった、あのマネキンの服、思い切って着てみませんか?

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