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信頼するほど氣が強くなり、頑張りは不要になる

私達の行動は、恐れに基づいたものか、信頼に基づいたものしかない、ということについて、以前書いたことがある。

※個人的に気に入ってる記事です😆

「このままだと、恐ろしいことが起きるから今から手を打っておかなければ」
とか
「このままだと間に合わなくなるから、急がなければ」という気持ちはすべて、恐れから生じる行動だ。

恐れから動く行動は、体が収縮し、氣が内側にこもるようになるので、苦しくなり、結果を出すためには力を入れて頑張らなくてはいけなくなる。

意識は未来にではなく、現状の問題や、障害物にとらわれ、実際、現実も失敗に行きやすくなるのだ。

反対に

「これをするのはワクワクするから、なんとかなるでしょ」
という氣や
「ちょっと怖いけど、心の底からやりたいことだから、やってみよう!」
と思いながら、心が晴れやかになる動機は、信頼に基づく行動だ。

信頼から動く行動は力が抜けて、心も体も軽くなり、氣が外側に広がっていくので、楽しみながら結果を出すことができるようになる。

意識は現状にとらわれず、「自分が叶えたい」と思っている未来にフォーカスし、実際に望む結果が出やすくなるのだ。

あなたが自転車で移動中、道に道路標識や停車中の車といった障害物があった時「ぶつからないようにしよう」と思いながら、障害物を意識して運転すれば、車体はグラグラし、ぶつかりやすい現実へと近づいていくだろう。

障害物をスムーズにかわしながら目的地に行くには、障害物を見るのではなく、行きたい先を見るのだ。

合気道の実習で最初にやることだが、しっかりと遠くを見据え、宇宙に向かって光が出ていることを最初にイメージするだけで、力をまったく入れなくても、相手を軽々と投げられるような状態になれる。

この時、シンプルに力を抜いて、光が出ているイメージを信頼できればいいのだが、初心者のうちは、ちょっとした周りの変化によって、すぐに恐れや疑いが出てきて、イメージが崩れてしまう。

光のイメージは、あくまで心の中に描いているだけのものなので、目に見ることができない。だから

「本当に自分はできているのだろうか」
「自分にこんな難しいことができるのだろうか」

人によっては「万が一、ダメだった時に力を入れて頑張ってみようか」と、信頼ではなく、恐れから万が一の保険をかける人もいる。

そして、その保険をかけた分だけ、光が出る方にイメージが行かなくなり、実際うまくいかない方に結果がでやすくなる。

それよりも「なんとかなるでしょ」と全幅の信頼を預け、楽観的な感覚でいることで、光が遠くまで出ることを意識しやすくなり、自分の望む結果が出やすくなるのだ。

この光のイメージは、もっと私達の身近なところで言えば、将来こうなりたい、といった「夢」や「ビジョン」のことを言う。

ちょっとした周囲の変化―――たとえば、失敗したり、人の目を気にしたりする方に意識を向けるのではなく、ずっと「夢」や「ビジョン」の方に意識を向け続けられるか、それによって、力を抜いたまま、のぞみ通りの結果を引き寄せられるか大きく変わってくるのだ。

信頼か恐れは、0か100しかない。

80信頼していて、20恐れや疑いがあったら、それは信頼しているとは言えないからだ。

「あなたのことを80%信じています」と友達やパートナーに言われたら、あなたはどんな気分になるだろうか。

100信頼するのはシンプルだ。そこに理由も、計算も必要なく、ただ「決める」だけの世界だ。

信頼の世界に行くと決めた瞬間に、恐れや疑いたくなるような現実がやってくることも、時にはあるだろう。

それでも最後まで信頼の道を選び続けることが、大きく氣を出し、楽しく、力を抜きながら、望んだ通りの現実を引き寄せていく秘訣だ。


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