【SBI証券】手数料無料の米国ETFを比較
前回のnoteではSPYとSPYDのトータルリターン比較を行いました。
2015/10/22以降ではSPYのほうがリターンが高い結果となりました。
別のETFでも同様の分析をしてみたいと思います。
今回比較するETF
今回はSBI証券で手数料無料で売買可能な以下ETFで分析をしてみます。
VT : バンガード トータル ワールド ストックETF
VOO : バンガード S&P 500 ETF
VTI : バンガード トータルストックマーケットETF
IVV : iシェアーズ S&P 500 ETF
SPY : SPDR S&P 500 ETF トラスト
EPI : ウィズダムツリー インド株収益ファンド
DHS : ウィズダムツリー米国株高配当ファンド
DLN : ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド
DGRW : ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/stock/pop6040_etf_us.html
SBI証券の場合はSPYは売買手数料無料、SPYDは有料でしたので、前回の比較結果はSBI証券の場合は少し違った結果となりますね。
手数料考慮版の比較も可能ですので、ご興味ある方がいらっしゃればコメント等でご連絡いただければと思います。
せっかくなので、SBI証券の通常の手数料を確認しておきます。
米国株式委託手数料
0.45%で上限手数料の20ドルを超えるには4,445ドル必要です。
資金に余裕がある場合は4,445ドル以上の一括投資を行うことで、取引手数料率を引き下げることができます。
それでは分析結果を見ていきます。
比較前提条件
1.比較期間は2013/05/22〜2022/05/06
※運用開始が一番遅いDGRWを基準に設定
2.毎月100ドルずつ積立投資(比較期間では合計10,800ドルの投資)
3.配当は20.315%の配当課税を引いて再投資
比較結果
高配当銘柄を多く含むDLN、配当成長銘柄を多く含むDGRWがランキング上位に来る結果となりました。
2022年に入ってからの弱気相場で比較的持ちこたえており、
SPY, VOO, IVVなどのS&P500指数連動型のETFを抜く形となっています。
SPY, VOO, IVVはほぼ横並びですね。
おわりに
前回noteのSPY, SPYDの比較とは違い、高配当ETFであるDLNが好成績を残す結果となりました。
ただ、過去の結果が良かったからといって、将来も同様の傾向が続くとは限りません。この結果をもとに投資対象を決定する場合、どういった考え方をする必要があるかを次回見ていきます。
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