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このままだと日本は滅ぶ

2024年8月下旬、日本テレビによるインタビューで、ファーストリテイリングの柳井正会長が「少数精鋭で仕事するということを覚えないと、日本人は滅びるんじゃないですか」と語った。


☆☆☆



彼はこのままだと日本は滅ぶと言った。

この言葉が、1ヶ月経った現在、波紋を呼んでいる。

他の経営者や実業家たちが柳井社長の言説に対して自分の意見をかぶせてきているのだ。

それがこちら。





このままでは日本が滅ぶに対する意見

出典:産経新聞

まず最初にこの人たちすっごくバカだから、高橋洋一さんが言うように、マクロ経済学とミクロ経済学を分離していく。

中学時代から東大過去問を説き、18で東大理1以外受けず、現役合格して数学者となった高橋洋一さんの意見が一番クオリティが高い。

それがこちら。


嘉悦大の高橋洋一教授は

”日本が滅びる滅びないは金融政策や財政政策といったマクロ経済の話。柳井氏も前沢氏も企業経営、すなわちミクロ経済の話をしており、経営のやり方は山ほどあるため、どちらが正しいかなんて分かるはずない

出典:同上

仰るとおり。

彼らはバカだからマクロとミクロを履き違えている。

もうちょっと厳密に言うと、「マクロのミクロ化」をしている。

わざとやってるから質が悪い。

彼らは、経営側(ミクロ側の人間)なので、日本はもう滅びる!

だから規制緩和!優秀な移民人材を寄越せ!受け入れろ!金寄越せ!

という文脈に文章を改変させるのだ。

日本は滅ぶとはマクロ(国家規模)の事象である。

なら国家規模の話をしなければならない。

ファーストリテイリングの話をしている暇はない。

滅ぶから金寄越せ。制度を変えろ。滅ぶからもっと稼がせろ。自分の都合の良い様に、日本の少子化を捉えすぎている。

一握りの優秀な外国人移民を受け入れ、少数精鋭以外は無職にする。ウチは入社させない。優秀なの以外いらない。日本人は要らない。優秀じゃないから。

ってそれミクロ(個人)の話ですよね。

柳井社長、それは経営の話ですよ。バカなの?

マクロを自分の都合の良い様に制度改変させ、ファーストリテイリングに都合の良い様に移民政策を国に働きかけ、策定させ、執行し、優秀な一握りの移民を獲得したい。

つまり金寄越せ!

のセンテンスはマジでウザい。柳井社長はバカだからもう少し黙っていてほしい。

前澤社長がどんだけまともな方なのかがよく分かる。

日本をより良くしよう、日本はこんなもんじゃない。日本はもっと良くなる。俺がよくする。日本人の所得を増やそう、日本人を優遇し、入社させたい。これが前澤社長。ド・ローカル。

日本人はいらない。バカだからいらない。優秀な一握りの移民以外いらない。滅びるんじゃないですか?

これが柳井社長。

柳井社長はバカだから仕方ない。

ただこの人たち全部ミクロ(個人の意見)の話をしてる。

よって、マクロの少子化の話をすると、柳井社長はアホだから、既に間違っている。

このままでは日本が滅ぶは間違い。

正解は、このままではアジアは滅ぶである。

韓国のハンギョレ新聞が良い統計データを使っているので見ていこう。

一部紙面を抜粋する。


「人口の崖」が特に深刻な東アジア諸国、なぜ?(1)より抜粋

"実際に、国連経済社会局が昨年7月に発表した「国連世界人口推計2022年」を見ると、東アジアの少子化危機が特に深刻であることが分かる。

世界238カ国の合計特殊出生率(2021年)を低い順に列挙すると、世界ワースト10以内に香港(1位、0.75人)、韓国(2位、0.88人)、シンガポール(5位、1.02人)、マカオ(6位、1.09人)、台湾(7位、1.11人)、中国(10位、1.16人)の6カ国が入っている"

出典:ハンギョレ新聞

世界の全ての国々を合計特殊出生率の高い順(多く子を産む順)に並べると、世界ワースト10位以内に台湾、韓国、中国、マカオ、香港など東アジアの国々が6ヶ国入る。

この6ヶ国はすべて儒教圏の(結婚しないと子供を産まない)、東アジアの国である。

ちなみに、ここに当時合計特殊出生率1.3だった日本を入れるとワースト7全部東アジアの国である。

柳井社長はバカだから気づいてない。

滅ぶのは日本じゃない。東アジア。東アジアは遅かれ早かれ全て滅ぶの

人間が消滅するのが既に確定した地域。それが東アジア。

こんなの人口統計学者の常識。

ちなみに、滅ぶのは東アジアだけである。

ハンギョレ新聞の後編パートにもそれは統計データを使って精緻に載っていいる。

韓国グッジョブ。

一部抜粋する。


「人口の崖」が特に深刻な東アジア諸国、なぜ?(2)より抜粋

"同じアジアでも、儒教文化圏でない国々は少子化から相対的に自由だ。

カトリックの国であるフィリピンの出生率は2.75人、仏教国のベトナムは1.94人だ。

イスラムの国であるマレーシア(1.80人)、インドネシア(2.18人)なども似たような水準だ。ヒンドゥー文化圏である南アジアのインド(2.03人)、イスラムの国であるパキスタン(3.47人)、中央アジアのカザフスタン(3.08人)、ウズベキスタン(2.86人)なども2~3人台にのぼる"

出典:ハンギョレ新聞

マクロにおいて滅ぶのが確定しているのは東アジアのみ。

世界平均は2.3人で、合計特殊出生率は2.07以上ならその社会の人口は増え続けるため、世界の人口は今後も増え続ける。消滅するのは東アジア。

儒教文化圏だけである。

では、なぜ、儒教圏だけ出生率が低いのか。

それは儒教圏の奴等がまともだからである。

儒教圏以外は未婚や非婚でも出産するが、儒教圏の国々では、結婚しないと絶対に子を成さない

アメリカのヒスパニック辺りだとセックスして生まれたら仕方ない、育てるか。となる。

が、日本では、未婚でセックスして女性が妊娠してしまうと、不運な子供だから、育てて上げられないからごめんねと言い、人工中絶する。

女性の高学歴化により未婚化・晩婚化が起き、さらに既婚しないと中絶。

これが日本社会である。

令和3年度の中絶件数が統計データ取れるので、中絶・妊娠ゲームを少し組んでみる。

このマクロの事象において、ミクロ経済学を使ってみよう。

令和3年度の出生数と中絶件数はこちら。


日本の中絶件数と出生数(令和3年度)

  • 人工中絶件数:12万6,174件(*出典1

  • 出生数: 81 万 1,604 人(*出典2

出生数811,604人で中絶件数126,174件。

これはゲーム理論的に、私たちは結構運の良いゲームであったと言える。

なぜなら、中絶せず(フィリピンや欧米のキリスト教カトリック系の教義は、お腹に宿る受精した子は人間と見なすため、それを殺すことは殺人罪に該当し、十戒違反、教義違反となる)本来生まれてきた子は、出生数811,604人+中絶件数126,174件の合計で93万7,778人。

つまり出生率:86.5%。中絶率:13.5%。

日本人として生まれて来る場合、7.4回に1回は中絶され、母体のなかで死んでいる

日本人は基本的に生まれてこれない。

日本はヘビーな社会なのだ。

日本人として生まれてこようとすると、7.4回に1人の子供は、中絶で母体のなかでぶっ殺される。合法的に殺されている。

生まれてくる前に既に死んでいる。これが日本社会

なぜなら日本は儒教圏の国だから。

婚姻前に交際状態で愛し合い付き合ってるだけで子を成すと、育てられないことから、社会的に殺している。

年間12万6,174人の子を殺している。

結婚もせず子を成すなんて不潔。不謹慎。いますぐ産婦人科へ行って堕ろして来なさい。と、親や家族に疎まれ、蔑(さけず)まれ、我が家の恥とされる。

子を生んでも、結婚していない場合、祝福なんてされない。これに晩婚化が合わさるため、人口が減るのは当然である。

同じく令和3年度の殺人件数は874件(*出典3

日本の産婦人科はシャバより144.3倍、日本人を殺している。

私たちは子供を殺しすぎている。

日本の産婦人科では1日に345.66人(126,174/365)ずつ子供がぶっ殺されている。

道路交通事故の100倍生まれてくる前に日本人は子を殺す。

子供の居ない快適な生活がしたい。子を成す負債(子供に毎日飯を食わせるのが面倒、育てられない、殺す!)、という快楽に沿って私たち日本人は生きている。

義務を履行しない。

私たちは子供を殺しすぎている。15~19歳の日本人女性の妊娠は61.9%が中絶。6割殺している。

私たちのロシアンルーレット・ゲームにおいて、親御さんが10代での妊娠であった場合、6割弱の確率であなたは本来死んでいる。

あなたは生まれる前に死んでいる。

私たち日本人は生まれてこれる確率はかなり低い。

14歳以下の日本人女性は79.6%が人工中絶。大体8割の子供は生まれる前に死ぬ(*出典4)。祝福されない。死ぬ。死ぬのだ。

私たちは生まれる前に、毎年中核都市1つ分の子供をぶっ殺している。

日本は滅ぶ。当たり前だろ!!!

(おしまい)


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