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天気予報の嘘。日本の夏は、猛暑よりむしろ寒い件

Yahoo!ニュースで天気予報見てたら、今年の日本は猛暑。


☆☆☆



ほら!こんなにも暑いでしょ。

本州全域、猛暑日から逃げられない。

日本に居る限り暑さからは逃げられない。

という記事があった。

これ↓



■2024年7月8日関東の天気予報

出典:Yahoo!ニュース

■2024年7月7日、昨日の全国の天気

出典:Yahoo!ニュース

関東甲信で40℃に迫る危険な暑さ!

本州全域が猛暑日です。

くれぐれもこまめな水分の補給を。


地震速報や災害警報もそうだけど、視聴者を不安にし、人々から注目を集める。

アクセス数を荒稼ぎし、そこに掲載された広告を何度も表示させる。

人から注目を集めるのに一番良いのは人々の不安



人を不安にさせる情報を夥しく垂れ流す。

大げさに報道する。

土石流に日本人が飲み込まれた貴重な映像や、地震で家屋が倒壊し、娘が下敷きになり、家主が泣いている映像。

これらを流すと、高視聴率を確保でき、多くの金をスポンサーから受け取れる。

それは別に日本人の民度だし、良いんだけど、嘘言わないでもらえますか。

日本の夏、本州はどこも暑いとか、嘘言わないでもらえますか?

2枚目の日本列島の画像は全部真っ赤か真っ黄色。

あたかも本州全域が猛暑日(最高気温が35℃以上の日)であるかのように見える。

しかしもう一度貼るから、よく見てみよう。



■もう一度よく見よう

出典:同上

右側にある気温計。

20℃から25℃とTシャツ1枚じゃ肌寒い、シャツや薄めのスウェットを着込まなければ生活できない、涼しいを通り越して寒い気温すら黄色で表示させている

あたかも本州全域が35℃を越えたかのような真っ赤な映像を映し出す報道ばかり続くが、この猛暑日が続く7月の初旬でも、最高気温が25℃以下の地域が本州に幾つも存在する

たとえば本州最北端、大間のマグロで有名な青森県大間町と、その東に隣接する風間浦村。

ここ↓



■本州最北端、下北半島の市町村図

出典:国土交通省ホームページ

この本州最北端の2市町村の天気を、日本でもっとも信頼できる天気予報サイト、ウェザーニュースで10日間分見てみるとこうなる。



■ウェザーニュースで10日間分天気予報(青森県大間町)

出典:ウェザーニュース

■ウェザーニュースで10日間分天気予報(青森風間浦村)

出典:ウェザーニュース

最高気温が晴れの日ですら24℃なんですけど。

24℃だとTシャツ1枚じゃ少し寒いくらい。

上着にシャツが必要な天気ですよね。


嘘言わないで貰えますか?

本州は南北に非常に長い国土なんです。

それ村とか町やろ!大都市はどこも猛暑日だよ。

本州に逃げられる場所なんてないんだよ!

嘘言わないで貰えますか?


人口108万人の政令指定都市、仙台市の気温をチェックしてますか?



■ウェザーニュース(宮城県仙台市)

出典:ウェザーニュース

仙台の夏の気候は晴れ日が極めて少ないことが特徴だけど、それ以前の問題として、30℃超える日がないんですけど

どこが猛暑日(35℃以上の日)なんですか。

ネットで嘘言わないで貰えますか?


札幌で猛暑日が突発的に起きた時だけ危険を煽るよう報道し、あたかも東北や北海道でも大都市は暑い!

とか言う変な情報をネットで大量の人に配信して、嘘ばかり報道して、不安を煽って、掻き立て、金を稼ぐ程度の低いビジネスモデル、止めてもらえませんか。

インターネットは嘘ばかり

嘘しか載ってない。


しかも嘘情報を土台にAIが情報収集して、ネット民全員で嘘で議論し合ってるしw。

日本のネットやべえ。



■嘘記事でAI・有識者・ネット民が議論

出典:Yahoo!ニュース
出典:同上

労働改革とか言ってるw。

え、なんでみんな地理の勉強しないわけ。

意味不明すぎ。


嘘情報集計したAIが結果間違った解答してるから、嘘の情報で全員間違った議論してる。

もはや地獄絵図w。


本州最北端の日本の夏は、東西南北、四方のうち、南部以外すべて海の青森県下北地域は常に肌寒い。

統計データを取れば分かること。

沿岸部だから最高気温と最低気温の差異がほぼない

最低気温と最高気温の差が少ない。

しかも夏と冬の温度差が少ない。

つまり、ケッペルの気候区分で言うと、下北半島はCfa(温暖湿潤気候)ではなく、Cfb(西岸海洋性気候)に区分される

短い夏と長い冬。そして7月の最高気温の平均は22℃しかない。



■下北半島の年間最高気温・最低気温

3月までは最高気温が4℃しかないけど、4月から11月までは比較的過ごしやすい。

でも4ヶ月という長い冬があり、世界でも有数の豪雪地帯であり、そして夏がほぼない。

温暖湿潤気候は夏と冬の温度差が激しい。

それに対して、ヨーロッパに多い(厳密にはユーラシア大陸の東側、アジア地域に多いのが温暖湿潤気候であり、西側に多い気候が穏やかな西岸海洋性気候である。ちなみに、ユーラシア大陸でなくとも巨大な大陸の東側は温暖湿潤気候であり、西部は西岸海洋性気候である。アメリカ大陸東部のニューヨークが猛暑と積雪地帯なのに対し、同じ大陸の西側にあるシアトルやバンクーバーは穏やかな西岸海洋性気候とはこのことである、高校地理の教科書に載ってる通り)

夏の下北半島は極めて過ごしやすい気候。

東北の夏は涼しい通り越して少し肌寒いの!

こんな当たり前のことすらネットでは報道されない。

嘘ばかり書く。

教科書以下。いつもでたらめ。

大げさな画像ばかり作る。

ウェザーニュースの画像を見ろと言いたい。



■ウェザーニュースの熱中症警戒アラート

出典:ウェザーニュース

47都道府県で暑いのは21都道府県のみ

26都道府県では熱中症がほぼ起きないのに労働改革するの?

意味不明すぎ。

東北、特に日本海側はむしろ寒いまである。


嘘を垂れ流して金儲け。

これが日本のネットニュース。

嘘を嘘と見破れない者に、インターネットは難しい(笑)

高校地理の教科書をもう一度読み返したほうがいい。

(おしまい)


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