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好きなことを仕事にして貧乏人になるか、人がやってほしいことをやって、お金持ちになるかについて

私は偏差値46の高校を卒業し18歳から仕事を始めました。

すぐ入院して障害者になってしまったため、健常者として仕事した期間は2年もありません。


☆☆☆


高校の先生、別に中学でも小学でも構いませんが、学校の先生って輩は頑張れば夢は叶う。

と無残なことを言います。なぜでしょうか?


なぜなら夢が叶い念願の教師になった人たちだからです。高校教師の採用試験の合格倍率は7%台です。

100人受けると93人が落ちる試験です。


そして教壇に立てるのは、選ばれた夢を叶えた少数派の人たちです。

試験を受けた93%は高校教師の夢を諦め別の仕事をしています。よって、こっちが多数派であり、こちらこそがほんとうの社会の姿です。私たちはみんな敗者側です。


社会人のほとんどは夢叶わず、別に好きでもない仕事をしています。

頑張れば夢は叶うのか?いいえ。叶いません。


途中で夢を諦める人間がほとんどであり、叶わないで仕方なく別に好きでもない仕事をしている。

これが社会の多数派です。


よって成功体験しかない優秀な教師は夢見がちであり、牧歌的であり、ポエマーです。ドブ水を飲んだことがありません。

死地を経験したことがありません。

たとえば3日で1食ずつのご飯とかいう悪夢を、凄惨な失業と無職の日々を、貯金を切り崩す恐怖の生活を、経験したことがないのです。


だから好きなことを仕事に選べ。

好きなことで食べていけ。とか意味不明なことを言います。奴らは民間での社会人経験がなく、社会を知らなすぎるのです。


私も前の会社では年収420万円もらってて、月給は障害者のくせに手取りで28万円でした。

別に好きなことなんてしていませんでした。


好きなことではなく社長がやってほしい!と言ったことを、こちらは好き嫌いに関係なくひたすら仕事してました。

仕事に選り好みなんてしませんでした。


会社の製品とか別に興味ないけど、会社の製品紹介ページを永遠とWebサイト上にアップし続け、会社のブログも執筆し

好きでもないのに書き続けました。


その結果が手取りで月28万円だったわけです。

いま障害が悪化し、好きなようにブログで好き勝手に記事を書いてますが、売上はずっと0円です。


3年間好き勝手に仕事してきて、ずっと収入は0円です。

先月から寄付を募集したけど、1500人に1人が寄付してくれるくらいで、生計を立てられるほどの所得ではありません。


そのため、破産しており、いまは生活保護者です。好きであり得意なことをしているのに、です。

これについてぼんやりと考えていたのですが、元物理学者であり、現在は作家の藤沢数希さんがよいツイートをなされています。


年収が1人で上場企業くらい(10億円くらい)ある人間の仕事観を貼って、学校の先生との意識の乖離を検証してみましょう。

学校の先生は、これを食い入るように見るべきです。

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