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人生が変わった本?

だいぶ前に弟から本を借りた。その本がとても面白かったので、読み終えてから「人生が変わった」と伝えた。

しかしこれは嘘である。
嘘をついたのでは無い。「人生が変わらない本」など存在しなかったのある。どんなにつまらない本でも、つまらないということを知るのだから、その後の人生でその本に再会したときのリアクションは変わるはずだ。ほら、人生変わっちゃってんじゃん。

安易に「人生が変わった」などというべきではなかった。ただただ安直であった。人生は救霊予定説のようなものではなく、無限の変化の中にある。

誰かが決めたのではなく、自分で切り開くものだ。なぜそう言い切れるのかというと、そう考えている方が楽しいからである。
たしかに、誰かが決めた人生というのを否定することはできない。だが、自分で切り開くものというのも否定できないはずである。
より、自分に合っていて楽しい方でいいんじゃ無いかなあ、とテキトーに考えている。

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