オタ活と経済

2023年はコロナ渦が始まった2020年以来の大きな変化が訪れると思う

それは単純に行動制限が緩和され2019年以前の活況に戻っていくという歓迎されるものだけではない

既に生活面で実感がある通り去年来物価が上がってきておりオタ活の現場も例外ではいられないということ

前々からファンが減ってくるとレギュレーションを厳しくする運営があるとの批判を目にすることがある

批判する者の解としては安易にレギュレーションに手を付けるのではなくより高いクオリティを目指してファンを取り戻すことによって利益をあげよということだと思う

しかし物価高については光熱費も上がるのだから活動拠点たるライブハウス等の使用料があがるということでありまたそれは業界共通且つ市場拡大を伴うとは限らないものであるのでクオリティの向上でファンを獲得し利益を獲得しようという試みの限界を超える可能性が高い

つまり遅かれ早かれ2023年は1,000円でチェキ1枚という相場観を転換せざるを得なくなるだろう

とはいえそれをしたところで10枚とか20枚とかそれ以上積んでいたオタクが枚数を減らして消費額を変えなければ消費されなくなったチェキの原価分と何十秒レベルの量的コストしか節約されないので価格転嫁分ほどの効果がないことが想定される

となるとチケット価格に転嫁せざるを得なくなると考えられるので恐らく無銭はやりにくくなるだろうし無銭をやめると新規獲得やヘビーリピートが難しくなるので市場が縮小する危惧がある

結果としてコロナ渦で多くのアイドルが活動終了を余儀なくされたことと同様のことが物価高によって起こる可能性が高い

オタクとしては価格転嫁の徴候がみられたときにその背景を推察して従前と変わらない量を消費できるかが問われる年になると思う

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