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最近気になった本#10

いやー、間があきました。
ほらほら。こうなるのは分かっていたんですよ。
多分これからも思い出したように更新する、そんなペースでいくことでしょう。

最近の私といえば夢でも常備を入れ替えてます。入れ替え終わったと思ったらまた新たな常備がくる。わんこ常備の夏がやってきました。

ヤマケイ文庫 大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち(山と渓谷社)

山と渓谷社から出している文庫なのでヤマケイ文庫というのですが、ラインナップを見てみると結構面白い本を出しています。手塚治虫の作品集(山だけと思っていたら海も出てました)とか、昨年発刊された『きのこの自然史』もよく売れました。
さてこちらの本、以前はヤマケイ新書で刊行されていたのですが、文庫化に際してなんとオールカラーに!カラーでこの値段ってすごいのでは?と思っていたら、著者の方もその件に触れてました。

https://note.com/virtualsoil/n/n77d68c947d9e

本は旬の短いフルーツのように店頭に並び、すぐに姿を消します。

そうなんです。本との出逢いは一期一会だと私は思っています。次に買おうと思っていると二度と出逢えない本もあったりします。
これいいな、と思ったらそのままレジへ連れていくのをおすすめします。
買えなかった本は後々後悔するのです。

小林快次監修 新・恐竜骨格図集

これはもう眺めているだけで楽しいので、ぜひ書店で手に取ってみてください。恐竜好きにはたまらない一冊ですし、そこまで好きじゃなくても引き込まれます。私が子どもの頃にこの本に出逢っていたら、ひたすら画用紙に骨格を描き移していたことでしょう(図鑑の内容を模写するのが好きな子どもでした)。

編集協力の土屋健さんは今月発売された講談社ブルーバックス『カラー図説 生命の大進化40億年史 古生代編 生命はいかに誕生し、多様化したのか』の著者でもあります。

ナースのための形成外科 治療・ケアマスターガイド(メディカ出版)

ナース向けの形成外科の本は珍しいのでは?
と思って調べたら12年くらい前にもメディカ出版さんから『形成外科・美容外科の知識と実際』というタイトルで出されていました。
他にはないニッチな一冊だと思うので、形成外科はもちろん、外科系の看護師さん、それ以外の看護師さんなど広い範囲でにおすすめしたい本です。

そして、類書がないということでもう一冊。

製品別でみる接触皮膚炎(学研メディカル秀潤社)

学研メディカル秀潤社から出ている皮膚の本、『虫と皮膚炎』もそうですが目のつけどころが面白いというか興味深いですよね。
目次をみると接触皮膚炎を起こす可能性のある日常で使う化粧品や医薬品、おなじみの家庭用品がカテゴリごとにずらりと並んでいます。写真も豊富なので十分に活用できる一冊ではないでしょうか。
こちらも皮膚科以外の先生方や看護師さんにも手に取って欲しい本です。

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