見出し画像

脱海外

農作物に欠かせない肥料の多くを海外に依存している日本
今、国内での調達に目が向けられている

ウクライナ危機などに伴う化学肥料の高騰で、下水汚泥に含まれるリンを使った肥料の利用が広がっている。これまでは化学肥料が容易に入手できていたことや、下水汚泥という負のイメージがあり、活用は1割にとどまる。今こそ足元の資源を生かした循環型農業への転換が急務だ。

2022年8月26日 日本農業新聞

下水道汚泥から再生リンを回収している神戸市は、施設を新たに建設するなどして増産を図る方針だ。ロシアの軍事侵攻や中国の輸出制限を背景にリンの国際価格が急騰し、下水由来の“国産リン”の需要が増えていることが背景にある。再生リンが原料の肥料「こうべハーベスト」の売り上げも10月末時点で昨年度の2倍と伸び、販売を担うJA兵庫六甲も再生リンの増産を期待する。

2022年11月17日 日本農業新聞

JA全農ふくれんは、福岡市と連携して、下水から回収した再生リンを肥料原料とした肥料を開発し、来月から販売を始める。肥料価格が高騰する中、循環型社会も見据えた取り組みで、一般の肥料より2割程度安価で販売するという。

2022年8月29日 農業協同組合新聞

肥料も地産地消の時代へ!と
なるのでしょうね