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サウナ備忘録第39回【東京・RAKU SPA 1010 神田】

銭湯の正当進化、秋葉原散策のお供にぜひ(SHIZUKUの時も同じようなこと言ってる)。

39本目、神田のRAKUSPA1010さん。
いい意味で極楽湯系列とは思えない施設、ライブ遠征等で高速バスに揺られて早朝東京に着くオタクだったら間違いなくヘビロテしてる。

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秋葉原駅からざっくり徒歩五分くらい、電気街からやや離れた場所に鎮座しているこちらの施設。
MAP上だとここだけど無くない…?と思ってたら普通にありました、玄関以外の主張が弱すぎるんじゃ。
サウナコースは三時間で910円、通常の銭湯コースは驚きの三時間470円!
銭湯かよ!(銭湯です)

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休憩スペースを経由、そこはかとなくおしゃれ。
熊谷のおふろcafe bivouacを彷彿とさせるスタイリッシュさ、結構な数の椅子もあるのでよっぽど混んでなければ難民にはならなそう。

んでお風呂。
浴室内に関しては正直なところ「ちょっと強い銭湯」って感じ。
まずね、単純に狭いのよ。
温泉は炭酸泉と替わり湯のみ(ちなみに行った当時の替わり湯は養命酒的なサムシングですっげぇ良かった、執筆にあたって公式サイト見たらちょうど進撃の巨人コラボらしく「ハンジの湯」だった、イカれてる)。
常連の紳士様方がこぞって炭酸泉入っているので芋洗い状態、洗い場も決して多くないのでちょっと混むと厳しそう。
まぁでもそれはそれ、大都会AKIHABARAの好立地にあるんだから広さ・バリエーションを求めるのも酷ってもの。
こちとらサウナが良ければ満足なんでい、てやんでい。

サウナはね、狭いです。
ただこっちの狭さは快適さを感じる類のやつ、表記は100度なんだけど湿度と狭さのマリアージュで数値以上に汗かけるんです。
出入りが激しいと温度が下がるのは狭いサ室の宿命、割り切って静寂を祈りたいところ。
ところがどっこい!静寂を切り裂く爆音テレビがそこにはあった!
音でっかい&画面までが近いのでテレビっ子にはたまりません、こんだけ存在感が強いと無視出来ないレベルなのでテレビ嫌いの人も割り切って映像を楽しんだほうが精神衛生上良いです(ちなみに行った当時の番組ははやぶさの帰還ニュース、助かった…)。

水風呂は驚きの12度、意外とピーキーな設定。
一人用、マウント富士の水風呂が思い出されるサイズ感。
上がって五歩で休憩スペースなんですが壁に一体化してるタイプの椅子なので好き嫌いわかれそう。

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外気もないし、内湯のバリエーションは乏しい。
けど都会の真ん中に良質なサ室とキンキンに冷えた水風呂にサクッと入れることに大きな意義があると思います。
ここを目的にサウナ遠征とかだと肩透かしだけど、冒頭でも言った通り秋葉原散策とセットでこそ真価を発揮する施設(SHIZUKUの時も同じようなこと言ってる)、一度はぜひ。

次回、「ラッコの為に鐘は鳴る」

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