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どうしてこんな気持ちになるんだろう



3月。それはどこも卒業シーズンである。


僕○○の高校も卒業を迎える






少し暖かい陽が教室を照らす放課後


??:○○君!今日もこっち!グイッ


○○:茉央、分かったから笑


同級生の茉央に裾を捕まれ○○は廊下に2人で座り込む


○○:相変わらずここが好きなんだね笑


茉央:いいやん、ここだと秘密基地みたいな感じして好きやもん!


○○:秘密基地が好きなんてまだまだ子供だね笑


茉央:うるさい!子供心を忘れてないって言ってや笑


その後も2人でふざけあい


茉央:やっぱこの時間好きだなぁ


○○:急にどうしたの笑


茉央:いや?何となくそう思っただけ笑


○○:そっか笑


茉央:終わって欲しくないなぁ((ボソッ


○○:ん?なんか言った?


茉央:んーん、別に!


「あと何日で卒業」は言わずにただ笑いあって過ごす2人



またある日


茉央:今日さ、彩がめっちゃ可愛くてさーーーー


○○:、、、あはは笑そうなんだ笑


茉央:○○君?


○○:(、、、こんな日々ももうすぐ終わっちゃうんだよな、、、、、あれ、、、涙が、、、)


茉央:○○君?大丈夫?


○○:、、、、、大丈夫だよ、、、グスッ


茉央:な、なんで泣くん!?


○○:、、、いや、茉央とのこんな関係も終わっちゃうのかなって想ったら切なくてさ、、、グスッ


○○:最近、茉央との時間が楽しいって思うほど胸の奥がすこしチクってして、、、


茉央:○○君、、、


○○:ごめんね、、、


茉央:、、、茉央もそうやから、そんなこと言わんといてや、、、グスッ


○○:まっ、茉央!?


茉央:茉央もな、最近なお楽しいって思っててん。なのになんでこんなに切ないんだろうって思っちゃったんよ、、、


○○:茉央、、、


茉央:○○君は大切な友達、だけど特別。だけど茉央たちって友達止まりなんかな、、、?

○○:、、、どうなんだろ、、、、、


○○はその場で何も言えずその場が流れる



またある日


📱ピロンッ


授業中、○○のスマホが鳴る


通知の主をたどると、そこには


○○:茉央?


茉央から「暇やから非常階段に来てや」その一言が送られてきていた。



○○:ガタッ、先生、トイレ行ってきます


○○はそう言い非常階段に向かう



茉央:あ、やっと来たんや


○○:茉央、仮にも授業中だよ?笑


茉央:良いの、たまにはサボりたかったんや笑

○○:まあ、わからなくもないよ笑


茉央は声をひそめ話す


○○は茉央がひそめて喋ることにより、ギリギリまで近づき話す


茉央:なんか近いな///


○○:わっ、わざとじゃない、わざとじゃないよ!///


○○:(なんで言い訳したんだろ、、、別に言えばいいのに、、、)


茉央:、、、なあ、○○君?


○○:ん?どうしたの?


茉央:なんだかんだ茉央たち、いつも一緒に帰っとったよなぁ


茉央のその一言により、今までの思い出が少しずつ浮かび上がってくる


初めて出会った4月


○○:あ、隣の席の○○です。よろしくね?


茉央:あ、五百城茉央です。茉央って呼んでいいからね


○○:あ、じゃあ僕も○○でいいよ。よろしくね茉央。



茉央:○○君よろしくなー



文化祭を過ごした9月


茉央:○○君、早く行こ!グイッ

○○:わ、分かったから引っ張らないで笑


茉央:楽しみやね!


○○:そうだね笑



茉央との思い出が沢山溢れ出して来る



○○:、、、僕は茉央と過ごせて楽しかったよ


茉央:なんなんそれ///


茉央:、、、でも、こうやって過ごせるのもあとどれくらいなんやろうね、、、



○○:、、、どうなんだろうね。


○○はまた曖昧な感じで返事をし茉央と共にその場を去る



○○:(茉央とはもっといたい、、、、、何なんだろう、この気持ち、、、)


○○:(もしかして、、、これが好きってことなのかな、、、、、でも、これを伝えたら、僕らの何かが変わっちゃう気がする、、、どうしたら、、、)


茉央:(この思い、伝えたいけど、、、、、どうしよう。伝えたいのに苦しい、でもこの関係も嫌じゃない。でも苦しいよ、、、!)

2人の思いが交錯する中、時は少しずつ進んでいく



そして迎えた卒業式


○○:茉央、、、卒業おめでとう。



茉央:○○君こそ、、、卒業おめでとうやね。

○○:茉央、、、話があるんだ。


茉央:、、、茉央もやで。


○○:、、、僕から話してもいいかな?


茉央:うん。ええよ。


○○:、、、茉央とすごしてきたこの学生生活課はすごく楽しかった。ほかの何よりも楽しくて、かけがえのないものでした。


茉央:、、、茉央もやで。


○○:この関係が高校で終わるのはすごく嫌だ。


○○:だから、、、、、僕と付き合ってくれませんか。


茉央:、、、はいっ。喜んで!

無事に付き合った2人。これからもこの2人は幸せにすごしていくのだろう、、、







ここまで読んでくださりありがとうございます!
今日のヒロインは茉央ちゃんです!


今日のお話はとある歌をモチーフにしたものなんですが分かりましたかね?分かったらさすがにすごいとしか言えないですけど、、、笑


明日は大学で事前指導みたいなのあるので少し内容薄めになりますが書きますのでお楽しみに!


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