【田舎暮らし倶楽部】兵庫八鹿伝統の青大豆を絶えさせない。天然醸造味噌を広めたい


醤油、味噌、豆腐、納豆。
口にしない日はないというくらい、私たちの生活に馴染みのあるもの食品です。

これらの共通点は全て大豆製品であること。
日本人が世界に誇るべき”和食”文化は、大豆なしには語ることができないのです。

しかし、これだけ国内で消費されているのにも関わらず、大豆の自給率は25%ほどと、ほとんどを輸入に頼っている状況。
大豆のみならず、日本の食料自給率の低さは先進国の中でワースト並みと深刻な状況です。

そんな中、兵庫県但馬地方にある中山間地・養父市を拠点に「八鹿浅黄」という青大豆を栽培、加工している『田舎暮らし倶楽部』さん。

黄緑色をしている「八鹿浅黄」は、通常の白大豆に比べ甘みが強く、皮が薄いため加工に適しているという品種。
この地方で古くから栽培されて来た在来種ですが、後継者不足や収益の低さから一度は途絶えてしまう危機にさらされたことも。

彼らはそんな歴史ある農作物を耕作放棄地を復活させ、栽培。
加工して味噌にし、販売することで地域の雇用と農業の問題を解決し、元気にしていこうという取り組みに挑戦しています。

はじめはほんの一握りの「八鹿浅黄」から始まったこのプロジェクト。
地域の農家さんの助けを借りながら、栽培を進めました。
無農薬・化学肥料不使用というこだわりっぷり。
味噌の作り方も一から教わり、美味しい味噌を作れるようになったそうです。

そんなたくさんの時間をかけて丁寧に作られてきた「八鹿浅黄」とその味噌をもっと多くの人に知ってもらいたい!という気持ちから、今回のクラウドファンディングに挑戦。

リターン品にはもちろん「八鹿浅黄」を使った味噌や湯葉、さらには民宿の宿泊券など盛りだくさんです。(※金額によって変動あり)

魅力あるプロジェクトに多くの支援が集まり、当初の目標である60万円を突破。
ネクストゴールとして設けた80万円も達成し、大成功を収めました。

支援によって集まった資金は、味噌の製造費や新パッケージ作成費、販売宣伝費に使用されるそうです。


私も食料自給率の低さには、もっと深刻に考えなければ…思っています。
大量生産はなかなか難しいけれど、こうして日本国内で良いものを作ろうとしている方々を応援できれば良いなと思います。

『田舎暮らし倶楽部』さんのHPより、「八鹿浅黄」の味噌を購入することができます。
気になった方はぜひチェックしてみてください。

【クラウドファンディングページ】兵庫八鹿伝統の青大豆を絶えさせない。天然醸造味噌を広めたい


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